火山情報

        
令和6年3月27日14時00分 福岡管区気象台、、鹿児島地方気象台発表

<口永良部島に火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表>
 口永良部島では、火山活動に低下傾向が認められますが、引き続き新岳火
口及び古岳火口の周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可能性がありま
す。
<噴火警戒レベルを3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引下げ>

<噴火警報・予報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 引下げ (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m

<噴火警報・予報(対象市町村等)>
火口周辺警報 ━━━━━━ 切替 (前の状況:火口周辺警報)
 鹿児島県屋久島町
<噴火警報・予報(対象市町村の防災対応等)>
火口周辺警報:入山規制等 ━ 継続 (前の状況:火口周辺警報:入山規制等)
 鹿児島県屋久島町

<火山の活動状況等>
 口永良部島では、古岳火口付近を震源とする火山性地震が昨年(2023
年)6月以降増加し、その後増減を繰り返しながら多い状態が続いていまし
たが、1月中旬頃から減少しています。また、その他の観測データにも活発
化を示す特段の変化は認められません。
 
 火山活動に低下傾向が認められますが、新岳火口及び古岳火口付近での火
山性地震の発生が続いており、火山ガス(二酸化硫黄)の放出も少ないなが
ら続いています。また古岳火口付近で、地熱域が引き続き観測されています。
 
 これらのことから、口永良部島では新岳火口及び古岳火口から1kmを超
え、また西側は新岳火口から2kmを超えて影響を及ぼす噴火が発生する可
能性は低くなったと考えられますが、引き続き火口周辺に影響を及ぼす程度
の噴火が発生するおそれがあります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<補足事項>
**(参考:噴火警戒レベルの説明)**
【レベル5(避難)】:危険な居住地域からの避難等が必要。
【レベル4(高齢者等避難)】:警戒が必要な居住地域での高齢者等の要配
慮者の避難、住民の避難の準備等が必要。
【レベル3(入山規制)】:登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制
等。状況に応じて高齢者等の要配慮者の避難の準備等。
【レベル2(火口周辺規制)】:火口周辺への立入規制等。
【レベル1(活火山であることに留意)】:状況に応じて火口内への立入規
制等。
(注:避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なる)
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第26号
令和6年3月27日14時10分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 口永良部島では、火山活動に低下傾向が認められますが、引き続き新岳火
口及び古岳火口の周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可能性がありま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 口永良部島では、古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震が2
023年6月以降増加し、その後増減を繰り返しながら多い状態が続いてい
ましたが、1月中旬頃から減少しています。新岳火口付近の火山性地震は、
少ない状態となっています。
 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、2023年7月以降増加し、8月か
ら9月にはさらに増加しましたが、その後は次第に減少しています。
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されていましたが、11月頃から停滞しています。
 
 以上のことから、口永良部島では新岳火口及び古岳火口から1kmを超え、
また西側では新岳火口から2kmを超えて影響を及ぼす噴火が発生する可
能性は低くなったと判断し、本日(27日)14時00分に噴火警戒レベル
を3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引き下げました。
 
 一方、口永良部島では火口付近の浅いところでやや活発な地震活動が継続
しており、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量や古岳の地熱活動は2023年
6月からの活動以前の状態より高まった状態で推移しています。
 
 これらのことから、引き続き新岳火口及び古岳火口の周辺に影響を及ぼす
程度の噴火が発生するおそれがあります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、29日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第25号
令和6年3月25日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 3月22日から25日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は確認されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mまで上がりました。


 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、やや多い状態で経
過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、少な
い状態で経過しています。

 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されていましたが、11月頃から停滞しています。

 口永良部島では、火口付近の浅いところでやや活発な地震活動が継続して
おり、新岳及び古岳火口周辺において噴火が発生する可能性があります。


<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、29日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第24号
令和6年3月22日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 3月18日から22日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は確認されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mまで上がりました。

 
 18日から19日にかけて実施した現地調査では、引き続き古岳火口東側
及び新岳火口西側割れ目付近に地熱域を確認しましたが、特段の変化は認め
られませんでした。
  
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、やや多い状態で経
過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、少な
い状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されていましたが、11月頃から停滞しています。
 
 口永良部島では、火口付近の浅いところでやや活発な地震活動が継続して
おり、新岳及び古岳火口周辺において噴火が発生する可能性があります。


<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、25日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第23号
令和6年3月18日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 3月15日から18日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は確認されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上100mまで上がりました。

 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、やや多い状態で経
過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、少な
い状態で経過しています。
 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、8
0トンと少ない状態でした。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されていましたが、11月頃から停滞しています。
 
