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2025/11/27 21:08

天気と気温のまとめ(11月16日〜11月22日)冬型の気圧配置 全国的に寒さ厳しく 青森県酸ヶ湯で積雪100cm越え


2025年11月16日〜11月22日にかけての天気と気温のまとめです。

【今期間の天候について】
■気圧配置の特徴
 16日、本州付近は移動性高気圧に広く覆われた。中国東北区付近の低気圧が東進。9時ごろにウラジオストクの北で前線を伴った低気圧が発生し、発達しながら東北東進。17日、急速に発達する低気圧がオホーツク海を東北東進。低気圧からのびる寒冷前線が北〜西日本を通過。午後以降は冬型の気圧配置へと移行した。18日、発達した低気圧がオホーツク海を東進。日本付近は強い冬型の気圧配置に。19日、大陸から高気圧が張り出し、本州付近の冬型の気圧配置は少しずつ緩んだ。20日、前線を伴った低気圧が間宮海峡付近を東北東進。別の低気圧が関東の南を東進した。21日、前線を伴った低気圧がサハリンを通過し、オホーツク海へ進んだ。低気圧からのびる寒冷前線が北日本〜東日本を通過。北日本を中心に冬型の気圧配置となった。22日、華中に中心を持つ高気圧が本州付近に張り出した。北日本は冬型の気圧配置が少しずつ緩んだ。


■降水
 16日、本州付近は高気圧圏内となり、日中は降水エリアはほとんどなかったが、伊豆諸島では東寄りの湿った空気により局地的に雨雲が発達、激しい雨を観測した。17日、前線が通過する北日本や北陸で昼頃にかけて雨が強まった。午後は次第に寒気が南下。雨から雪へと変わり、夜は北海道で雪が強まった。18日、北日本で断続的に強い雪に。青森県酸ヶ湯では積雪深が100cmを超え、大雪警報が発表された。関東は気圧の谷や上空寒気の影響でにわか雨に。19日、北日本〜山陰にかけ日本海側を中心に雨、東北や北陸では山沿いで雪の所があった。午後にかけて冬型の気圧配置は徐々に緩み、雨や雪の範囲は縮小。20日、低気圧や前線の接近に伴い、北日本の日本海側で雨が降り出し、北海道でやや強い雨。21日、北日本の日本海側〜北陸にかけて雪や雨となり、局地的に降り方が強まった。22日、上空の寒気に伴い、北日本日本海側〜北陸を中心に雨や雪。午後にかけ日本海側の雨は収まった。


■気温
 16日、高気圧に覆われ、日差しが届き全国的に平年並みか、平年より少し高い気温に。大阪は10月下旬並みの20.9℃を観測。17日、前線や低気圧に向かい南から暖かい空気が流れ込み、全国的に平年より高い気温となり、西日本〜東北南部にかけて20℃を超えた所が多かった。18日、上空の強い寒気が南下し、全国的に冷え込みが強まり、各地で12月並みの気温に。19日、上空の寒気の影響で朝は冷え込みが厳しく、今季一番の冷え込みとなった所も。東京都心の朝の最低気温は5.1℃で今季最低値を更新。20日、日中は全国的にこの時期らしい気温となった。一方、北風が吹きつけた那覇では12月上旬並みの22.9℃となった。21日、朝は関東以西で晴れて放射冷却が強まり冷え込みが強まった。東京都心は19日に観測した5.1℃に並び、今季一番の冷え込み。22日、朝は放射冷却の影響で西〜東日本の内陸で冷え、昼間は日差しが届き気温上昇。東京都府中市の日較差は15.7℃に達した。

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■今期間(11月16日〜11月22日)の天候のまとめ
 平均気温は、期間前半と期間後半に冬型の気圧配置となり、寒気が南下。寒気が優勢の日が多く、全国的に平年を下回った。また、本州付近は高気圧に覆われる日が多く、放射冷却の影響で朝の冷え込みが強まり、東京都心では今季最低を記録した。
 降水量は、冬型の気圧配置となり、北日本の日本海側や北陸にかけて平年より多い所があった。一方、北日本の太平洋側や東日本の太平洋側、西日本では平年よりかなり少なかった。
 日照時間は、上空の寒気の影響で北日本の日本海側では、平年より少なかった地点があったが、東日本〜西日本にかけては平年並みか平年を上回った地点が多かった。

