予報士通信講座
平成15年 第20回 学科試験 専門知識 問2
"気象庁の気象レーダーの観測結果を利用する上で留意すべき事項について述ベた次の文章(a)〜(d)の正誤について、下記の@〜Dの中から正しいものを一つ選べ。
(a)エコーがあっても、上空にのみ降水粒子があって、地上では降水が観測されない場合がある。
(b)落下途中で融解しつつある雪が雨と混在しているとき、同じ降水強度の雨に比べてエコー強度が著しく強いことがある。
(c)エコー強度から降水強度への換算にあたっては、地雨性の降水に対する係数を用いているので、強い対流性エコーの降水強度は層状エコーのそれに比べて精度が低下する。
(d)風の強い日に、海上にやや強いエコーが観測されることがあるが、これは波浪によるエコーの可能性がある。
"