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2025/10/17 20:41

最新1か月予報 北日本は季節が一気に前進 東日本、西日本の季節の進みはゆっくり


気象庁は16日、向こう1か月間の天候の見通しとなる、最新の1か月予報を発表しました。

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数値予報による予測結果によりますと、大陸からのシベリア高気圧の張り出しが強まる一方で、沖縄付近では平年寄りも気圧が低く予想されています。
上空約1500m付近の平均気温は、北日本で平年よりも低く、西日本、沖縄・奄美付近では平年よりも高いと予想されています。日本付近では、北側と南側の気温差が大きくなりやすいと見られています。

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このため、北日本では上空の寒気の影響を受けやすくなるでしょう。期間中は上空に強い寒気が流れ込んで、北海道では標高の高い山沿いだけでなく、平地でも雪の降る所がある可能性があります。峠道の車の運転は路面の状態に注意が必要で、冬用タイヤへの交換は早めに検討しておいた方が良いでしょう。
東北地方は秋らしい日が多くなり、木々も色づきが進むでしょう。

東日本、西日本の太平洋側、沖縄・奄美では、低気圧や前線の影響を受けやすい傾向となり、曇りや雨の日が多くなるでしょう。沖縄・奄美の降水量は、平年並みか、平年よりも多い傾向となりそうです。
来週21日(火)以降、東日本や西日本では、日中の最高気温が20℃に届かず、秋らしい体感の日が出てくるでしょう。しかし、期間のトータルで見ると平年よりも気温の高い傾向が続きそうで、季節の進みはゆっくりでしょう。
ただ、朝晩と日中との気温差が大きくなりやすいため、体調管理には十分注意して下さい。

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2025/10/17 11:36

【台風24号発生へ】フィリピンの東の台風のたまごが発達中 10月も台風に注意 熱帯低気圧情報


きょう17日(金)午前3時、フィリピンの東で発達中の熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。
予想通り、台風に発達した場合、「台風24号」と呼ばれることになります。

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■熱帯低気圧 10月17日(金)午前9時
存在地域   フィリピンの東
中心位置   北緯13度30分 東経131度20分
移動     西 20 km/h
中心気圧   1006 hPa
最大風速   15 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 23 m/s

フィリピンの東の熱帯低気圧は発達しながら西進し、あす18日(土)にはフィリピンの東で台風になる見込みです。
その後、西北西へ進み、あさって19日(日)にはルソン島を通過するでしょう。
20日(月)には南シナ海に達し、22日(水)にかけて、南シナ海を西に進む見込みです。

■沖縄への影響は
日本への直接的な影響はないでしょう。
しかし、台風の進路や発達の程度によっては、沖縄の先島諸島を中心にうねりを伴って波が高くなる恐れがあります。
また、あす18日(土)午後から、台風周辺の湿った空気が、高気圧の縁を回って沖縄付近に流れ込み、あさって19日(日)にかけて、雨脚の強まることがあるでしょう。
沖縄付近には、20日(月)〜23日(木)は秋雨前線が停滞し、21日(火)〜22日(水)を中心に前線の影響で大雨となる恐れがあります。
雨の降る日が続きますので、最新の情報に気をつけてください。

■10月に台風が上陸することも
フィリピンの東の熱帯低気圧が「台風24号」となった場合、今月に入って4つめの台風発生となります。
10月の台風発生数の平年値は3.4個で、まだまだ台風の発生しやすい時期です。
また、上陸数の平年値は0.3個で、10月に上陸することもあります。
10月も油断せず、台風対策・大雨対策をしておくとよいでしょう。

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2025/10/17 06:11

きょう17日(金)の天気 天気回復 広範囲で日差しが届く 西日本では真夏日予想


きょう17日(金)は、昨日(16日)広く雨をもたらした低気圧や前線が日本の東へ離れ、日本付近は高気圧に覆われるでしょう。
各地で天気は回復し晴れる地域が多くなりそうです。

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北海道は時折日差しが届きますが、雲優勢の空模様でしょう。
朝は道東の一部で雨の残る所があるでしょう。
日中はこの時期らしい気温となりそうです。