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2025/11/27 12:05

【黄砂飛来予測】今夜は西日本、あす朝には東日本にも飛来か


ゴビ砂漠で巻き上げられた黄砂が
強い西風に流されて日本へと近づいてきています。

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きょう27日(木)夜には西日本に黄砂が飛来し始め、
あす28日(金)に日付が変わると、西日本や北陸などにも
黄砂が飛来する見込みです。

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あす28日(木)朝には関東や東北などにも広く飛来する予想で、
黄砂の影響で見通しが悪くなる恐れがあります。

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空が霞んだり、屋外では車や洗濯物などに
黄砂が付着するなど影響が出る可能性があります。

また、視程が5キロメートル未満となった場合は、
航空機など交通への影響が発生するおそれがありますのでご注意ください。

※視程とは、水平方向で見通せる距離。

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2025/11/27 11:24

黒潮大蛇行の余波つづく 房総半島付近で海面水温が平年より低く【海洋のまとめ2025年11月16日〜22日】


気象庁と海上保安庁は、黒潮大蛇行が2025年4月に終息したとの判断を
発表していました(2025年8月29日発表)。

JAMSTEC「黒潮ウォッチ」によると、
その後も、黒潮大蛇行の余波は続いているとしており、
黒潮からちぎれていた渦が吸収される形で蛇行が発生し、
その蛇行は東へ流れ去ろうとしている、
蛇行のために房総半島で黒潮が離れている。としています。

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黒潮が離岸する房総半島付近では平年よりも
海面水温が低くなっています。

以下、海洋のまとめ2025年11月16日〜22日です。

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■気圧配置と波
16日、移動性高気圧に覆われ、
日本周辺海域の波は穏やかに経過した。

17日、前線を伴った低気圧がサハリン付近を東進し、
低気圧からのびる前線が本州を通過した。
夜は日本海域の広い範囲で波高4m以上のしけとなった。

18日、発達した低気圧がオホーツク海へ進み、
オホーツク海は、波高6mと大しけとなった。

19〜20日、西から高気圧に覆われ、
日本周辺海域の高い波は収まった。

21日、前線が本州を通過し、北よりの風が強まった。
日本海域は波高3m前後と波が高まった。

22日、三陸沖で高波が残ったが、大陸から高気圧が張り出し、波は穏やかになった。


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■海面水温

日本海域の海面水温は、
北海道の沿岸部で平年より低い海域が継続。

日本海中部や西部は平年並みか高い海域が継続。
東シナ海は平年並みか高めの海域が続いた。

太平洋側は日本の南で平年並みが継続し、
東海沖〜伊豆諸島近海は平年より低い海域が広がった。
日本の東は平年よりかなり高く、最大で3℃高かった。

三陸沖では平年より低い海域が拡大した。
北海道南東方沖では、平年よりかなり低く、
オホーツク海は平年並みの海域が継続。

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2025/11/27 09:43

前線通過、大気不安定。落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意!


前線通過、大気不安定。落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意!

沿海州や東北付近には高気圧があって東に進んでいます。
一方、中国東北区や日本海西部、朝鮮半島の西には低気圧があって北東や東に進んでいます。

現在、雲の多い所もありますが、晴れている所が多くなっています。

きょうは低気圧が日本海を北東に進み、前線が28日にかけて西日本から北日本を通過するでしょう。
また、28日(金)には北日本の上空約5500メートルに氷点下27度以下の寒気が流れ込む見込みです。

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低気圧や前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気と上空寒気の影響で、西日本から北日本では、
27日(木)昼前から28日(金)にかけて、大気の状態が非常に不安定となる所があるでしょう
沖縄から東海では、晴れる所もありますが、所々で雨や雷雨となる見込みです。
関東・北陸から北日本も、27日(木)夜には雨や雷雨の所が増え、北海道では雪の降る所もあるでしょう。

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西日本から北日本では、27日(木)昼前から28日(金)にかけて落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
また、降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。