 口永良部島では、火口付近の浅いところでやや活発な地震活動が継続して
おり、新岳及び古岳火口周辺において噴火が発生する可能性があります。


<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、22日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第22号
令和6年3月15日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 3月11日から15日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は確認されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上300mまで上がりました。

 
 13日に九州地方整備局の協力により実施した上空からの観測では、新岳
火口及び古岳火口から白色の噴煙が火口縁を超えない程度に上がっているこ
とを確認しました。前回(2023年11月24日)の観測と比較して噴煙
の状況に特段の変化は認められませんでした。また、地熱域の状況について
も前回の観測と比較して特段の変化は認められませんでした。

 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、概ねやや多い状態
で経過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、
少ない状態で経過しています。

 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、4
0トンと少ない状態でした。

 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されていましたが、11月頃から停滞しています。
 
 口永良部島では、火口付近の浅いところでやや活発な地震活動が継続して
おり、新岳及び古岳火口周辺において噴火が発生する可能性があります。


<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、18日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第21号
令和6年3月11日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 3月8日から11日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせします。
火口付近の浅いところでやや活発な地震活動が継続しており、新岳及び古
岳火口周辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は確認されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上300mまで上がりました。

 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、概ねやや多い状態
で経過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、
少ない状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されていましたが、11月頃から停滞しています。
 
 口永良部島では、火口付近の浅いところでやや活発な地震活動が継続して
おり、新岳及び古岳火口周辺において噴火が発生する可能性があります。


<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、15日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第20号
令和6年3月8日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 3月4日から8日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせします。
火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳火口周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で白色の噴煙が最高で火口縁
上100mまで上がりました。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上3
00mまで上がりました。
 
 6日に実施した現地調査では、古岳火口東側の地熱域が縮小していること
を確認しました。新岳火口西側割れ目付近の地熱域に特段の変化は認められ
ませんでした。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、概ねやや多い状態
で経過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、
少ない状態で経過しています。
 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、3
0トンと少ない状態でした。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されていましたが、11月頃から停滞しています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳火口周辺において噴火が発生
する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、11日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第19号
令和6年3月4日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 3月1日から4日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせします。
火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳火口周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で白色の噴煙が最高で火口縁
上100mまで上がりました。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上3
00mまで上がりました。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、概ねやや多い状態
で経過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、
観測されませんでした。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されていましたが、11月頃から停滞しています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳火口周辺において噴火が発生
する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、8日(金)16時頃に発表の予定で
す。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第18号
令和6年3月1日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 2月26日から3月1日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせし
ます。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳火口周辺にお
いて噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は確認されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mまで上がりました。

 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、概ねやや多い状態
で経過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、
少ない状態で経過しています。
 2月28日に継続時間の短い火山性微動が発生しました。
 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、数
十トン以下と少ない状態でした。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されていましたが、11月頃から停滞しています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳火口周辺において噴火が発生
する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、4日(月)16時頃に発表の予定で
す。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第17号
令和6年2月26日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 2月23日から26日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳火口周辺におい
て噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は確認されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上100mまで上がりました。

 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、概ねやや多い状態
で経過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、
少ない状態で経過しています。

 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、3
0トンと少ない状態でした。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されていましたが、11月頃から停滞しています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳火口周辺において噴火が発生
する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、3月1日(金)16時頃に発表の予
定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第16号
令和6年2月23日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 2月19日から23日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳火口周辺におい
て噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は確認されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mまで上がりました。

 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、概ねやや多い状態
で経過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、
少ない状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されていましたが、11月頃から停滞しています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳火口周辺において噴火が発生
する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、26日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第15号
令和6年2月19日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 2月16日から19日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳火口周辺におい
て噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で白色の噴煙が最高で火口縁
上100mまで上がりました。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上3
00mまで上がりました。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、概ねやや多い状態
で経過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、
少ない状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されていましたが、11月頃から停滞しています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳火口周辺において噴火が発生
する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、23日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第14号
令和6年2月16日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 2月12日から16日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳火口周辺におい
て噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で白色の噴煙が最高で火口縁
上100mまで上がりました。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上3
00mまで上がりました。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、やや多い状態で経
過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、少な
い状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されていましたが、11月頃から停滞しています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳火口周辺において噴火が発生
する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、19日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第13号
令和6年2月12日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 2月9日から12日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせします。
火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳火口周辺において
噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で白色の噴煙が最高で火口縁
上100mまで上がりました。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上2
00mまで上がりました。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、やや多い状態で経
過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、観測
されませんでした。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されていましたが、11月頃から停滞しています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳火口周辺において噴火が発生
する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、16日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第12号
令和6年2月9日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 2月5日から9日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせします。
火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳火口周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は確認されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mまで上がりました。