東北〜九州にかけては秋晴れとなるでしょう。洗濯物の外干しも問題のない天気となりそうです。
日中の気温は、前日に比べ上がる所が多く、予想最高気温は名古屋で28℃、大阪で29℃、福岡で30℃です。西日本では真夏日となる所があるため屋外で活動される方などは暑さ対策が必要です。
東京都心も25℃予想と、4日ぶりの夏日となるでしょう。朝晩は冷え込む所が多いため、一日の寒暖差にお気を付けください。

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2025/10/16 20:25

天気と気温のまとめ(10月5日〜10月11日)台風22号・23号が伊豆諸島を通過 北海道旭岳で初冠雪


2025年10月5日〜10月11日にかけての天気と気温のまとめです。

【今期間の天候について】
■気圧配置の特徴
 5日、オホーツク海の低気圧からのびる寒冷前線が北海道付近を通過。低気圧が日本海を東進。午前3時頃、小笠原諸島近海で台風22号発生。6日、低気圧がサハリンや千島の東に進み、前線が関東近海にのびた。台風22号が日本の南海上を西北西進。7日、台風22号は強い勢力から非常に強い勢力へ発達。前線が伊豆諸島付近で停滞。8日、台風22号は、非常に強い勢力を維持しながら日本の南を北上。日本の南で新たに台風23号発生。北北西に進んだ。9日、非常に強い台風23号が伊豆諸島南部の青ヶ島付近を明け方に通過。台風23号は日本の南を北西へ進み、南大東島の東南東へ進んだ。10日、台風23号が南大東島を西寄りに進んだ。前線が華中〜朝鮮半島に停滞。11日、台風23号、奄美大島の南東付近を北東に遅い速度で進んだ。九州南部〜伊豆諸島付近にかけて前線が顕在化。華中〜東シナ海、日本海に前線が停滞。

■降水
 5日、低気圧の影響で、西〜東日本にかけて雨。東北では、夜遅くに岩手県や秋田県で激しい雨となった。6日、未明から明け方に低気圧が東北地方を通過し、岩手県盛岡市好摩で37.0mm/hの激しい雨を観測。7日、前線が停滞する伊豆諸島でやや強い雨。午後は北海道の日本海側を中心に所々で雨雲が発生した。8日、オホーツク海を進む低気圧の影響で、北海道付近で雨。未明には、北海道白老町付近で1時間雨量約110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が発表された。9日、非常に強い台風22号が明け方に伊豆諸島南部を通過し伊豆諸島では記録的な大雨に。線状降水帯発生するなど猛烈な雨を観測し、6時20分に東京都八丈町に大雨特別警報が発表された。10日、台風周辺の湿った空気が流れ込み、局地的に雨雲発達し、沖縄でやや強い雨となった。11日、台風23号からのびる前線の影響で宮崎県や高知県で激しい雨を観測。伊豆諸島青ヶ島では非常に激しい雨を観測。

■気温
 5日、日差しの届いた西日本の太平洋側を中心に気温上昇。宮崎県串間市、沖縄県久米島で34.1℃を観測。10月にして真夏日地点数は129地点。登別でも、10月の観測史上最高気温となる26.2℃を記録した。6日、晴れた関東〜西日本の太平洋側を中心に気温上昇。10月の真夏日地点数は前日を超える169地点。7日、関東は前日に比べ気温低下。東京都心では前日より4.3℃低い25.0℃となった。一方、西日本は残暑継続。大阪では31.2℃と真夏日に。8日、東海から沖縄で気温上昇。大阪では31.8℃まで上昇し、今年101回目の真夏日となり、年間の真夏日日数を更新中。9日、北日本〜関東にかけて北寄りの風が吹き、気温はあまり上がらず、北海道旭岳で初冠雪が観測された。10日、九州から沖縄にかけて気温が上がり、各地で真夏日となった。石垣島では今年4回目の10月の1位を更新。11日、上空の寒気や雨の影響で気温が上がらず北日本〜関東北部では最高気温が20℃を下回った。