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2025/11/26 12:20

低気圧や前線で雨 北海道暴風警戒 前線通過後再び季節外れの黄砂飛来 【週間天気予報】


■低気圧や前線で雨 北海道は暴風に警戒 大荒れの恐れも
■前線通過後 再び季節外れの黄砂飛来
■12月スタート 次第に西高東低の気圧配置へ
■高温傾向から12月は次第に平年並みに

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■低気圧や前線で雨 北海道は暴風に警戒 大荒れの恐れも
あす27日(木)〜あさって28日(金)、低気圧が朝鮮半島付近から日本海を通ってサハリン付近に進むでしょう。
また、前線が西〜北日本を通過する見込みです。
低気圧や前線に向かう暖かく湿った空気と上空の寒気の影響で、大気の状態が不安定となるでしょう。
あす27日(木)は、高気圧の縁にあたる沖縄は雨の降る所がある見込みです。
低気圧の東進や前線の通過に伴い、西から天気下り坂。
午前は九州で雨が降り出し、午後は西日本で雨の降る所が増えるでしょう。
夕方から東海や北海道で雨が降り出す所があり、夜遅くにかけて、関東以北で雨の降り出す所が増える見込みです。
北海道では雪の混じる所があるでしょう。
西日本や北陸を中心に、局地的に雷を伴う激しい雨が降る見込みです。

あさって28日(金)、近畿北部〜東北日本海側は雨の降る所があり、東海は気圧の谷の影響で、静岡県付近で雨雲がまとまるでしょう。
北海道は道央で雪に変わる所がある見込みです。
北海道太平洋側は雨から次第に日差しの戻る所があるでしょう。

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あさって28日(金)〜29日(土)にかけて、低気圧がオホーツク海へ進み、北海道では荒れた天気となる見込みです。
北海道日本海側では暴風が吹き荒れ、警報級の暴風となる可能性があります。
また、低気圧の発達の程度によっては、大荒れとなる恐れがあり、交通機関に影響を及ぼすことも考えられます。
最新の情報に気をつけてください。

■前線通過後 再び季節外れの黄砂飛来
この前線通過後、あす27日(木)夜〜あさって28日(金)は、日本に黄砂が飛来する見込みです。
春によく飛来する黄砂。季節外れの黄砂が25日(木)〜26日(水)に続き、再び飛来するでしょう。
あす27日(木)夜は九州や中国、あさって28日(金)は、沖縄〜北海道の広い範囲に黄砂が飛来する見込みです。

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■12月スタート 次第に西高東低の気圧配置へ
12月2日(火)〜3日(水)は西高東低の気圧配置となり、太平洋側は晴れて乾燥し、北陸や東北南部は雨、東北北部や北海道は雪の降る所がある見込みです。

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■高温傾向から12月は次第に平年並みに
この先一週間、寒気の流れ込みが弱く、日中は過ごしやすい陽気となる日が多くなるでしょう。
しかし、晴れる日ほど放射冷却の影響が強く、朝晩はヒンヤリとする日が多くなるので、一日の気温差に注意が必要です。
高温傾向から12月は次第に平年並みの気温となり、季節のあゆみを感じられるでしょう。

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2025/11/26 07:45

きょう26日、東北から山陰にかけての日本海側は大気の状態が不安定 落雷や竜巻などの激しい突風に注意


きょう26日、低気圧が日本の東海上へ進み、本州付近は一時的な冬型の気圧配置となります。東北から山陰にかけての日本海側では、上空の寒気の影響で大気の状態が不安定となる見込みです。

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きょう午前9時の発雷確率予想を見てみると、特に高い確率となっているのは北陸周辺です。東北南部や近畿北部、山陰でも、雷雲が発達しやすいでしょう。短時間でざっと降るような強い雨や落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうなどにも注意が必要です。

大気の不安定な状態は、きょう26日の昼過ぎにかけて続くとみられます。夕方以降は雨の範囲は狭まり、日本海側の地域でも少しずつ天気が回復してくるでしょう。

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2025/11/26 00:08

フィリピン付近で台風27号「コト」発生 今年の11月の台風としては3個目


25日(火)午後9時ごろ、フィリピン付近のスル海で台風27号が発生しました。

今年の11月の台風発生数としては3個目で平年の11月に発生する個数2.2を上回っています。また今年2025年の台風発生数は、平年の台風の発生数である25.1を上回るものとなりました。