 
 8日に実施した現地調査では、引き続き古岳火口東側及び新岳火口西側割
れ目付近に地熱域を確認しましたが、特段の変化は認められませんでした。

 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、多い状態で経過し
ています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、少ない状
態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されていましたが、11月頃から停滞しています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳火口周辺において噴火が発生
する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、12日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第11号
令和6年2月5日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 2月2日から5日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせします。
火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺に
おいて噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は確認されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上100mまで上がりました。

 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、やや多い状態で経
過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、観測
されませんでした。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されていましたが、11月頃から停滞しています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、9日(金)16時頃に発表の予定で
す。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第10号
令和6年2月2日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 1月29日から2月2日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせし
ます。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその
周辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で白色の噴煙が最高で火口縁
上200mまで上がりました。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上3
00mまで上がりました。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、やや多い状態で経
過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、少な
い状態で経過しています。
 
 1月29日から30日にかけて実施した現地調査では、引き続き古岳火口
東側及び新岳火口西側割れ目付近に地熱域を確認しましたが、特段の変化は
認められませんでした。
 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、3
0トンと少ない状態でした。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されていましたが、11月頃から停滞しています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、5日(月)16時頃に発表の予定で
す。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第09号
令和6年1月29日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 1月26日から29日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周
辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で白色の噴煙が最高で火口縁
上100mまで上がりました。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上1
00mまで上がりました。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、やや多い状態で経
過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、少な
い状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されていましたが、11月頃から停滞しています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、2月2日(金)16時頃に発表の予
定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第08号
令和6年1月26日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 1月22日から26日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周
辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は確認されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mまで上がりました。

 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、少ない状態で経過
しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震も、少ない
状態で経過しています。24日に新岳西側山麓付近のやや深いところで規模
の小さな火山性地震が1回発生しました。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されていましたが、11月頃から停滞しています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、29日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第07号
令和6年1月22日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 1月19日から22日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周
辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は確認されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上400mまで上がりました。

 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、概ね少ない状態で
経過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、少
ない状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されていましたが、11月頃から停滞しています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、26日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第06号
令和6年1月19日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 1月15日から19日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周
辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は確認されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mまで上がりました。

 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、多い状態で経過し
ています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、少ない状
態で経過しています。
 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、3
0トンと少ない状態でした。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されていましたが、11月頃から停滞しています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、22日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第05号
令和6年1月15日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 1月12日から15日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周
辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は確認されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上100mまで上がりました。

 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、やや多い状態で経
過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、少な
い状態で経過しています。
 
 11日から12日にかけて実施した現地調査では、引き続き古岳火口東側
及び新岳火口西側割れ目付近に地熱域を確認しましたが、特段の変化は認め
られませんでした。
 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、6
0トンと少ない状態でした。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されていましたが、11月頃から停滞しています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、19日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第04号
令和6年1月12日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 1月8日から12日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせします。
火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺
において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では白色の噴煙が最高で火口
縁上80mまで上がりました。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上3
00mまで上がりました。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、概ね多い状態で経
過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、少な
い状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されていましたが、11月頃から停滞しています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、15日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第03号
令和6年1月8日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 1月5日から8日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせします。
火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺に
おいて噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上400mまで上がりました。

 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、多い状態で経過し
ています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、少ない状
態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、12日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第02号
令和6年1月5日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 1月1日から5日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせします。
火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺に
おいて噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上400mまで上がりました。

 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、多い状態で経過し
ています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、概ね少な
い状態で経過しています。
 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、5
0トンから80トンと少ない状態でした。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、8日(月)16時頃に発表の予定で
す。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第01号
令和6年1月1日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 令和5年12月29日から令和6年1月1日15時までの口永良部島の活
動状況をお知らせします。火山活動が高まった状態であることから、新岳及
び古岳の火口やその周辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mまで上がりました。

 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、多い状態で経過し
ています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、少ない状
態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、5日(金)16時頃に発表の予定で
す。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第78号
令和5年12月29日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 12月25日から29日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせし
ます。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその
周辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mまで上がりました。


 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、多い状態で経過し
ています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、少ない状
態で経過しています。

 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、1
00トンとやや多い状態でした。

 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、令和6年1月1日(月)16時頃に
発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第77号
令和5年12月25日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 12月22日から25日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせし
ます。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその
周辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上300mまで上がりました。

 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、概ね多い状態で経
過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、概ね
少ない状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、29日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第76号
令和5年12月22日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 12月18日から22日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせし
ます。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその
周辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mまで上がりました。