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■今期間(10月5日〜10月11日)の天候のまとめ
 平均気温は、日中の日射や上空に暖かい空気が流れ込みやすかった西日本を中心に平年を上回った。中国〜九州にかけては平年を4℃以上も上回る地点もあった。北日本は平年並みかやや高かった。
 降水量は、移動性高気圧に覆われやすく、広範囲で平年より少なかった。一方、台風22号、台風23号の影響で伊豆諸島では記録的な大雨となり、平年の4倍以上の雨が降った。
 日照時間は、高気圧に覆われ晴れる日が多かった西日本で平年より多かった。一方、東日本や東北では前線や湿った空気の影響で曇理の日が多く、平年より少ない所が多かった。

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2025/10/16 17:37

北陸地方 今夜にかけて土砂災害や河川の増水に警戒を


低気圧が東日本にあって、前線が北陸〜東北南部付近を通過しており、北陸地方では大気の状態が非常に不安定となっています。
17時までの1時間に富山県氷見市で24.5mm、石川県かほく市で23.5mmの強い雨を観測しており、いずれも10月の1位を更新する雨となっています。
17時現在、石川県と富山県では大雨・洪水警報が発表されている地域があります。

北陸地方では今夜にかけて発達した雨雲が掛かりやすく、雷を伴って1時間に30mm以上の激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
雨雲が停滞したり、予想より発達した場合は警報級の大雨となる地域が広がる可能性があります。
土砂災害、河川の増水や氾濫への警戒が必要です。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
雨雲は次第に東へと進み、あす17日(金)の明け方ごろには止む所が多くなるでしょう。

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●予想される雨の量(多い所で)
・きょう16日に予想される1時間降水量
  新潟県 40ミリ
  富山県 40ミリ
  石川県 40ミリ
  福井県 30ミリ
・あす17日夕方までに予想される24時間降水量
  新潟県 80ミリ
  富山県 50ミリ
  石川県 50ミリ
  福井県 50ミリ

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2025/10/16 12:48

週末広く雨 北陸で警報級大雨 低気圧や前線通過後寒気南下 北海道平地でも雪か


週間天気予報
■きょう低気圧発達 北陸で滝のような非常に激しい雨の恐れ
■週末再び低気圧が発達し前線通過で広く雨 北陸警報級大雨
■低気圧や前線通過後 北日本冬型の気圧配置へ 北海道で雪か
■来週東京で20℃以下の日続く 西〜東日本も一気に秋らしく

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■きょう 北陸で滝のような非常に激しい雨の恐れ
きょう16日(木)、前線が東シナ海〜日本海を通り、東日本付近にのびています。
また、前線上の日本海の低気圧が東進しています。
今夜にかけて、低気圧は発達しながら東進し、東日本を通過後、日本の東に進むでしょう。
前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、九州〜東北は広く大気の状態が不安定となるでしょう。
午後は、北陸で雷を伴った1時間に50mmの非常に激しい雨、東北南部では1時間に30mmの激しい雨の降る所がある見込みです。
雨雲が停滞したり、予想より発達した場合は警報級の大雨となる恐れがあります。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

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■週末再び低気圧が発達し前線通過で広く雨 北陸警報級大雨
18日(土)、前線を伴った低気圧が朝鮮半島付近から発達しながら本州付近へ進むでしょう。
また、別の前線を伴った低気圧が、北海道の西〜北海道の北へ発達しながら進み、19日(日)は前線が日本付近を通過する見込みです。
18日(土)は関東は日差しの届く所もありますが、他は次第に雨の降り出す所が増えるでしょう。
19日(日)は、関東も含め広く雨が降る見込みです。
特に、北陸は今週末、前線の影響で大雨となり、前線の活動によっては警報級の大雨となる恐れがあるでしょう。

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■低気圧や前線通過後 北日本冬型の気圧配置へ 北海道で雪か

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週末に日本付近を低気圧や前線が通過し、その後は北日本を中心に冬型の気圧配置となる見込みです。
そして、平地で雪の降る目安の上空約1500mで−6℃以下の寒気が北海道付近に南下するでしょう。
その後も、短くとも23日(木)頃まで寒気が居座る見込みです。
来週、北海道の山間部では雪が降り、積雪となる恐れがあります。
峠を越える際は、冬用タイヤの着用をお願いいたします。
内陸部の平地でも雪の降る恐れがあります。
また、東北の山からは初冠雪の便りが届くかもしれません。

