地域選択
2025/11/14 13:02
来週今季一番の強い寒気南下 北日本冬の嵐 北陸〜山陰山沿いも積雪 師走の寒さに
週明け17日(月)〜18日(火)は、低気圧が発達しながらオホーツク海へ進み、日本付近は西高東低の気圧配置となるでしょう。
北日本を中心に荒れた天気となり、冬の嵐となりそうです。
また、17日(月)〜19日(水)頃にかけて、今季一番の強い寒気が流れ込み、北日本を中心に降雪量が多くなるでしょう。
西・東日本の山沿いでも積雪となる恐れがあり、全国的に師走の寒さとなる見込みです。
■週末 本州付近は紅葉狩り日和 北海道は雨降り出す
あす15日(土)〜あさって16日(日)、本州付近は高気圧に覆われ、爽やかな秋晴れとなる所が多いでしょう。
紅葉狩り日和となりそうです。
しかし、あさって16日(日)は、日本海に前線を伴った低気圧が発生し、東北東へ進むでしょう。
北海道の日本海側は午後は雨の降り出す所がある見込みです。
■低気圧発達 北日本で冬の嵐
そして、週明けの17日(月)〜18日(火)にかけて、低気圧が発達しながらオホーツク海を北東に進むでしょう。
大陸の高気圧が日本付近に張り出し、西高東低の気圧配置となる見込みです。
17日(月)は、低気圧に近い北海道では暴風が吹き荒れ、日本海側を中心に雪が降って猛吹雪となる恐れもあります。
交通機関に影響が出る可能性もありますので、最新の情報をご確認ください。
■今季一番の寒気 北日本降雪量増 北陸〜山陰山沿いも積雪か
また、17日(月)〜19日(水)頃にかけて、上空には今季一番の強い寒気が流れ込むでしょう。
北海道の上空5500m付近を大雪の目安となる−36℃以下の寒気が通過し、上空1500m付近で−12℃以下の寒気が道北まで南下する見込みです。
寒気のピークは18日(火)で、平地で雪になる目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気は、東北南部から北陸、西日本日本海側付近まで流れ込むでしょう。
北海道や東北北部では局地的に雪が強まる見込みです。
秋田や山形などで初雪の可能性があります。
また、東北日本海側の平地でも雪の積もる所があり、山沿いを中心に大雪となる恐れがあります。
東北太平洋側の山沿いも雪が積もるでしょう。
北陸〜山陰の日本海側でも、山沿いでは雪の所が多くなり、積雪となる恐れもあります。
週末のうちに、車は冬用タイヤやチェーンなどのご用意をお願いします。
■18日(火)気温急降下 19日(水)にかけ広く師走の寒さか

17日(月)は寒気が流れ込む前で、予想最高気温は札幌で11℃、仙台は18℃、関東以西は20℃前後の所が多いでしょう。
しかし、18日(火)は気温が急降下します。
予想最高気温は、札幌2℃、仙台10℃、福井11℃、東海以西は13℃前後と師走の寒さとなる所があるでしょう。
関東は比較的に寒気の影響が小さいものの、東京都心で15℃と平年よりは低くなります。
また、北西の冷たい季節風が強く、体感温度が大幅に低下し、冬用のコートが必要となりそうです。

2025/11/14 07:40
2025年第2回紅葉見頃予想 紅葉の見頃は全国的に平年よりも遅い予想
きょう14日(金)、弊社サニースポットは2025年の第二回目となる紅葉見頃予想を発表しました。今後の紅葉狩り計画の参考としてお役立て下さい。
紅葉の見頃は、9月から11月の気温が低いと早まり、高いと遅くなります。今年の9月は平均気温が平年よりも高く、10月は平年並みで推移しました。11月は、強い寒気の影響を受ける時期もありますが、1か月平均としては平年よりも高く推移するとみられます。
特に、東日本や西日本では、寒気の影響を受けにくい予想となりますので、紅葉の見頃は平年よりも遅くなりそうです。
・北日本(北海道・東北)
北日本では10月にかけて平年よりも気温が高く推移し、北海道では紅葉の見頃を迎えた時期が平年よりも遅くなりました。すでに見頃を過ぎ、落葉を迎えている所もあります。
東北地方では10月下旬ごろから少しづつ色づきが進み、この先順次見頃を迎える所が多くなると見られています。青森、秋田などは、ちょうど今の時期が見頃となる予想です。東北南部では、来週頃から見頃を迎えるでしょう。
・東日本(関東甲信・北陸・東海)
標高の高い所では色づきが進み、11月下旬には見頃を迎える所が多くなる予想です。平野部では、この先11月も平均気温が平年よりも高いと予想されるため、見頃を迎える時期は平年よりも遅い所が多いでしょう。弊社では、東京の見頃予想日を12月1日頃と予想しています。
・西日本(近畿・中国・四国・九州)
西日本では、この先11月の平均気温は、上空の寒気の影響を受けにくく、平年よりも高い傾向になると見られています。そのため、紅葉の見頃は平年よりも遅い所が多く、12月以降となる所が多い予想です。弊社では、大阪の見頃予想を12月6日頃、福岡では12月7日頃になると予想しています。

