予報士通信講座
平成13年 第17回 学科試験 一般知識 問8
"中・高緯度における大気の運動について述べた次の文章のカッコ内(a)〜(c)の正誤の組み合わせについて、下記の@〜Dの中から正しいものを一つ選べ。
総観規模の大気の流れについては、(a:コリオリの力)と気圧傾度力がつりあう地衡風の関係が近似的に成り立っている。
この気圧分布と風の関係によれば、気圧分布が判らない地域でも、もし風の観測があれば等圧線の(b:走行方向)の見当をつける事ができる。
この地衡風の関係については昔から経験的に知られており、オランダの気象学者ボイス・バロットは、19世紀の半ばに次のような経験則を見い出した。
すなわち、「(c:風を背にして)立つ時、北半球では左手方向の気圧は、右手方向の気圧より低い。」
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