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2025/07/19 07:10

北海道地方 大気不安定 土砂災害や、低地の浸水、河川増水に十分注意


黄海からサハリン付近を通って、千島の東にのびる前線が停滞しています。
北海道付近は、19日から20日にかけて、前線に向かって暖かく湿った空気が流入するため、大気の状態が不安定となるでしょう。

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19日から20日にかけて予想される1時間降水量は多い所で、
  日本海側北部    40ミリ
  日本海側南部    40ミリ
  太平洋側西部    20ミリ
  オホーツク海側北部 30ミリ
  オホーツク海側南部 30ミリ
19日6時から20日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  日本海側北部    100ミリ
  日本海側南部    100ミリ
  太平洋側西部     60ミリ
  オホーツク海側北部  80ミリ
  オホーツク海側南部  60ミリ

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北海道地方では、19日から20日明け方にかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。

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2025/07/18 11:13

梅雨明けラッシュ関東甲信・北陸・東北南部 3連休から次第に連日の猛暑日・熱帯夜 体温超えの危険な暑さの所も


きょう18日(金)、気象庁と地方気象台は関東甲信地方、北陸地方、東北南部で「梅雨明けしたとみられる」と発表しました。
        平年差   昨年差
関東甲信地方  1日早い  同じ
北陸地方    5日早い  13日早い
東北南部    6日早い  14日早い

いずれも梅雨明けは平年と比べ早く、昨年と比べると北陸地方や東北南部は2週間前後早い梅雨明けとなりました。

■夏本番 梅雨明け直後の体温超えの危険な暑さ
きょう18日(金)、日本の東の太平洋高気圧が西に大きく張り出し、東日本付近を覆っています。
関東甲信地方や北陸地方、東北南部は高気圧に覆われ、夏空が広がっています。
11時現在、既に真夏日となっている地点が多くあります。
午後も気温がぐんぐんと上昇し、関東甲信地方や北陸地方、東北南部でも猛暑日となる所があるでしょう。
予想最高気温は、富山で37℃とフェーン現象の影響もあり、体温超えの危険な暑さとなる所もある見込みです。
熱中症に気をつけてください。

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■3連休から次第に連日の猛暑日・熱帯夜 昼夜問わず対策を
この先1週間も、関東甲信〜東北南部は、太平洋高気圧に覆われて晴れる日が多い見込みです。
日中は猛暑日、夜間は熱帯夜と昼夜問わず暑さの続く所があるでしょう。
こまめな水分補給や休憩など、万全な熱中症対策をお願いします。
また、日中の昇温や湿った空気の影響で、大気の状態が不安定となり、山沿いや内陸部を中心に急な強い雨や雷雨があるでしょう。
天気予報で晴れマークが続いていても、空模様の変化に気をつけてください。

※梅雨は季節現象であり、梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。
なお、梅雨入り・梅雨明けの発表は速報値で、春から夏にかけての天候経過を考慮して再検討され、見直されることがあります。

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2025/07/18 08:58

九州北部 長崎県、佐賀県で線状降水帯が発生する可能性 大雨災害に警戒


日本の東には高気圧があり、本州付近に張り出しています。高気圧の縁を回る暖かく湿った空気の影響で、中国、四国、九州を中心に活発な雨雲が掛かっています。

きょう18日(金)午前8時30分現在、四国の香川県、愛媛県で大雨警報(土砂災害)、鹿児島県で洪水警報が発表されています。発達した雨雲は少しずつ西に移動し、四国付近では雨の峠は越えつつありますが、油断は禁物です。警報が発表されている地域を中心に、これまでの雨で地盤の緩んでいる所があります。少しの雨であっても土砂災害に注意・警戒が必要です。

きょう18日、気象庁より、長崎県・佐賀県で昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があると発表されました。

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明日19日朝6時までに予想される24時間雨量は、九州北部の多い所で180ミリ、南部では多い所で120ミリと予想されています。中国地方でも、多い所で80ミリの24時間雨量が予想されており、これらの地域では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒して下さい。
今後更新される最新の気象情報だけでなく、自治体から発表される避難情報などにも注意して下さい。