2025/11/14 07:31
週末は秋晴れでも、週明け18日頃からは強い寒気南下 雪の範囲広がり、師走並みの寒さに
今週末の15日(土)、16日(日)は、本州付近は高気圧に覆われて晴れる所が多くなるでしょう。行楽日和となり、紅葉狩りに出かけるのも良さそうです。ただ、北海道は16日(日)、前線が近づく影響で、天気は下り坂となりそうです。

週明けになると、低気圧が発達しながらオホーツク海を進み、本州付近は次第に西高東低の冬型の気圧配置となります。併せて、上空の非常に強い寒気が日本付近に南下する見込みです。
北海道では17日(月)から雪で、18日(火)は北寄りの風が強まって吹雪となる所があるでしょう。東北や甲信、北陸地方でも18日頃は雨から雪に変わる所がある予想で、積雪となる所もありそうです。東日本や西日本の標高の高い山でも雪の降る所があるでしょう。
18日頃からは、強い寒気南下の影響により、一気に冬の寒さとなりそうです。北海道では18日の予想最高気温が3℃と厳しい寒さとなり、東北から山陰の日本海側の地域でも予想最高気温が10℃前後で12月並みの気温になるでしょう。西日本でも寒気の影響を受け、18日の大阪や福岡の予想最高気温は12℃、12月並みの寒さとなりそうです。
週明けは各地で12月を先取りする寒さとなりますので、寒さで体調を崩さないように、週末の内に防寒対策をしておきましょう。


2025/11/13 14:57
一気に冬突入!とはいかず、12月にかけ「高温・多照」傾向 小春日和の日も【1か月予報】
来週はじめ、今季一番の強い寒気が流入し、
西日本などでも雪の降ることが予想されています。
11月半ばにして、来週は一気に「冬の寒さ」が到来する見込みです。
しかし、きょう11月13日(木)、気象庁から発表された
1か月予報(11/15〜12/14の天候の見通し)によると
このまま「冬突入!」とはいかず、季節の歩みは一進一退となりそうです。
【1か月予報のポイント】
●気温●
北日本:寒気の影響が弱く、平年並みか高い。
東〜西日本:期間のはじめは強い寒気の影響で平年より低い。
●降水量●
高気圧に覆われる日が多く、東・西日本では少ない。
●日照時間
東・西日本では多く、北日本では平年並みか多い。
左図の1か月平均の海面気圧を見てみると、
大陸(中国東北区付近)で水色の表示で
平年より気圧が低くなると予想されています。
例年では、12月にかけて大陸でシベリア高気圧が勢力を強め、
日本付近に冷たい空気を吹き出しますが、
今年は、シベリア高気圧の張り出しが弱いため、
北日本中心に冬型の気圧配置が長続きしない見込みです。
また、右図の上空約1500mの気温を見てみると、
北日本付近はオレンジ色で、平年より気温が高いことを表しています。
これは、北日本中心に寒気の南下が弱いことを表しています。
また、東日本以南は平年からの隔たりが小さいと予測されています。
平均気温を週ごとに見てみると、
11月15日〜21日の期間は、西回りで流れ込む今季一番の強い寒気の影響で、
西〜東日本を中心に気温が低くなる見込みです。
しかし、11月22日以降は、北日本で平年より気温は高め、
東〜西日本は平年並みか高めとなる予想で、
11月29日以降も北〜東日本はその傾向が続きそうです。
そのため、来週は師走の寒さとなる所もありますが、
11月下旬〜12月上旬にかけては、晴れて気温も高く、
「小春日和」となる日もありそうです。