■台風27号  25日(火) 午後9時時点
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中心位置   スル海
移動速度   西北西 15km/h
中心気圧   998hPa
最大風速   18m/s(中心付近)
最大瞬間風速 25m/s
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台風27号は今後、発達しながら南シナ海を西寄りに進み、27日21時頃までに暴風域を伴うと見られています。

この台風による日本付近への直接的な影響はありません。

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2025/11/25 21:01

3か月予報 冬らしい寒さの日が多く、日本海側の雪は平年並みの予想 太平洋側は晴れて乾燥傾向


25日(火)、気象庁より、向こう3か月間の天候の見通しとなる最新の3か月予報が発表されました。

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期間の前半を中心にラニーニャ現象に近い状態となるため、太平洋赤道域西部で海面水温が平年より高く、フィリピン付近を中心に対流活動が活発となるでしょう。太平洋赤道域の日付変更線付近とインド洋熱帯域では、積乱雲の発生は少なく、対流活動は不活発となる見込みです。
このため上空の偏西風は、ユーラシア大陸で北に蛇行し、日本付近では、平年と同様に南に蛇行する傾向となります。強い寒気をもたらす大陸のシベリア高気圧は、南東側への張り出しがやや強まる時期があるでしょう。

以上のことから、フィリピン付近に向かう北寄りの季節風が強く、東日本、西日本太平洋側と沖縄・奄美では、低気圧の影響を受けにくいでしょう。北日本日本海側では、低気圧の影響を受けやすくなり、冬型の気圧配置が長続きしない傾向になると見られています。その一方で、西日本と沖縄・奄美中心に、冬型の気圧配置が強まる時期がありそうです。

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この先3か月間の平均気温は、北日本では平年並みか、平年よりも高くなりそうです。東日本から西日本、沖縄・奄美ではほぼ平年並みで推移すると見られ、冬らしい寒さの日が多くなります。

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北日本では、低気圧の影響を受ける時期があるため、降水量は平年並みの予想です。期間半ばの1月頃は平年より多い傾向となるでしょう。西日本を中心に上空の寒気が流れ込みやすくなるため、日本海側の降雪量は、各地で平年並みで推移すると見られています。

ただ、太平洋側の地域ほど晴れて降水量が少なくなりやすく、特に12月頃は東日本太平洋側から西日本、沖縄・奄美では平年よりも少ないでしょう。太平洋側の地域ほど空気が乾燥しやすくなります。体調管理や火の元の取り扱いなどには注意して下さい。

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2025/11/25 18:07

地震情報(震源・震度に関する情報)


地震情報(震源・震度に関する情報)
令和7年11月25日18時05分 気象庁発表

25日18時01分ころ、地震がありました。
震源地は、熊本県阿蘇地方(北緯33.0度 東経131.1度 深さ 10km)
地震の規模(マグニチュード)は、5.7と推定されます。

[震度3以上が観測された地域]
震度5強: 熊本県阿蘇
震度5弱: 大分県西部
震度4 : 熊本県熊本
震度3 : 愛媛県南予 福岡県筑豊 福岡県筑後 佐賀県南部
〃 : 熊本県天草・芦北 大分県中部 大分県南部 宮崎県北部平野部
〃 : 宮崎県北部山沿い

[震度4以上が観測された市町村]
震度5強: 産山村
震度5弱: 阿蘇市 竹田市
震度4 : 菊池市 南小国町 熊本高森町 西原村
〃 : 南阿蘇村

この地震による津波の心配はありません。
この地震について、緊急地震速報を発表しています。


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2025/11/25 16:41

きょう〜あす、27〜28日黄砂飛来 春の使者 季節外れの黄砂が中国大陸から日本へ


ゴビ砂漠などから強風により吹き上げられた黄砂が、上空の風によって華北〜華中付近まで運ばれ、午後2時には韓国まで広がってきています。
韓国でも、視程(水平方向で見通せる距離)が5〜10キロメートルの所が多くなっています。