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2025/07/18 07:26

台風6号「ウィパー」発生 南西諸島ではうねりを伴う高波に注意


きょう18日(金)午前3時ごろ、フィリピンの東海上付近で台風が発生しました。今月発生した台風としては、4つ目となります。

■台風6号  18日(金) 午前6時
==================
中心位置   フィリピンの東
移動速度   北西 20km/h
中心気圧   994hPa
最大風速   18m/s(中心付近)
最大瞬間風速 25m/s
==================

台風6号は今後、西寄りの進路を取り、日本付近から遠ざかる見通しです。日本付近への直接的な影響はありませんが、沖縄本島や先島諸島では、台風6号からの湿った空気の影響を受け、活発な雨雲が掛かる恐れがあります。強まる雨や雷雨に注意が必要です。

また、台風からのうねりが伝播し、沖縄本島や先島諸島付近の海上は次第に波が高くなり、しける見通しです。沖縄本島付近では、あす19日(土)にかけて波の高さが4メートル、先島諸島付近では5メートルとなる見込みです。海上や沿岸部では、うねりを伴う高波に注意して下さい。

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2025/07/18 06:53

全国的に厳しい暑さ続く 本州付近は所々で局地的な大雨 天気と気温のまとめ(2025年7月6日〜7月12日)


今期間(7月6日〜7月12日)の天候についての纏めです。

■今期間(7月6日〜7月12日)の天候のまとめ
平均気温は、全国的に暖かい空気に覆われたため、全国的に高温傾向となり、各地平年より約3〜4℃近く高かった。一方、沖縄・奄美では台風4号や湿った空気の影響を受け曇りや雨の日が多かったため、平年をやや下回る気温傾向となった。

降水量は、高気圧に覆われやすかった北日本〜西日本の日本海側を中心に、かなり少ない傾向となった。一方、九州南部や沖縄・奄美地方では、台風4号や暖かく湿った空気の影響を受けて曇りや雨の日が多かったため、平年の約2〜3倍の降水量で推移した。

日照時間は、北日本〜西日本の日本海側を中心に晴れの日が多く、平年以上の日照となった所が多かった。期間後半、梅雨前線やオホーツク海高気圧の影響を受け、東北太平洋側や関東では、ほぼ平年並みの日照時間で推移。沖縄・奄美は曇りや雨の日が多く、平年以下の日照時間で推移した。

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■気圧配置の特徴
6日、台風3号が日本の東海上を北東進。日本の南海上では、高気圧がほとんど停滞。台風4号は、台湾海峡付近で強い勢力に発達。7日、台風3号は日本の東海上を北上。本州付近は、朝鮮半島付近に中心を持つ高気圧に覆われた。台風4号は東シナ海を北上。8日、台風3号は日本の東で温帯低気圧化、のちに日本の東で前線と一体化。台風4号は東シナ海で、進路を北寄りから西寄りに変えた。9日、東北付近で梅雨前線が形成され、ゆっくり南下。台風4号は熱帯低気圧に変わった。10日、梅雨前線は東北から関東へ南下し続け、前線の北側ではオホーツク海高気圧が南東進。11日、梅雨前線は伊豆諸島付近まで南下、9時には前線上に低気圧が発生。小笠原近海では熱帯低気圧が発生、東シナ海では低圧部が熱帯低気圧化。12日、小笠原付近で熱帯低気圧がほとんど停滞。東シナ海の熱帯低気圧は、夜にかけて進路を次第に東寄りに変えた。

■降水
6日、台風4号からの暖湿空気の影響で、沖縄県名護市で39.5mm/hの激しい雨を観測。7日、台風4号周辺の暖湿空気の影響で、先島諸島の宮古島で激しい雨を観測。8日、日中の気温上昇や暖かく湿った空気の影響で、西日本で大気の状態が不安定に。兵庫県三田市で93.0mm/hの猛烈な雨を記録。広島県、島根県では、記録的短時間大雨情報が発表される大雨となった。9日、東北から関東甲信地方では前線や湿った空気の影響を受け、局地的な雷雨。長野県長野市鬼無里で79.5mm/hの非常に激しい雨を観測。10日、前線に向かう湿った空気の影響で局地的に猛烈な雨。この日、東北南部、関東甲信、東海で計31回に及ぶ記録的短時間大雨情報の発表となった。11日、上空の寒気や湿った空気の影響で紀伊半島や九州で非常に激しい雨となり、和歌山県新宮市では59.0mm/hを観測。12日、暖かく湿った南東風の影響により、宮崎県延岡市で58.0mm/hの非常に激しい雨を観測。