2025/11/13 12:14
台風26号 温帯低気圧になっても油断禁物 沖縄・奄美は非常に激しい雨 沖縄本島次第に大しけに
■温帯低気圧になっても沖縄・奄美は土砂災害 沖縄は高波も警戒
きょう13日(木)、台風26号は先島諸島に接近し、午前9時に与那国島の近海で温帯低気圧に変わりました。
この温帯低気圧は、南西諸島近海に長らく停滞している前線と一体化しました。
あす14日(金)にかけて、やや発達しながら南西諸島を東進する見込みです。
低気圧や前線に吹き込む暖かく湿った空気の影響で、沖縄や奄美では、あす14日(金)にかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
■既に総降水量300mm超えの所も
ここ数日、南西諸島では停滞する前線や台風26号の接近で雨の日が続き、おととい11日(火)からの総降水量が300mmを超えている所があります。
【おととい11日(火)〜きょう13日(木)午前10時の降水量】
沖縄本島地方 久米島町謝名堂 356.0mm
宮古島地方 下地島空港 106.0mm
八重山地方 与那国町祖納 233.0mm
奄美地方 喜界島 176.5mm
きょう13日(木)午前9時現在、沖縄本島や奄美では大雨警報の発表されている所があります。
■沖縄本島や奄美で滝のような非常に激しい雨の予想
きょう13日(木)、沖縄本島や奄美で1時間に50mmの滝のような非常に激しい雨、先島諸島で1時間に30mmの激しい雨の降る所がある見込みです。
これまでに降った雨で地盤の緩んでいる所があるため、沖縄や奄美では、あす14日(金)にかけて土砂災害に警戒し、低い土地の浸水や河川の増水に十分注意してください。
雨雲の発達の程度によっては、大雨警報を発表する地域の拡大や、警報の期間を延長する可能性があります。
■次第に大しけに高波に警戒 暴風のおそれも
沖縄地方の沿岸の海域ではうねりを伴い、先島諸島では大しけとなっています。
あす14日(金)にかけて、低気圧と高気圧との間で気圧の傾きが大きくなるでしょう。
沖縄本島でも、きょう13日(木)は次第に波高6mを超え、大しけとなる見込みです。
うねりを伴う高波に警戒してください。
先島諸島と沖縄本島では、あす14日(金)にかけて非常に強い風が吹く見込みです。
最大瞬間風速は35m/sの予想です。
強風に十分注意してください。
気圧の傾きの程度によっては、きょう13日(木)は暴風となるおそれがあります。

2025/11/13 11:00
令和7年 台風第26号に関する情報 第51号
令和7年11月13日10時47分 気象庁発表
台風第26号は温帯低気圧に変わりましたが、沖縄地方・奄美地方では14日にかけて、土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。沖縄地方では14日にかけてうねりを伴う高波に警戒し、強風に注意・警戒してください。また、沖縄地方・奄美地方では14日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
[気象概況]
台風第26号は、13日9時には与那国島の近海で、前線を伴う温帯低気圧に変わりました。この低気圧周辺や前線付近では非常に強い風が吹いており、低気圧はこのあとやや発達しながら東へ進む見込みです。
低気圧や前線に向かう暖かく湿った空気の影響で、沖縄地方や奄美地方では14日にかけて大気の非常に不安定な状態が続くため、雷を伴って非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。これまでの大雨で地盤が緩んでおり今後の雨により土砂災害の危険度が高まりやすくなっている所があります。また、低気圧周辺や前線付近では非常に強い風が吹き、海はうねりを伴って波が高く、大しけやしけとなる見込みです。
[雨の予想]
13日12時から14日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、
奄美地方 180ミリ
沖縄地方 180ミリ
[風の予想]
13日から14日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)
沖縄地方 23メートル (35メートル)
[波の予想]
13日から14日にかけて予想される波の高さ
沖縄地方 6メートル うねりを伴う
[防災事項]
沖縄地方・奄美地方では14日にかけて、土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、沖縄地方では14日にかけて、うねりを伴う高波に警戒し、強風に注意・警戒してください。
沖縄地方・奄美地方では14日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。

