2025/10/02 21:52

最新1か月予報 異例の残暑まだまだ続く 北海道は一気に季節が前進

2日(木)、気象庁より、向こう1か月間の天候の見通しとなる、最新の1か月予報が発表されました。

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1か月平均の海面気圧は、大陸から日本の東にかけて高気圧が予想され、日本の南東では、太平洋高気圧の東への後退が遅いでしょう。一方、ベーリング海付近には低気圧、華中から日本の南にかけて気圧の谷が予想されています。
このため、北日本、東日本日本海側では低気圧や前線の影響を受けやすく、沖縄・奄美では前線や湿った空気の影響を受けやすいでしょう。

上空約1500m付近の気温は、東日本、西日本、沖縄・奄美で暖かい空気に覆われやすく、平年よりも高くなると予想されています。一方、オホーツク海付近では、上空の寒気の影響を受けやすい時期があり、平年よりも低い予想となります。

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2日、気象庁より、高温・低温に関する早期天候情報が発表されました。関東から西、沖縄・奄美では、8日頃から「10年に一度レベルの高温」となる予想で、日中の最高気温が30℃以上の真夏日となる所もあるでしょう。異例の残暑はこの先も続き、季節の進み方はゆっくりとなりそうです。屋外での活動の際は、まだまだ熱中症に注意が必要です。また、朝晩の寒暖差が大きくなりやすいので、体温を調整しやすい服装を選び、少しずつ衣替えを進めていくと良いでしょう。

一方、北海道では9日頃から「10年に一度レベルの低温」が予想され、急に寒気の影響を受けやすくなるでしょう。
北海道では5日頃までは札幌でも予想最高気温が25℃以上の日が続く見通しですが、来週6日以降は気温ががくっと下がり、9日以降は日中の最高気温が15℃を下回る所が増えてきそうです。急な気温変化による体調不良に注意して下さい。寒気の影響を受けることで、標高の高い山では雪が降ることもあるでしょう。紅葉エリアは少しずつ広がっていきそうです。

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この先1か月間は短い周期での天気変化となり、晴れの日、曇りや雨の日が短い期間で入れ替わるでしょう。北陸付近、沖縄・奄美は低気圧や前線の影響を受けやすい傾向で、平年よりも降水量が多くなりそうです。北日本日本海側は曇りや雨の日が多い傾向となりますので、晴れの日は貴重な日差しを有効に活用して下さい。

2025/10/02 12:22

台風21号「マットゥモ」発生 強い台風に発達か 台風18号と似たコース【最新台風情報】

きょう2025年10月2日(木)午前9時に
フィリピンの東で台風21号「マットゥモ」が発生しました。

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マットゥモとは、アメリカが提案した呼称で
Matmo=大雨という意味です。
台風の名前は140個あり、55番目の名前です。

今回の台風21号は、台湾でせき止め湖が決壊するなど、
大きな被害をもたらした台風18号と同じようなコースを
たどる見込みで、今後、発達しながら西よりに進む見込みです。

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【台風21号(マットゥモ)の情報】
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02日09時の実況
種別 台風
大きさ -
強さ -
存在地域 フィリピンの東
進行方向、速さ 西 20 km/h
中心気圧 1000 hPa
中心付近の最大風速 18 m/s (35 kt)
最大瞬間風速 25 m/s (50 kt)
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あす3日(金)〜4日(土)にかけてフィリピンのルソン島を通過し、
5日(日)には南シナ海で「強い」勢力まで発達する見込みです。

前回、台湾などで大きな被害をもたらした台風18号は
フィリピンの北で中心気圧が905hPaまで低下し、
一時「大型で猛烈な」台風となりましたが、
今回の台風21号は猛烈な台風にはならない見込みです。

ただ、台風周辺の湿った空気の影響で、
台湾や沖縄の先島諸島では土日は大気の状態が不安定になり、
雨や雷雨となる所がありそうです。

台風の進路や発達具合は今後、変わる可能性があります。
日本への影響もコースによっては変わりますので、
今後も最新の情報にご注意ください。

2025/10/02 06:31

きょう2日(木)の天気 北海道はにわか雨に注意 東北〜九州は日差し届く

きょう2日(木)は、日本付近は高気圧に覆われ、北日本や東日本は天気が回復するでしょう。前日より気温が上がる所が多く日中はカラッとした暑さとなりそうです。

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北海道は晴れ間もありますが、雲が広がりやすく、にわか雨や雷雨の可能性があるでしょう。外出の際に日差しが届いていても折り畳み傘など雨具があると安心です。