■気温
6日、全国的に厳しい暑さとなり、三重県桑名市では38.3℃の猛暑日。京都市では36.3℃となり、8日連続の猛暑日となった。7日、真夏日日数は778地点を数え今年最多を記録。東京都心では35.6℃を観測し、今年初の猛暑日を記録。8日、東京都心で35.8℃となり、2日連続の猛暑日に。9日、西日本を中心に厳しい暑さとなった。福岡県朝倉市で38.4℃、大分県日田市では38.0℃の猛暑日。10日、関東から九州にかけて日差しが届き、各地で猛暑日に。6日連続で猛暑日地点数が100地点を超えた。11日、オホーツク海高気圧からの冷涼な空気の影響で、東北太平洋側から関東地方で暑さが和らいだ。東京都心の最高気温は25.1℃となり、5月下旬並みに。一方、西日本や南西諸島は厳しい暑さとなり、大阪では36.7℃の猛暑日に。12日、東北太平洋側から関東は引き続き暑さが和らぎ、東海から西の地方では厳しい暑さが続いた。福岡県久留米市では36.6℃の猛暑日を記録した。

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2025/07/17 22:11

最新1か月予報 厳しい暑さが続き、本州は水不足が心配


気象庁は17日(木)、向こう1か月間の天候の見通しとなる、最新の1か月予報を発表しました。

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数値予報の予測結果によると、1か月平均の海面気圧は、本州付近は平年よりも高く、北・東・西日本は太平洋高気圧に覆われやすい時期があるでしょう。
一方、東シナ海付近は海面気圧が平年より低く予測され、沖縄・奄美では熱帯擾乱や湿った空気の影響を受けやすい時期があると予測されています。
上空約1500m付近の気温は、北日本を中心に平年より高いと予測されています。

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この先1か月間は、北・東・西日本は晴れる日が多く、北海道から九州にかけて、気温は平年よりもかなり高くなるでしょう。全国的に厳しい暑さが続き、猛暑日となる日が増える予想ですので、熱中症対策を万全にお願いします。また、夜間も気温が25℃以上となる熱帯夜が続く所もありそうです。昼夜を問わず冷房を動かしておくなどして、夜間の熱中症にも対策をして下さい。
東日本、西日本太平洋側では、晴れの日が多い反面、降水量が平年並みか、平年よりも少ない予想となっています。水不足や渇水などの恐れがあるため、節水などを心がけ、水資源を大切に使用しましょう。

一方、沖縄・奄美は湿った空気の影響を受けやすく、降水量は平年並みか、平年よりも多くなるでしょう。熱帯低気圧や台風が発生しやすい時期であり、熱帯低気圧や台風が接近する可能性もあります。この先の最新の気象情報に注意が必要です。

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2025/07/17 12:48

「大雨のち猛暑」 あすにも関東甲信「梅雨明け」か 危険な暑さの幕開け【全国の週間天気】


きょう17日(木)は、太平洋高気圧の縁を回って
南から暖かく湿った空気が流れ込み、
四国地方〜東海地方では、大気の状態が非常に不安定となっています。

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今夜遅くにかけては、西日本の太平洋側で、
局地的に雷を伴った激しい雨や、非常に激しい雨が降る見込みで、
気象庁は、きょう17日(木)の夜遅くにかけて、高知県と徳島県で、線状降水帯が発生する恐れがあると発表しました。

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線状降水帯の発生が予想されている四国地方では、
暗い時間になってから雨のピークを迎える所もありそうです。

大雨が降り始めてからの避難は危険です。
明るい内に安全な所に移動するようにしてください。


この大雨の後は、日本の東に中心をもつ高気圧が西へ勢力を強め、
晴天と猛烈な暑さをもたらしそうです。


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関東など東日本では、あす18日(金)以降は
晴れて、3連休中は猛烈な暑さが続く見込みです。