2025/11/13 07:05
台風26号 沖縄へ接近 南西諸島で非常に激しい雨の恐れ 土砂災害に厳重警戒
台風26号は、きょう13日6時現在、与那国島の南西約120kmにあり、1時間におよそ25キロの速さで北北東へ進んでいます。
■台風26号 13日(木)6時
==================
中心位置 与那国島の南西約120km
移動 北北東 25km/h
中心気圧 1002 hPa
最大風速 20 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 30 m/s
==================
台風26号は今後も北東へ進み、沖縄地方にかなり接近し、午後には前線に取り込まれる形で温帯低気圧に変わる見込みです。台風や温帯低気圧、前線に向かう暖かく湿った空気の影響で、沖縄地方や奄美地方ではきょう13日は大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。前線近傍では雨雲が発達し、雷を伴って1時間に50mm以上の非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。
沖縄地方・奄美地方ではあす14日(金)にかけて、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、沖縄地方ではきょう13日は、うねりを伴う高波に警戒し、強風に注意・警戒してください。
沖縄地方・奄美地方ではきょう13日は、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。

●予想される雨の量(多い所で)
・きょう13日に予想される1時間降水量
奄美地方 50mm
沖縄本島地方 50mm
先島諸島 50mm
・あす14日(金)に予想される1時間降水量
奄美地方 30mm
沖縄本島地方 30mm
・あす14日(金)6時までに予想される24時間降水量
奄美地方 180mm
沖縄本島地方 180mm
先島諸島 100mm
●予想される風の強さ
・きょう13日に予想される風向・最大風速(最大瞬間風速)
沖縄本島地方 北東の風 23m/s (35m/s)
先島諸島 北西のち北の風 20m/s (30m/s)
・あす14日(金)に予想される風向・最大風速(最大瞬間風速)
沖縄本島地方 北東の風 20m/s (30m/s)
先島諸島 北の風 17m/s (25m/s)
●予想される波の高さ(うねりを伴う)
・きょう13日に予想される波の高さ
沖縄本島地方 5m
大東島地方 4m
先島諸島 6m
・あす14日(金)に予想される波の高さ
沖縄本島地方 5m
大東島地方 4m
先島諸島 5m

2025/11/13 06:14
きょう13日(木)の天気 北と南で雨 沖縄は大雨警戒 北海道は雷雨のおそれ
きょう13日(木)は、台風26号が沖縄へ近づくでしょう。南西諸島では大雨となる恐れがあり警戒が必要です。北日本も前線が通過し、雨が降りそうです。
北日本は前線が通過する影響で、日本海側を中心に雨が降るでしょう。前線通過のタイミングでは雨脚が強まり、局地的に雷雨となるおそれがあります。落雷や降ひょう、急な強い雨など注意が必要です。夜は平地でも雪に変わる所がありそうです。
太平洋側は日差しの届く時間がありますが、にわか雨にお気を付けください。
東日本〜西日本にかけては雲優勢の空模様です。日本海側では日差しの届く地域もありますが、太平洋側を中心に雲が厚く、にわか雨の可能性があります。外出の際は折り畳み傘があると安心でしょう。昼間は前日より気温の上がる所が多く、比較的過ごしやすい体感となりそうです。朝晩との気温差にお気を付けください。
南西諸島では台風や前線の影響で断続的に雨が降るでしょう。局地的に雨が強まり、1時間に50mm以上の非常に激しい雨の降る恐れがあります。沖縄ではこれまでも大雨となっているため、土砂災害への厳重な警戒が必要です。

2025/11/13 05:00
令和7年 台風第26号に関する情報 第48号
令和7年11月13日04時40分 気象庁発表
沖縄地方・奄美地方では14日にかけて、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。沖縄地方では13日はうねりを伴う高波に警戒し、強風に注意・警戒してください。また、沖縄地方・奄美地方では13日は落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
[気象概況]
台風第26号は、13日3時には与那国島の南西約200キロにあって、1時間におよそ25キロの速さで北東へ進んでいます。中心の気圧は1002ヘクトパスカル、最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルとなっています。
台風はこのあとも北東へ進んで沖縄地方にかなり接近し、13日午後には前線を伴う温帯低気圧に変わる見込みです。台風や温帯低気圧、前線に向かう暖かく湿った空気の影響で、沖縄地方や奄美地方では13日は大気の非常に不安定な状態が続くため、雷を伴って非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
[雨の予想]
13日6時から14日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
奄美地方 180ミリ
沖縄地方 180ミリ
[風の予想]
13日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
沖縄地方 23メートル (35メートル)
[波の予想]
13日に予想される波の高さ
沖縄地方 6メートル うねりを伴う
[防災事項]
沖縄地方・奄美地方では14日にかけて、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、沖縄地方では13日は、うねりを伴う高波に警戒し、強風に注意・警戒してください。
沖縄地方・奄美地方では13日は、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。