■来週東京で20℃以下の日続く 西〜東日本も一気に秋らしく
来週は、西〜東日本も気温が下がり、一気に秋らしくなるでしょう。
東京都心でも、最高気温が20℃以下の日が続く見込みです。

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2025/10/16 10:02

大気不安定、特に山陰や北陸・東北地方では大雨警戒


朝鮮半島付近には北東に進む低気圧があって、前線が中国・四国地方を通り東日本の南海上と、黄海を通り華中へとのびています。

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現在、北海道から中国・四国地方で雲が広がり、関東から近畿・四国にかけて所々で雨が降っています。

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今日は、低気圧が発達しながら西日本の日本海沿岸から北陸・東北地方を東進し、前線が本州を通過する見込みです。

このため、北海道から九州北部にかけての広い範囲で雨が降り、局地的に雷を伴い激しい雨の降る所もある見込みです。

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特に山陰や北陸、東北地方では、大雨となるおそれがあります。
雨雲が停滞したり、予想より発達した場合は警報級の大雨となる可能性があります。

土砂災害や低い土地の浸水に注意・警戒し、落雷や突風にご注意下さい。

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2025/10/15 14:41

日本海域の海面水温 かなり高い 冬季の大雪への影響も懸念【海洋のまとめ2025/10/5〜11】


日本の南の海上は、10月に入ってから台風22号、23号が次々と通過し、
太平洋の海水はかき混ぜられ、
海面水温が平年並みの海域が広がってきています。

一方、日本海域は今月に入ってからも低気圧の通過は少なく、
海水はかき混ぜられにくくなっています。

日本海域は平年と比べて高い海面水温が続いており、
最大で4℃も高くなっています。

この先も日本海域の海面水温がかなり高い状態が続く場合は、
冬季、強い寒気が流れ込んだ際に、
日本海の暖かさと寒気の冷たさがより激しくなるため、
より雪雲(雨雲や雷雲も)が発達しやすくなります。

この冬は12月から平年より気温が低く、
寒気の影響を受けやすくなる予想が出ています。

日本海域の高い海面水温と今冬の日本海側の雪の関係については
より注視する必要があります。

以下、2025年10月5日〜11日の海洋のまとめです。

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■気圧配置と波
5〜6日、台風22号が小笠原諸島付近で発達しながら
ゆっくり西〜北西進。
台風の中心付近で波高4〜5mとしけた。

6日、大陸から張り出す高気圧と
北海道の東の低気圧との間で等圧線が混み合った。
日本海域は、北よりの風が卓越し波高3mと高まった。

7日〜9日、台風22号は非常に強い勢力で伊豆諸島にかなり接近。
9日、伊豆諸島で波高12mの猛烈なしけ、関東も7mの大しけとなった。

8日午後、台風23号がフィリピンの東で発生、
9〜10日、台風23号は発達しながら南西諸島に接近。

11日、次第に進路を東寄りに変えた。
11日は南西諸島近海で波高4mとしけた。


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■海面水温
日本海域の海面水温は、平年よりかなり高い海域が継続し、
最大で4℃高かった。
東シナ海は、平年よりかなり高い海域が拡大した。

南西諸島は平年よりかなり高い海域は縮小したが、
平年より高い状態は継続。
太平洋側は、平年より高い海域は縮小し、
平年並みの海域が拡大した。

三陸沖は平年よりかなり高い海域が広がった。
北海道南東方沖は、引き続き、平年より低い海域が継続。
オホーツク海は平年より高く、
沿岸部はかなり高い状態が続いた。

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2025/10/15 12:43

【秋雨前線活発化】あす東北・北陸で警報級大雨に 週末は北海道で「暴風のち雪」の所も -週間天気-


■週間天気ポイント■
あす(木):低気圧通過、東北や北陸などで警報級大雨に
土日:急速に発達する低気圧が通過、北海道は暴風が吹き荒れる
来週前半:上空に強い寒気流入、北海道の平地で初雪の所も

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きょう15日(水)は、秋雨前線が本州の南岸に
一旦下がって停滞しています。