早ければ、あす18日(金)にも関東甲信地方の梅雨明けの発表があるかもしれません。
(関東甲信地方の平年の梅雨明け:7月19日ごろ)

来週にかけて西〜東日本は連日35℃前後まで気温が上がり、
猛烈な暑さが続く見込みです。

子どもたちは、夏休みが始まりますが、
熱中症に十分注意をしてください。

夏休みで山や川のレジャーにお出掛けする際も
天気の急変に注意をし、雨雲レーダーなどで
周囲の様子を確認するようにしてください。

一方、北海道では、19日(土)〜20日(日)にかけて
前線に伴う雨雲が同じ様な所にかかり続ける見込みです。

特に、北海道の日本海側を中心に
警報級の大雨となる可能性がありますので、
今後も最新の情報をご確認下さい。

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2025/07/17 11:36

【線状降水帯発生予測】高知・徳島 暗い時間帯に線状降水帯発生の恐れも 集中豪雨から身を守る方法は


太平洋高気圧の縁を回って南から暖かく湿った空気が流れ込み
四国地方〜東海地方では、大気の状態が非常に不安定となっています。

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気象庁は、きょう17日(木)
「高知県と徳島県で、きょうの昼過ぎ〜夜遅くにかけて、
線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性がある。」
と発表しました。

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今夜遅くにかけては、西日本の太平洋側で、
局地的に雷を伴った激しい雨や、非常に激しい雨が降る見込みです。

特に、四国地方では線状に連なる活発な雨雲がかかり続け、
雨量が多くなる恐れがあります。

【雨量予想(24時間雨量・多い所で)】
あす18日(金)午前6時まで
  瀬戸内側 100ミリ
  太平洋側 250ミリ
あす18日(金)午前6時〜19日(土)午前6時まで
  瀬戸内側 50ミリ
  太平洋側 80ミリ

雨雲が予想より発達した場合や停滞した場合は、
警報級の大雨となる可能性があります。

低い土地の浸水、河川の増水、土砂災害に十分注意してください。
また、落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。

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線状降水帯の発生が予想されている四国地方では、
暗い時間になってから雨のピークを迎える所もありそうです。

大雨が降り始めてからの避難は危険です。
明るい内に安全な所に避難するようにしてください。

川や田んぼの様子は見に行かず、
寝る時は崖や斜面から離れた2階以上の部屋でお休みください。

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四国ではあすの午後から次第に雨は止みますが、
高知では湿った空気の影響で20日(日)ごろまで雨が降りやすいでしょう。

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2025/07/17 06:26

東日本〜西日本は広く警報級の大雨のおそれ 土砂災害や低地の浸水など警戒を


日本のはるか東に中心をもつ高気圧が日本付近に張り出しており、高気圧の縁に沿って南から暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、東日本から西日本の太平洋側を中心に大気の状態が非常に不安定となっており、激しい雨や非常に激しい雨の降っている所があります。

6時現在、岐阜県や三重県、和歌山県で大雨警報が発表されており、三重県では土砂災害警戒情報が発表されています。

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引き続き、東日本ではきょう17日は、西日本ではあす18日にかけて、太平洋側を中心に活発な雨雲が通過しやすく、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。

【雨の予想】
●予想される雨量(多い所で)
・あす18日明け方までに予想される24時間降水量
  関東甲信地方    100mm
  東海地方      200mm
  近畿地方      180mm
  四国地方      250mm

【防災事項】
東日本ではきょう17日は、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。西日本ではあす18日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、身の安全の確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意が必要です。

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2025/07/17 05:53

きょう17日(木)の天気 雨雲は東から西へ 太平洋側は大雨災害に警戒を


きょう17日(木)は、太平洋高気圧が日本付近に張り出す見込みです。高気圧の縁を回る湿った空気が東海〜西日本に流れ込むでしょう。

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北日本では雲が広がりやすくすっきりしない空模様でしょう。雨の可能性もあるため、外出には折り畳み傘などあると安心です。日差しが乏しいですが、気温は高く蒸し暑い体感となりそうです。