東北や北陸は朝まで局地的に雨雲が発達し雷雨となるでしょう。日中は天気が回復へと向かいそうです。

関東〜九州にかけては日差しが届くでしょう。昼間は各地でカラッとした暑さとなり前日より気温が上がりそうです。名古屋では予想最高気温30℃と真夏日の予想です。朝晩は冷え込むため、日中との気温差が大きくなります。服装選びにお気を付けください。
西日本は午後から雲が広がりやすい空模様となりますが、天気の大きな崩れはなさそうです。あす3日以降は天気が崩れるため、日中の日差しを有効に活用すると良さそうです。

2025/10/01 17:45

北〜東日本にかけて大気の状態が不安定 北日本は今夜にかけて土砂災害など警戒を

日本の上空には、この時期としては強い寒気が流れ込んでいます。また、日本のはるか東の高気圧の周辺に沿って湿った空気が北日本〜東日本の太平洋側に流れ込んでおり、局地的に強い雨となっています。
一方、伊豆諸島の東には低気圧があり、この低気圧に伴う、東寄りの湿った空気が関東地方に流れ込んでおり、関東地方でも局地的に雨雲が発達しています。

今夜にかけて上空の寒気と湿った空気の影響で、北日本〜東日本では大気の状態が非常に不安定となり激しい雨や雷雨となるおそれがあります。
北日本では、これまでの大雨により土砂災害の危険度が高まっている所があります。今夜にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、東日本では注意・警戒してください。また、東日本と北日本ではあす2日(木)にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

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●予想される雨の量(多い所で)
あす2日(木)夕方までに予想される24時間降水量
  北海道地方     120mm
  東北地方       80mm
  関東甲信地方     50mm
  北陸地方       60mm

2025/10/01 14:00

記録的短時間大雨情報【北海道 石狩・空知・後志地方】

石狩・空知・後志地方記録的短時間大雨情報 第1号
令和7年10月1日13時57分 気象庁発表

13時40分北海道で記録的短時間大雨
黒松内町付近で約110ミリ

<警報・特別警報や避難情報を確認し、今後発表される防災情報や気象情報等にご留意下さい>


■記録的短時間大雨情報とは
数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析されたときに、気象庁から発表されます。
雨量基準を満たし、かつ、大雨警報発表中に、キキクル(危険度分布)の「危険」(紫)が出現している場合に、大雨を観測した観測点名や市町村などを明記して発表されます。
雨量基準は1時間雨量の歴代1位または2位の記録を参考に府県予報区ごとに決められています。

■記録的短時間大雨情報が発表された地域では
土砂災害や低い土地の浸水、洪水の発生に繋がるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。

2025/10/01 11:50

記録的短時間大雨情報【宮城県】

宮城県記録的短時間大雨情報 第1号
令和7年10月1日11時40分 気象庁発表

11時30分宮城県で記録的短時間大雨
宮城野区付近で約100ミリ

<警報・特別警報や避難情報を確認し、今後発表される防災情報や気象情報等にご留意下さい>


■記録的短時間大雨情報とは
数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析されたときに、気象庁から発表されます。
雨量基準を満たし、かつ、大雨警報発表中に、キキクル(危険度分布)の「危険」(紫)が出現している場合に、大雨を観測した観測点名や市町村などを明記して発表されます。
雨量基準は1時間雨量の歴代1位または2位の記録を参考に府県予報区ごとに決められています。

■記録的短時間大雨情報が発表された地域では
土砂災害や低い土地の浸水、洪水の発生に繋がるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。

2025/10/01 11:24

台風21号発生へ フィリピンの東に台風のたまご 10月も台風に注意 【熱帯低気圧情報】

きょう1日(水)午前9時現在、フィリピンの東で発達中の熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。
予想通り、台風に発達した場合は「台風21号」と呼ばれます。

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■熱帯低気圧 10月1日(水)午前9時
存在地域   フィリピンの東
中心位置   北緯14度25分 東経131度50分
移動     西北西 20 km/h
中心気圧   1006 hPa
最大風速   15 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 23 m/s