 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、やや多い状態で経
過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、少な
い状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、25日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第75号
令和5年12月18日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 12月15日から18日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせし
ます。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその
周辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mまで上がりました。

 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、やや多い状態で経
過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、少な
い状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、22日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第74号
令和5年12月15日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 12月11日から15日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせし
ます。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその
周辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上400mまで上がりました。

 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、やや多い状態で経
過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、概ね
少ない状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、18日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第73号
令和5年12月11日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 12月8日から11日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周
辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mまで上がりました。

 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、5
0トンと少ない状態でした。

 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、多い状態で経過し
ています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、少ない状
態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、15日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第72号
令和5年12月8日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 12月4日から8日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせします。
火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺
において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mまで上がりました。

 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、1
00トンとやや多い状態で経過しています。

 6日から8日にかけて実施した現地調査では、引き続き古岳火口東側及び
新岳火口西側割れ目付近に地熱域を確認しましたが、特段の変化は認められ
ませんでした。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、概ね多い状態で経
過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、概ね
少ない状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、11日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第71号
令和5年12月4日16時10分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 12月1日から4日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせします。
火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺
において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mまで上がりました。

 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、1
00トンとやや多い状態で経過しています。
 
 古岳火口付近の浅い所を震源とする火山性地震は、やや多い状態で経過し
ています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、少ない状
態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、8日(金)16時頃に発表の予定で
す。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第70号
令和5年12月1日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 11月27日から12月1日15時までの口永良部島の活動状況をお知ら
せします。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口や
その周辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mまで上がりました。

 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、概
ね100トンとやや多い状態で経過しています。
 
 火山性地震は、古岳火口付近の浅いところで発生し、やや多い状態で経過
しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、4日(月)16時頃に発表の予定で
す。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第69号
令和5年11月27日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 11月24日から27日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせし
ます。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその
周辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では白色の噴煙が最高で火口
縁上50mまで上がりました。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上2
00mまで上がりました。
 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、2
00トンとやや多い状態で経過しています。
 
 24日に鹿児島県の協力によって実施した上空からの観測では、新岳火口
及び古岳火口から白色の噴煙が火口縁を超えない程度に上がっていることを
確認しました。前回(10月17日)の観測と比較して噴煙の状況に特段の
変化は認められませんでした。また、地熱域の状況についてもこれまでの観
測と比べて特段の変化は認められませんでした。

 火山性地震は、古岳火口付近の浅いところで発生し、引き続き多い状態で
経過しています。

 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。

 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、12月1日(金)16時頃に発表の
予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第68号
令和5年11月24日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 11月20日から24日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせし
ます。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその
周辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では白色の噴煙が最高で火口
縁上100mまで上がりました。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上
200mまで上がりました。
 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、5
0トンから60トンと少ない状態で経過しています。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、引き続き多い状態
で経過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、
少ない状態で経過しています。

 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、27日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第67号
令和5年11月20日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 11月17日から20日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせし
ます。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその
周辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上50mまで上がりました。
 
 東京大学大学院理学研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁が
実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、20
0トンとやや多い状態で経過しています。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、引き続き多い状態
で経過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、
少ない状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、24日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第66号
令和5年11月17日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 11月13日から17日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせし
ます。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその
周辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上300mまで上がりました。

 
 東京大学大学院理学研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁が
実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、やや
多い状態で経過しています。
 
 14日から16日にかけて実施した現地調査では、引き続き古岳火口東側
及び新岳火口西側割れ目付近に地熱域を確認しましたが、特段の変化は認め
られませんでした。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、引き続き多い状態
で経過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、
少ない状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、20日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第65号
令和5年11月13日16時10分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 11月10日から13日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせし
ます。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその
周辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上100mまで上がりました。

 
 東京大学大学院理学研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁が
実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、20
0トンとやや多い状態で経過しています。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、引き続き多い状態
で経過しています。また、振幅のやや大きい地震も時々発生しています。
 新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、少ない状態で経過
しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、17日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第64号
令和5年11月10日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 11月6日から10日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周
辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mまで上がりました。

 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、引き続き多い状態
で経過しています。また、振幅のやや大きい地震も時々発生しています。
 新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、少ない状態で経過
しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、13日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第63号
令和5年11月6日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 11月3日から6日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせします。
火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺
において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mまで上がりました。

 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、1
00トンとやや多い状態で経過しています。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、引き続き多い状態
で経過しています。また、振幅の大きい地震も時々発生しています。
 新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、少ない状態で経過
しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、10日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第62号
令和5年11月3日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 10月30日から11月3日15時までの口永良部島の活動状況をお知ら
せします。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口や
その周辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上400mまで上がりました。

