予報士通信講座
平成18年 第27回 学科試験 専門知識 問15
"ある年の7月の循環場の特徴と日本の天候について述べた次の文の空欄(a)〜(d)に入る語句の組み合わせとして正しいものを、次ページの(1)〜(5)の中から一つ選べ。
●次ページの図1は対流活動の目安として用いられる月平均のOLR(外向き長波放射量)の平年からの差を示したもので、インドシナ半島から南シナ海、フィリピン付近にかけて正偏差で、対流活動が平年に比べて(a)であることを示している。この領域での対流活動が(a)であると北日本から西日本にかけて(b)となりやすい。
●次ページの図2の月平均北半球500hPa高度と同偏差図において、日本の北側の高緯度帯(50〜70°N帯)で正偏差、日本付近の中緯度帯(30〜40°N帯)で負偏差となっており、偏西風は分流型の流れを形成しており、日本付近に寒気が(c)。このような場合、日本の天候は、北日本から西日本にかけては(d)の傾向となる。"