今後、フィリピンの東の熱帯低気圧は西寄りに進み、24時間以内に、フィリピンの東で台風に発達する見込みです。
あさって3日(金)〜4日(土)は、フィリピンのルソン島を通過して、南シナ海に達するでしょう。
4日(土)〜5日(日)は暴風域を伴いながら、南シナ海を西寄りに進み、6日(月)は暴風域を伴いながら、トンキン湾に達する見込みです。

日本への直接的な影響はない見込みですが、フィリピンや中国の華南、ベトナム方面へ渡航予定の方は、最新の情報に気をつけてください。

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予想通り、台風21号が発生した場合、今月10月に入って1つ目の台風発生となります。
先月9月の台風の発生数は6個で、平年の5.0個を上回りました。
平年の10月の台風の発生数は3.4個で、まだ台風の発生しやすい時期です。
10月に入っても、油断せずに台風の最新の情報に気をつけてください。

2025/10/01 10:55

「黒潮大蛇行」終息後も 日本周辺海域の海面水温は高い状態が続く【海洋のまとめ2025年9月21日〜27日】

気象庁などは、7年9か月続いた黒潮大蛇行が
2025年4月に終息したとの判断を発表していますが、
黒潮大蛇行の余波はまだ続いています。

房総付近で蛇行があるのと同時に、
黒潮からちぎれていた渦が吸収される形で東海沖にも
蛇行があります。(JAMSTEC「黒潮ウォッチ」より)


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また、9月下旬には、日本の南の海上で
台風が同日に3つ発生するなど珍しいことが起こりましたが、
日本付近は上空まで高気圧に覆われたため台風は近づけず、
日本周辺の海域は海面水温は高い状態が継続しています。

以下、海洋のまとめ(2025年9月21〜27日)です。

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■気圧配置と波
21日、低気圧が発達しながら北海道付近を通過し、
低気圧からのびる前線が本州を南下した。
低気圧に近い北海道周辺海域で波高3m以上、
千島近海では夜は波高4mを超え、しけた。

22〜23日、本州付近は高気圧に覆われ、
日本海域の波は穏やかに経過した。

一方、猛烈な勢力となった台風18号が
フィリピン・ルソン島の北を西進した。
南西諸島では台風起源のうねりを伴った高い波が届いた。

また、日本の東で動きが遅くなった台風19号からのうねりが届き、
北〜西日本の太平洋側では波が高まり、しけた所があった。

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■海面水温
日本海域の海面水温は、平年より高い海域が継続。
東シナ海では、平年よりかなり高く、最大で4℃高かった。

南西諸島は平年より高い海域が継続。
太平洋側は、はじめ平年より高かったが、
台風の北上に伴い日本の東海上で
平年より低い海域が拡大した。

三陸沖は平年より2〜3℃高い状態が継続。

北海道南東方沖では平年より低く、最大で3℃低かった。
オホーツク海は平年並みの海域が継続し、
沿岸部は平年より高かった。

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2025/10/01 08:19

大気不安定 落雷や突風、急な強い雨に注意

千島近海には高気圧があって、東北東へ移動しています。伊豆諸島付近には、ゆっくり北東進する低気圧があります。東シナ海には東西に前線がのびていて、前線上を低気圧が東へ進んでいます。
あす2日にかけて、日本の上空には、この時期としては強い寒気が流れ込むでしょう。上空の寒気や前線や低気圧に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。

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南西諸島と西日本では1日、東日本と北日本では2日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全を確保してください。降ひょうのおそれもありますので、農作物・農業施設の管理にも注意してください。

2025/10/01 08:00

記録的短時間大雨情報【北海道 胆振・日高地方】

胆振・日高地方記録的短時間大雨情報 第2号
令和7年10月1日07時58分 気象庁発表

7時50分北海道で記録的短時間大雨
白老町付近で約100ミリ

<警報・特別警報や避難情報を確認し、今後発表される防災情報や気象情報等にご留意下さい>


■記録的短時間大雨情報とは
数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析されたときに、気象庁から発表されます。
雨量基準を満たし、かつ、大雨警報発表中に、キキクル(危険度分布)の「危険」(紫)が出現している場合に、大雨を観測した観測点名や市町村などを明記して発表されます。
雨量基準は1時間雨量の歴代1位または2位の記録を参考に府県予報区ごとに決められています。

■記録的短時間大雨情報が発表された地域では
土砂災害や低い土地の浸水、洪水の発生に繋がるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。

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