2025/11/12 18:33
天気と気温のまとめ(11月2日〜11月8日)北日本は西高東低の気圧配置 盛岡で初雪を観測
2025年11月2日〜11月8日にかけての天気と気温のまとめです。
【今期間の天候について】
■気圧配置の特徴
2日、千島の東を発達した低気圧が東進。また、日本海と北海道付近をそれぞれ低気圧が東進。3日、日本の東には二つの低気圧があり、大陸に中心を持つ高気圧が黄海へ移動。日本付近は西高東低の気圧配置。4日、移動性高気圧の中心が、東北を通過し、三陸沖へ東進。南西諸島付近には前線が停滞。5日、前線を伴う低気圧がオホーツク海を東進。低気圧からのびる寒冷前線が北海道を通過。また、沖縄付近に停滞前線が伸び、前線上を低気圧が東進。6日、前線を伴った低気圧が日本の南を東北東進。別の低気圧が沿海州付近を東進。マリアナ諸島で台風26号が発生。7日、低気圧がオホーツク海を東進。前線を伴った低気圧が日本の東海上を北寄りに進んだ。本州付近は西高東低の冬型の気圧配置。8日、非常に発達した低気圧は日本から遠ざかり、本州付近は移動性高気圧に覆われた。華中付近の前線上に低気圧が発生した。
■降水
2日、上空に寒気を伴った低気圧が日本海を進み、北日本や北陸を中心に雨雲が広がり、活発な雨雲が通過した。3日、上空寒気の影響で日本海側を中心に大気の状態が不安定に。局地的に雨雲が活発化しやや強い雨となった。関東も大気の状態が不安定となり局地的に雨が降った。4日、沖縄は前線の影響により活発な雨雲が近づいて雨の降った所があった。5日、南海上の低気圧や前線の影響で、九州から沖縄で雨。西・東日本の太平洋沿岸部でも雨の降った所があった。北海道では山沿いは雪の所も。6日、日本の南を進む低気圧の影響で、朝は関東で弱い雨が降った。湿った空気の影響で、南西諸島ではやや強い雨となった。7日、上空の寒気により、北海道は雪が降り、一部では、3時間で20cm以上の降雪となった所もあった。盛岡では初雪観測。8日、北海道では朝まで雪の降った所があったが、その後は高気圧に覆われて天気が回復。夜は東シナ海から前線が近づき、西日本で雨が降り出した。
■気温
2日、関東から西は日差しの届いた所があり、気温はやや上昇した。一方、北日本は雨や雪が降り、気温は上がらず、寒い一日となった。3日、上空には強い寒気が流れ込み、各地で気温は上がらず、北風が冷たい一日となった。北海道は晴れたが気温の上りは鈍かった。4日、放射冷却の影響により、朝は冷え込みが厳しく、各地で今シーズン一番の冷え込みとなった。東京都心の朝の最低気温は8.2℃で、今季最低を観測。5日、北海道は寒気の影響で気温は上がらなかった、一方、沖縄や小笠原など前線より南側では気温が高く夏日直前まで上がった。6日、高気圧に覆われ晴れた所が多く、全国的にこの時期らしい気温となった。東海〜九州南部にかけ太平洋側で前日より気温が上がった。7日、北海道は上空の強い寒気の影響で雪が降り、冬の寒さとなった。8日、上空の強い寒気の影響で、北海道など北日本を中心に真冬の寒さとなった。真冬日観測地点は今季最多の7地点となった。
■今期間(10月19日〜10月25日)の天候のまとめ
平均気温は、上空の寒気の影響で北日本を中心に平年より低かった。北海道では全道的に低く、各地で平年を1.5℃ほど下回った。東日本〜西日本は平年並みか平年よりやや低い所が多かった。
降水量は、西高東低の気圧配置や高気圧に覆われる日が多かった、東日本の太平洋側や西日本で平年よりかなり少なかった。一方、北日本や東日本の日本海側では平年並みか多い所があった。
日照時間は、高気圧に覆われやすかった本州を中心に平年並みかやや多かった。東北地方では平年より高い所が多く、秋田では平年の1.5倍程の日照時間となった。

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