今夜には、前線上に低気圧が発生し、
低気圧は、あす16日(木)にかけてやや発達しながら
北陸から東北付近を通過する見込みです。

特に、低気圧の中心に近い東北や北陸地方では
雷を伴って激しい雨が降り、警報級の大雨となる所がありそうです。


あす16日(木)昼前から夜遅くにかけて
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに注意・警戒が必要です。

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17日(金)になると、低気圧は日本の東に離れますが、
大陸から次の前線や低気圧が近づく見込みです。

18日(土)〜19日(日)は前線上の低気圧が急速に発達しながら
北海道付近を通過する見込みで、
雨や風が強まる恐れがあります。

特に低気圧の中心に近い北海道では、
19日(日)は、広く暴風警報が発表される可能性があり、
大荒れの天気となりそうです。

飛行機など航空機への影響も出そうですので、
お出掛けの際は交通情報などにもご注意ください。

19日(日)、低気圧が通過した後は、上空に強い寒気が流れ込むでしょう。

山で雪をもたらすような寒気が東北北部まで南下し、
北海道の北部の上空には平地で雪をもたらすような強い寒気が流れ込みます。

少なくとも22日(水)ごろまでは寒気が居座る見込みで、
北海道では来週は平地でも雪が降り
「初雪」を観測する所もあるでしょう。

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来週は北から寒気が流れ込むことや、
本州南岸に前線が停滞し、曇りや雨の日が多いことで
気温は来週にかけて右肩下がりとなっていきます。

特に来週は、関東などでも最高気温が20℃に届かなくなり、
一気に秋の深まりを感じられそうです。

朝晩も冷え込み、北日本や標高の高い場所では
紅葉も進むでしょう。

週末までは25℃超える夏日の所もありますが、
来週は季節が前進します。
寒暖差で体調を崩さないようご注意ください。

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2025/10/15 07:32

今日15日は西日本、東日本ですっきりしない空模様 明日16日は日本海側を中心に大雨注意


きょう15日(水)の本州付近は、高気圧が北日本を覆い、華中から東日本の太平洋側にかけて前線が停滞します。朝の内は関東や東海など雨となりますが、前線の活動は弱く、午後は雨の範囲は狭いでしょう。

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北日本では、晴れる所が多いでしょう。ただ北海道の一部では、気圧の谷の影響により午前中は一時的ににわか雨の所がありそうです。午後にかけて天気は回復するでしょう。

東日本は、関東や東海では朝まで雨が降りやすいでしょう。午後になると雨は止む所が多いですが、雲が多くすっきりしない空模様となるでしょう。日差しが届きにくいため肌寒く感じられそうです。服装で体温をうまく調整してください。
伊豆諸島では、発達した雨雲が南下する影響で、八丈島では昼前に雷を伴う非常に激しい雨の可能性があります。大雨に注意して下さい。

西日本は、雲の多い空模様で、所々でにわか雨の可能性があります。紀伊半島や四国では雨雲が残りやすく、雨が降ったり止んだりの天気でしょう。局地的に雷を伴う所がありそうなので、落雷などにも注意して下さい。

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西日本付近の前線は、今夜にかけて少しずつ北上し、前線上の東シナ海には新たな低気圧が発生する見込みです。前線上の低気圧はあす16日にかけて日本海を東進し、前線の活動は活発になって雨雲が発達しやすくなります。

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あす16日は、西日本、東日本の日本海側で朝から雨の範囲が広がり、昼過ぎ頃に雨のピークとなりそうです。東北、北陸、山陰では雷を伴う激しい雨の所がある見込みで、警報級の大雨となる可能性があります。土砂災害や道路の冠水などに十分注意し、落雷や竜巻などの突風にもご注意ください。

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2025/10/15 06:43

2025年第1回紅葉見頃予想 全国的に平年よりも見頃は遅い予想


今日15日(水)、弊社サニースポットは2025年の第一回紅葉見頃予想を発表しました。今後の紅葉狩りの計画の参考としてお役立て下さい。

今年の夏は記録的な高温となり、少雨が重なった所もありました。このため、葉の色づきにも影響が出ると考えらています。

この先、全国的に平均気温の高い傾向が続くとみられています。ただ、周期的な天気変化傾向となり、晴れる日の朝晩は放射冷却によって葉の色づきに必要な気温の低下が見込まれます。
紅葉の見頃は全国的に平年並みか、平年よりも遅くなるでしょう。

