火山情報

        
平成29年6月7日14時00分 気象庁地震火山部発表

<草津白根山に噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意):
警報解除を発表>
 山頂火口から1kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなりました。
<噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)
に引下げ>

<噴火警報・予報(対象火山)>
レベル1(活火山であることに留意)━ 引下げ (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲草津白根山・・・ 北緯36度38.63分 東経138度31.67分 標高 2160m

<噴火警報・予報(対象市町村等)>
噴火予報:警報解除 ━━━ 解除 (前の状況:火口周辺警報)
 群馬県嬬恋村
 群馬県草津町
<噴火警報・予報(対象市町村の防災対応等)>
活火山であることに留意 ━ 解除 (前の状況:火口周辺警報:入山規制等)
 群馬県嬬恋村
 群馬県草津町

<火山の活動状況等>
 東京工業大学によると、2014年以降、湯釜の湖水に含まれる高温の火
山ガス由来の成分の濃度上昇が続き、火山活動が活発な状態であることを示
していましたが、2017年に入って低下傾向に転じ、現在もその傾向が続
いていることが確認されました。また、火山性地震は少ない状態が続き、地
殻変動観測では収縮傾向がみられています。
 これらのことから、山頂火口から1kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能
性は低くなったと考えられます。
 一方、湯釜火口及び水釜火口周辺の熱活動の高まった状態は継続していま
す。引き続き湯釜火口から概ね500mの範囲に影響を及ぼすごく小規模な
火山灰等の噴出の可能性があります。

 なお、定期的に発表していた火山の状況に関する解説情報は終了します。

<防災上の警戒事項等>
 湯釜火口から概ね500mの範囲では引き続きごく小規模な火山灰等の噴
出に注意してください。また、ところどころで火山ガスの噴出がみられます。
周辺の窪地や谷地形などでは高濃度の火山ガスが滞留することがあります
ので、注意してください。地元自治体等が行う立入規制等に留意してくださ
い。

<補足事項>
**(参考:噴火警戒レベルの説明)**
【レベル5(避難)】:危険な居住地域からの避難等が必要。
【レベル4(避難準備)】:警戒が必要な居住地域での避難の準備、要配慮
者の避難等が必要。      
【レベル3(入山規制)】:登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制
等。状況に応じて要配慮者の避難準備等。
【レベル2(火口周辺規制)】:火口周辺への立入規制等。
【レベル1(活火山であることに留意)】:状況に応じて火口内等への立入
規制等。
(注:避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なる)
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火山名 草津白根山 火山の状況に関する解説情報 第22号
平成29年6月2日16時00分 気象庁地震火山部発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 5月26日から6月2日15時までの草津白根山の活動状況をお知らせし
ます。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲草津白根山・・・ 北緯36度38.63分 東経138度31.67分 標高 2160m


<火山の活動状況等>
 火山活動はやや活発な状態で経過しています。
 東京工業大学によると、2014年以降、湯釜湖水は、高温の火山ガスに
由来する成分の濃度上昇が続き、火山活動が活発な状態であることを示して
いましたが、2016年半ばには、濃度の上昇傾向は止まり、2017年に
入って、減少傾向がみられ始めています。
 監視カメラによる観測では、引き続き湯釜北側噴気地帯や湯釜火口内の状
況に特段の変化は認められません。
 全磁力観測によると、2014年5月以降の湯釜近傍地下の温度上昇を示
唆する変化は、2014年7月には停滞していましたが、2016年夏頃か
ら温度低下を示唆する変化に転じています。

 火山性地震が一時増加しましたが、その多くは山頂から比較的離れた長野
県北部の地震です。地殻変動観測に特段の変化は認められません。

 火山性地震の発生回数(速報値を含む)は以下のとおりです。
             火山性地震
  5月 26日         1回
     27日        36回
     28日        25回
     29日         3回
     30日        16回
     31日         9回
  6月  1日         2回
      2日(15時まで)  1回

<防災上の警戒事項等>
 湯釜火口から概ね1キロメートルの範囲では、小規模な噴火に伴う弾道を
描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。地元自治体等の指示に従っ
て危険な地域には立ち入らないでください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るた
め注意してください。
 また、ところどころで火山ガスの噴出が見られます。周辺のくぼ地や谷地
形などでは高濃度の火山ガスが滞留する事がありますので、注意してくださ
い。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、9日(金)16時頃に発表の予定で
す。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 草津白根山 火山の状況に関する解説情報 第21号
平成29年5月26日16時00分 気象庁地震火山部発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 5月19日から5月26日15時までの草津白根山の活動状況をお知らせ
します。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲草津白根山・・・ 北緯36度38.63分 東経138度31.67分 標高 2160m


<火山の活動状況等>
 火山活動はやや活発な状態で経過しています。
 東京工業大学によると、2014年以降、湯釜湖水は、高温の火山ガスに
由来する成分の濃度上昇が続き、火山活動が活発な状態であることを示して
いましたが、2016年半ばには、濃度の上昇傾向は止まり、2017年に
入って、減少傾向がみられ始めています。
 監視カメラによる観測では、引き続き湯釜北側噴気地帯や湯釜火口内の状
況に特段の変化は認められません。
 全磁力観測によると、2014年5月以降の湯釜近傍地下の温度上昇を示
唆する変化は、2014年7月には停滞していましたが、2016年夏頃か
ら温度低下を示唆する変化に転じています。

 火山性地震は少なく、地殻変動観測に特段の変化は認められません。

 火山性地震の発生回数(速報値を含む)は以下のとおりです。
             火山性地震
  5月 19日         0回
     20日         2回
     21日         0回
     22日         2回
     23日         0回
     24日         0回
     25日         1回
     26日(15時まで)  0回

<防災上の警戒事項等>
 湯釜火口から概ね1キロメートルの範囲では、小規模な噴火に伴う弾道を
描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。地元自治体等の指示に従っ
て危険な地域には立ち入らないでください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るた
め注意してください。
 また、ところどころで火山ガスの噴出が見られます。周辺のくぼ地や谷地
形などでは高濃度の火山ガスが滞留する事がありますので、注意してくださ
い。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、6月2日(金)16時頃に発表の予
定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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