関東は午前まで雨の降る所がありますが、午後は天気回復へと向かうでしょう。午後は日差しの届く所がありそうです。お帰りの際は雨具の置忘れにお気を付けください。

東海から西では雨の範囲が広がり広範囲で傘の活躍する一日となるでしょう。太平洋側を中心に雨雲が発達しやすく、1時間に50mm以上の非常に激しい雨の降る恐れがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒して下さい。
中国・四国や九州などお出かけの際に雨の降っていない所でも外出の際は大きめの傘をお持ちください。
西日本では日中、蒸し暑くなるため熱中症にも注意が必要です。

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2025/07/16 15:19

地震情報(震源・震度に関する情報)


地震情報(震源・震度に関する情報)
令和7年7月16日15時17分 気象庁発表

16日15時14分ころ、地震がありました。
震源地は、トカラ列島近海(北緯29.3度 東経129.5度 深さ 20km)
地震の規模(マグニチュード)は、4.1と推定されます。

[震度4以上が観測された地域]
震度4 : 鹿児島県十島村

[震度4以上が観測された市町村]
震度4 : 鹿児島十島村

この地震による津波の心配はありません。


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2025/07/16 15:13

【海洋まとめ】日本海の海面水温 平年よりかなり高く 台風3号や台風4号の影響でしけた所も


日本海の海面水温は、広く平年よりかなり高い海域が継続。最大で平年より6℃高かった。
また、台風3号や台風4号の影響で、しけた所があった。

海洋のまとめ(2025年7月6日〜12日)

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■気圧配置と波
6〜8日、台風3号が日本の東を北上し、8日午前9時に温帯低気圧に変わった。
台風3号周辺で波が高まり、台風3号の中心付近はしけた。
また、台風4号が南シナ海〜台湾海峡を通り、東シナ海へ進んだ。
先島諸島近海や東シナ海で、波高4m以上としけた。
9日、台風4号は華南で熱帯低気圧に変わり、次第に日本近海の波は穏やかに推移した。
11〜12日、東シナ海の低圧部が11日午後9時に熱帯低気圧となり、東シナ海を北西進した。
別の熱帯低気圧が小笠原近海を北上した。
日本の東には前線がのび、前線上の低気圧が北東進した。
東シナ海や小笠原近海、日本の東で波が高くなった。

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■海面水温
日本海域の海面水温は、引き続き、広く平年よりかなり高く、中部の大陸側では、最大で6℃高かった。
九州の西もかなり高い海域が継続した。
一方、先島諸島付近は、台風4号が北上した影響で、次第に平年並みの海域が拡大した。
太平洋側は、黒潮が接岸する足摺岬〜潮岬沖で平年より高く、房総半島付近〜三陸沖で平年よりかなり高かった。
三陸沖は平年より最大で6℃高くなった。
北海道周辺の海域もかなり高い状態が継続した。
千島近海は平年並みとなった。

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2025/07/16 15:11

地震情報(震源・震度に関する情報)


地震情報(震源・震度に関する情報)
令和7年7月16日15時08分 気象庁発表

16日15時05分ころ、地震がありました。
震源地は、トカラ列島近海(北緯29.3度 東経129.5度 深さ 20km)
地震の規模(マグニチュード)は、4.3と推定されます。

[震度4以上が観測された地域]
震度4 : 鹿児島県十島村

[震度4以上が観測された市町村]
震度4 : 鹿児島十島村

この地震による津波の心配はありません。


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2025/07/16 10:57

台風6号発生へ フィリピンの東に台風の卵 沖縄に影響か 【熱帯低気圧情報】


きょう16日(水)午前9時現在、フィリピンの東で発生した熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。
予想通り、台風に発達した場合、台風6号と呼ばれることになります。

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■熱帯低気圧 きょう16日(水)午前9時現在
 中心位置   フィリピンの東
 移動     北西 ゆっくり
 中心気圧   1004 hPa
 最大風速   15 m/s
 最大瞬間風速 23 m/s