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きょう25日(火)、低気圧が日本付近を通過した後は、西寄りの風が強まり、あす26日(水)にかけて、日本にも黄砂が飛来するでしょう。
南西諸島〜西日本の広い範囲で黄砂が予想されます。
あす26日(水)未明は北陸の一部、あす26日(水)未明〜明け方は東海の一部にも飛来する可能性があります。

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南西諸島〜西日本を中心に、視程が10キロメートル未満となり、所によっては視程が5キロメートル未満となる見込みです。
車や洗濯物が汚れるなど、地域によっては影響がありそうです。
また、視程が5キロメートル未満となった場合、交通障害の発生する恐れがありますので注意してください。
花粉症や呼吸器などの疾患がある方は、症状が悪化することもありますので、対策を万全にお願いします。

また、27日(木)〜28日(金)にかけて、前線を伴う低気圧が日本海を発達しながら北東進し、サハリン付近に進むでしょう。
この低気圧が日本付近を通過した後、27日(木)午後〜28日(金)にかけて、南西諸島〜北海道にかけて広く黄砂が飛来する見込みです。
今週は、黄砂の情報をこまめに確認するようにしてください。

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黄砂が最も多く観測されるのは、春(3〜5月)です。
春は地面を覆うものがなく、砂埃が舞いやすいためです。
夏や秋は植物、冬は積雪や凍結により地面が覆われていて、黄砂の発生が抑えられています。
ただ、今年は発生域で雨が少なく、乾燥状態が続いていたため、低気圧による強風で黄砂が舞い上がりやすく、この時期でも黄砂が飛来しやすくなっています。

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2025/11/25 11:52

【台風27号発生へ】今夜までにフィリピン付近で新たな台風発生


きょう11月25日(火)午前9時現在、
フィリピン・パナイ島付近に発達中の熱帯低気圧があり、
西へ時速30キロで進んでいます。

フィリピン付近の海面水温は平年より高い状態が続いており、
熱帯低気圧は今夜までに台風まで発達する見込みです。

次に台風が発生すると「台風27号」と呼ばれ、
今月で3個目の台風発生となります。(平年11月の発生数2.2個)

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この後も発達しながら南シナ海へ進む予想で、
27日(木)午前9時には中心気圧が985hPaまで低下し、
暴風域を伴う見込みです。

その後も西へ進み、30日(日)頃にはベトナムへに進む予想です。

日本への直接の影響はありませんが、
台風周辺の暖かく湿った空気が沖縄の先島諸島に流れ込み、
27日(木)を中心に雨や雷雨となる可能性がありますので
ご注意ください。


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2025/11/25 07:30

東北地方 大気の状態が不安定 あす夕方にかけて土砂災害に注意・警戒を


日本海西部に低気圧があり、東進しています。この低気圧は、上空に寒気を伴っており、きょう25日は発達しながら日本海を東へ進むでしょう。
あす26日(水)にかけて低気圧は東北地方へ進み不明瞭となりますが、東北地方の上空5500m付近には、-27℃以下の寒気が流れ込む見込みです。
低気圧に向かって流れ込む暖かく湿った空気や上空の寒気の影響で、東北地方では大気の状態が非常に不安定となるでしょう。

 このため、東北地方では、積乱雲が発達し、雷雨となる所がある見込みです。東北の日本海側北部では、これまでの雨により地盤の緩んでいる所があり、少雨でも土砂災害の危険度が高まり、警報級の大雨となる可能性があります。

きょう25日昼過ぎからあす26日(水)夕方にかけて、大雨による土砂災害に注意・警戒してください。
 また、東北地方では、あす26日夕方にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうによる農作物や農業施設等への被害、急な強い雨に注意が必要です。

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●予想される雨の量(多い所で)
・きょう25日からあす26日(水)にかけて予想される1時間降水量
  東北日本海側北部 20mm
・あす26日(水)明け方までに予想される24時間降水量
  東北日本海側北部 60mm

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2025/11/25 06:09

きょう25日(火)の天気 広く雨具の出番 日本海側を中心に雷雨に注意を


連休明けのきょう25日(火)は、日本海と太平洋をそれぞれ低気圧が進む見込みです。西日本〜東日本を中心に広く雨具の出番となるでしょう。この時期としては強い寒気が流れ込むため日本海側を中心に雷雨に注意が必要です。