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・北日本(北海道・東北)
北海道では10月中旬から下旬にかけて平年よりも気温が低くなる見込みです。このため、北海道の多くの地域では10月中旬から下旬にかけて色づきが進み、見頃を迎える所が多くなるでしょう。東北地方では、10月下旬に寒気の影響を受けて平年よりも気温が低くなりますが、11月上旬にかけて平年よりも気温が高くなりそうです。紅葉の見頃は、平年並みか、平年よりも遅い所が多いでしょう。

・東日本(関東甲信・北陸・東海)
この先も11月上旬にかけて、平均気温が平年よりも高い状態が続くとみられています。このため、多くの地域で平年よりも遅い見頃となりそうです。11月頃は朝晩の冷え込みも強まるため、山沿いでは11月下旬に見頃を迎える所が少しずつ増えて行きそうです。平野部の見頃は12月上旬の所が多いでしょう。東京都心での見頃は12月4日頃を予想しています。

・西日本(近畿・中国・四国・九州)
西日本は10月も続く残暑の影響により、色づきは遅いでしょう。11月ごろには朝の冷え込みも強まり山沿いを中心に見頃を迎える所が多いでしょう。平野部では平年並みか遅くなる所が多い予想です。11月下旬から12月上旬の見頃となる所が多く、福岡では12月4日頃を予想しています。

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2025/10/14 15:19

いきなり冬将軍到来 北日本「かなりの低温」 来週は北海道の平地で「初雪ラッシュ」か【早期天候情報】


きょう10月14日(火)、気象庁は10月20日から28日の気温が
この時期としては、北海道や東北で「かなりの低温」、
一方、沖縄や奄美で「かなりの高温」となるとして
早期天候情報を発表しました。

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この先の週間天気図を見てみると、
10月18日(土)〜19日(日)は、低気圧が急速に発達しながら
北海道付近を通過する見込みで、
北日本を中心に大荒れの天気や警報級の大雨となる可能性があります。

この低気圧が通過した後、
日本付近は「西高東低の気圧配置」となる見込みです。

低気圧の後ろ側には強い寒気が控えており、
来週前半には、北海道の上空に
平地で雪をもたらすほどの強い寒気が流れ込む見込みです。

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18日(土)には低気圧に向かう暖かい空気が流れ込み
降るものは雨となる所が多いでしょう。

しかし、19日(日)には上空1500m付近で0℃の
山で雪をもたらす寒気が東北北部まで流れ込む見込みです。

さらに、20日(月)には平地で雪をもたらす寒気の
-6℃以下の寒気が道北にかかるでしょう。

今月に入ってから北海道の山で雪を降らすくらいの
寒気は何度か流れ込んでいますが、
平地でも雪となるような強い寒気が流れ込むのは初めてのことで、
今シーズン初の「冬将軍到来」と言えます。


おととい10月12日(日)には、
鹿児島県肝付町の肝付前田で最高気温35.0℃を記録し、
国内で最も遅い「猛暑日」となりましたが、
来週は北から、いきなり冬の空気がやってきます。

今年の「秋」はかなり短かったとも言えそうです。

一方で、沖縄や奄美ではこの先も気温の高い状態が続き、
10月下旬としては10年に一度の高温となる所もありそうです。

引き続き、沖縄や奄美では暑さに注意が必要です。


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気温は全国的に、来週にかけて右肩下がりです。

北海道の旭川など内陸部では19日(日)からは
「雨か雪」の予報となっています。

来週にかけて一気に季節が進みます。
気温の変化で体調を崩さないようご注意ください。

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2025/10/14 12:52

【新たな台風の卵】まだ続く台風シーズン 台風23号は今夜までに温帯低気圧化


強い台風23号は、きょう10月14日午前9時現在、
日本の東を時速45キロと速度を上げながら東へ進んでいます。

台風23号は、今夜までに日本のはるか東で、
温帯低気圧となる見込みです。

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一方、南の海上には台風の卵「熱帯低気圧」が
新たに発生する見込みです。