この熱帯低気圧の周辺の暖かく湿った空気の影響で、沖縄では断続的に雨が降って、局地的に強まる恐れがあります。

今後、熱帯低気圧は西に進み、あす17日(木)午前9時にはフィリピンの東で台風となる見込みです。
その後、フィリピンの東を北西へ進み、19日(土)午前9時にはバシー海峡、20日(日)午前9時には南シナ海に達するでしょう。
21日(月)にかけて、南シナ海を西寄りに進む見込みです。

沖縄の先島諸島を中心に、断続的に雨が強まり、次第に風が強まって、波が高まる恐れがあります。
最新の情報に気をつけてください。

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2025/07/16 08:54

西・東日本、大気不安定。大雨、土砂災害、浸水や増水に注意・警戒


日本海西部には低気圧があって北西に進んでいます。
一方、日本のはるか東に中心をもつ高気圧が勢力を強めて東日本や北日本に張り出しています。

日本付近は等圧線の間隔が狭く、南から暖かく湿った空気が入り
東日本から西日本の太平洋側を中心に大気の状態が非常に不安定となっています。

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明日17日にかけて、引き続き高気圧が西へ張り出して南から暖かく湿った空気が流れ込むため、
東日本から西日本の太平洋側を中心に大気の状態が非常に不安定となり、
雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。


これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
東日本と西日本では17日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
また、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。

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[雨の実況]
降り始め(14日17時)から16日05時までの降水量(アメダスによる速報値)
 栃木県
   奥日光中禅寺湖畔   163.5ミリ
   日光市五十里     139.5ミリ
   日光市日光東町    126.5ミリ
 群馬県
   高崎市榛名山     116.5ミリ
 茨城県
   北茨城市花園      82.0ミリ
   龍ケ崎         78.0ミリ
   高萩市大能       71.0ミリ
 千葉県
   銚子          70.5ミリ
 東京都
   八王子市元本郷町    92.5ミリ
 長野県
   王滝村御嶽山     146.0ミリ
   阿智村浪合      135.0ミリ
   南牧村野辺山     130.5ミリ
 山梨県
   南部町        201.5ミリ
   韮崎         185.0ミリ
   身延町切石      170.5ミリ

降り始め(14日01時)から16日04時までの降水量(アメダスによる速報値)
 愛知県
   豊田市阿蔵町     211.0ミリ
   新城市作手高里木戸口 203.0ミリ
   豊根村茶臼山     198.5ミリ
 岐阜県
   本巣市樽見      167.0ミリ
   中津川市付知     147.0ミリ
   恵那         138.0ミリ
 三重県
   紀北町紀伊長島    178.5ミリ
   大紀町藤坂峠     173.5ミリ
   尾鷲         166.5ミリ
 静岡県
   静岡市井川      345.5ミリ
   静岡市有東木     285.5ミリ
   藤枝市高根山     180.0ミリ

[雨の予想]
16日に予想される1時間降水量は多い所で、
  関東地方北部    40ミリ
  関東地方南部    40ミリ
  甲信地方      50ミリ
  伊豆諸島      30ミリ

17日に予想される1時間降水量は多い所で、
  関東地方北部    30ミリ
  甲信地方      30ミリ

16日6時から17日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  関東地方北部   120ミリ
  関東地方南部   150ミリ
  甲信地方     150ミリ
  伊豆諸島      80ミリ
  東海地方     250ミリ
  四国地方     100ミリ

その後、17日6時から18日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  関東地方北部    60ミリ
  甲信地方     120ミリ
  東海地方     150ミリ
  四国地方     200ミリ

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[防災事項]
東日本と西日本では17日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
東日本ではこれまでの大雨で地盤が緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
また、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

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2025/07/16 02:21

地震情報(震源・震度に関する情報)


地震情報(震源・震度に関する情報)
令和7年7月16日02時19分 気象庁発表

16日02時15分ころ、地震がありました。
震源地は、トカラ列島近海(北緯29.3度 東経129.4度 深さ 20km)
地震の規模(マグニチュード)は、4.6と推定されます。

[震度4以上が観測された地域]
震度4 : 鹿児島県十島村

[震度4以上が観測された市町村]
震度4 : 鹿児島十島村

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