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北海道は午前中は、晴れる所が多いものの、午後になると次第に雲が広がりやすい空模様です。日本海側は夕方以降に雨の降り出す所があるためお帰りの時間に合わせて雨具をご用意ください。

東北や北陸では天気は下り坂です。低気圧の接近に伴い夕方から雨が降り出し、夜は本降りの雨となるでしょう。外出には大きめの傘をお持ちください。

関東や東海は昼前後に雨の降りやすい天気となりそうです。気温は上がらず、日中は12月上旬〜中旬並みの気温となりそうです。防寒をしっかりと行いお過ごしください。

西日本は朝から雨の所が多く、局地的に降り方が強まり雷雨となる恐れがあります。落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に注意してください。また、西日本〜南西諸島では黄砂の飛来も予想されるため、交通情報などにもご注意下さい。

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2025/11/24 12:32

25日〜26日、西日本から南西諸島の広い範囲で黄砂の予想!


■■■気象概況
中国大陸では黄砂が観測されています。
25日には西高東低の気圧配置となって、西日本から南西諸島は北西の季節風が強まる見込みです。
この北西の風に乗って
25日の未明頃から26日の未明頃にかけて、西日本から南西諸島の広い範囲で黄砂が予想されます。
視程が10キロメートル未満となって、所によっては視程が5キロメートル未満となるおそれもあります。

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■■■防災事項
屋外では所により黄砂が付着するなど影響が予想されます。
また、視程が5キロメートル未満となった場合、交通への障害が発生するおそれがありますので、ご注意ください。


※ 補足事項
視程とは、水平方向で見通せる距離です。

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2025/11/24 06:57

きょう24日(月) 日本海側は曇や雨 あす25日(火)は全国的に雨で大気不安定に


日本の東海上や四国の南海上には、高気圧があって東に進んでいます。
一方、朝鮮半島付近には低気圧があって、東南東に進んでいます。

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きょうは、気圧の谷や湿った空気の影響をうけて、北日本から西日本の
日本海側では雲が広がり、にわか雨の所がある見込みで、東北や北陸では
雷雨となる所もあるでしょう。
また太平洋側は、はじめ晴れますが、午後は次第に雲が広がる見込みです。

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あす25日(火)は、朝鮮半島付近の低気圧が発達しながら日本海を東に
進むでしょう。また、別の低気圧が西日本太平洋側に発生し、夜にかけて
前線を伴い発達しながら東日本太平洋側から三陸沖に進む見込みです。
さらに、25日から26日は北日本から西日本に、この時期としては強い
寒気が流れこむ見込みです。

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低気圧や気圧の谷に向かう暖かく湿った空気と上空の寒気の
影響で、北日本から西日本の日本海側を中心にあす25日から26日に
かけて、大気の状態が非常に不安定となる所がある見込みです。

落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨、降ひょうなどにご注意下さい。

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2025/11/23 18:36

明日24日(日)の連休最終日は天気下り坂。25日(火)は全国的に天気崩れる。


日本の東海上や東シナ海には、高気圧があって東に進んでいます。
一方、中国東北区には低気圧があって、朝鮮半島付近にか
けて気圧の谷となっています。
また、関東付近も弱い気圧の谷となっています。

3連休2日目の今日は、関東や北海道西部から東北北部では、雲が多く雨の降った所もありましたが、その他の地域では晴れて行楽日和の所が多くなりました。

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あす24日(月)は、東北南部から沖縄にかけての太平洋側では、日中は晴れる所も多いでしょう。
ただ、西から気圧谷が接近し、天気は下り坂です。
北海道から九州にかけての日本海側では、雲が広がりやすくなり、雨の所があるでしょう。

最高気温は、西・東日本で20℃前後まで上がる所もあり、10月下旬から11月上旬頃の陽気です、日中は過ごしやすいですが朝晩の気温差が大きい所が多いので、調節できる服装でお出かけください。

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連休明けの25日(火)は、低気圧が日本海や本州南岸を発達しながら日本海を東進する見込みです。
全国の広い範囲で天気が崩れ、低気圧に近い地域では局地的に雷を伴った強い雨が降る見込みです。
また、風も強まる所があるため、ご注意下さい。

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