 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、8
0トンから100トンとやや多い状態で経過しています。
 
 10月30日から11月1日にかけて実施した現地調査では、引き続き古
岳火口東側及び新岳火口西側割れ目付近に地熱域を確認しましたが、特段の
変化は認められませんでした。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、10月29日頃か
らさらに増加し多い状態で経過しています。また、振幅のやや大きい地震も
時々発生しています。
 新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は減少し、少ない状態
となっています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、6日(月)16時頃に発表の予定で
す。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第61号
令和5年10月30日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 10月27日から30日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせし
ます。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその
周辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上100mまで上がりました。

 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、1
00トンから300トンとやや多い状態で経過しています。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、多い状態で経過し
ています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、やや多い
状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、11月3日(金)16時頃に発表の
予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第60号
令和5年10月27日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 10月23日から27日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせし
ます。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその
周辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上100mまで上がりました。

 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、1
00トンから300トンとやや多い状態で経過しています。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、多い状態で経過し
ています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、やや多い
状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、30日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第59号
令和5年10月23日16時20分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 10月20日から23日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせし
ます。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその
周辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では噴煙は観測されませんで
した。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上100mまで上がりました。
 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、1
00トンとやや多い状態で経過しています。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、多い状態で経過し
ています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、やや多い
状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、27日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第58号
令和5年10月20日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 10月16日から20日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせし
ます。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその
周辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では噴煙は観測されませんで
した。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上400mまで上がりました。
 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、1
00トンとやや多い状態で経過しています。

 17日から19日にかけて実施した現地調査では、引き続き古岳火口東側
及び新岳火口西側割れ目付近に地熱域を確認しましたが、特段の変化は認め
られませんでした。

 17日に海上自衛隊第1航空群の協力によって実施した上空からの観測で
は、古岳火口及び新岳火口から白色の噴煙が火口縁を超えない程度に上がっ
ていることを確認しました。前回(8月15日から18日)の観測と比較し
て、古岳火口からの噴煙の量は減少していました。新岳火口及び火口周辺に
特段の変化は認められませんでした。

 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、多い状態で経過し
ています。新岳火口付近を震源とする火山性地震は、少ないながら時折発生
しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、23日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第57号
令和5年10月16日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 10月13日から16日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせし
ます。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその
周辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では噴煙は観測されませんで
した。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mまで上がりました。
 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、1
00トンとやや多い状態で経過しています。
 
 古岳火口付近及び新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、
いずれもやや多い状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、20日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第56号
令和5年10月13日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 10月9日から13日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周
辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では噴煙は観測されませんで
した。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上70mまで上がりました。

 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、1
00トンから200トンとやや多い状態で経過しています。
 
 古岳火口付近及び新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、
いずれもやや多い状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、16日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第55号
令和5年10月9日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 10月6日から9日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせします。
火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺
において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では噴煙は観測されませんで
した。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mまで上がりました。
 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、2
00トンとやや多い状態で経過しています。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、多い状態で経過し
ています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、概ね多い
状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、13日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第54号
令和5年10月6日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 10月2日から6日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせします。
火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺
において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では噴煙は観測されませんで
した。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上70mまで上がりました。

 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、1
00トンから200トンとやや多い状態で経過しています。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、多い状態で経過し
ています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、やや多い
状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、9日(月)16時頃に発表の予定で
す。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第53号
令和5年10月2日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 9月29日から10月2日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせ
します。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やそ
の周辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では白色の噴煙が最高で火口
縁上300mまで上がりました。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上
400mまで上がりました。
 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、1
00トンから200トンとやや多い状態で経過しています。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、多い状態で経過し
ています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、やや多い
状態で経過しています。
 9月30日に継続時間の短い火山性微動が発生しました。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、6日(金)16時頃に発表の予定で
す。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第52号
令和5年9月29日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 9月25日から29日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。火山活動が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周
辺において噴火が発生する可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では噴煙は観測されませんで
した。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上300mまで上がりました。
 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、1
00トンから400トンとやや多い状態で経過しています。
 
 27日から本日(29日)にかけて実施した現地調査では、引き続き古岳
火口東側及び新岳火口西側割れ目付近に地熱域を確認しましたが、特段の変
化は認められませんでした。
 
 古岳火口付近及び新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、
いずれもやや多い状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から古岳付近の膨張を示唆
する変動が観測されています。
 
 口永良部島では、地震活動や古岳の噴煙活動が活発化するなど、火山活動
が高まった状態であることから、新岳及び古岳の火口やその周辺において噴
火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、10月2日(月)16時頃に発表の
予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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