あす10月15日(水)夜の予想天気図を見てみると、
フィリピンの東の海上で熱帯低気圧があります。

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暖かい空気で構成される低気圧の
中心付近の最大風速が17.2m/sに満たない低気圧を「熱帯低気圧」と呼び、
最大風速が17.2m/s以上になる低気圧を「台風」と呼びます。


あす夜までに発生する熱帯低気圧が、
今後、台風になるかどうかはまだ分かりませんが、西へ進み、
週末以降、沖縄・先島諸島などに影響が出る可能性もあります。

今後も最新の気象情報をご確認ください。

今、日本の東にある台風23号もマリアナ諸島で発生したのち日本に接近しましたが、
10月にフィリピンの東やマリアナ諸島付近で発生する台風は
日本に接近することが多いので、ご注意ください。

10月はまだまだ台風シーズンです。
台風や熱帯低気圧の動向には十分注意が必要です。

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2025/10/14 06:08

きょう14日(火)の天気 広範囲で天気は下り坂へ 北海道は秋晴れに


連休明けとなるきょう14日(火)は、前線が西から近づく見込みです。日本海側から雨の範囲が広がり、各地で雨が降るでしょう。一方、高気圧に覆われる北海道や四国、九州南部は日差しが届きそうです。

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北海道や東北北部は移動性高気圧に覆われるため、秋晴れとなるでしょう。朝晩は冷え込みますが、日中は過ごしやすい体感となりそうです。道北では夜から天気は下り坂へと向かうため、お帰りの遅い方は折り畳み傘があると安心です。

東北南部〜九州北部にかけては天気は下り坂へと向かうでしょう。日本海側を中心に昼頃から雨が降り出し、夜は太平洋側でも雨が降る見込みです。外出の際に雨が降っていなくても雨具をご用意ください。

一方、前線の影響を受けにくい四国や九州南部では日差しが届くでしょう。日中は気温が上がり、30℃を超える真夏日となる所がありそうです。暑さ対策をしっかりと行ってください。

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2025/10/13 19:00

強い台風23号 伊豆諸島から遠ざかるも今夜にかけて高波に警戒を


きょう13日18時現在、強い台風23号は関東の南東を東に35km/hの速さで進んでおり、伊豆諸島から遠ざかっています。

■台風23号  13日(月)18時
==================
 中心位置   関東の南東
 強さ     強い
 移動     東 35km/h
 中心気圧   975 hPa
 最大風速   35 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 50 m/s
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台風23号は今後も、東進を続け、あす14日未明には日本の東へと進み、伊豆諸島から遠ざかる見込みです。伊豆諸島では、台風23号の影響は小さくなっていますが、引き続きうねりを伴った大しけが続いています。八丈町と青ヶ島村では、今夜遅くにかけて、うねりを伴う高波に警戒してください。

●予想される波の高さ(うねりを伴う)
・きょう13日に予想される波の高さ
  伊豆諸島北部 4m 
  伊豆諸島南部 6m 
・あす14日に予想される波の高さ
  伊豆諸島南部 5m 


また、これまでの大雨の影響で、地盤の緩んでいる所があります。雨が止んだ後でも土砂災害の発生する危険があるため今夜遅くにかけて注意を続けてください。

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2025/10/13 17:00

令和7年 台風第23号に関する情報


令和7年 台風第23号に関する情報 第69号
令和7年10月13日16時35分 気象庁発表

強い台風第23号は、日本の東を東北東へ進んでいます。伊豆諸島では13日は、引き続き、うねりを伴った高波に警戒してください。

[気象概況]
 強い台風第23号は、13日15時には、八丈島の東約260キロにあって、1時間におよそ35キロの速さで東北東へ進んでいます。中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心の南東側150キロ以内と北西側95キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
 台風は、伊豆諸島から遠ざかっていますが、伊豆諸島では、うねりを伴い大しけとなっている所があります。また、これまでの大雨の影響で地盤の緩んでいる所があります。

[波の予想]
 伊豆諸島では13日は、うねりを伴い大しけとなる所があるでしょう。
 13日に予想される波の高さ
  伊豆諸島 6メートル うねりを伴う

[防災事項]
 伊豆諸島では、13日はうねりを伴った高波に警戒し、土砂災害に注意してください。

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