予報士通信講座
平成16年 第23回 学科試験 専門知識 問13
"地震や火山噴火などにより被災した地域では、気象による災害に脆弱となり被害が発生しやすくなる。
揺れの大きな地震や規模の大きい火山噴火などの直後に、二次的に発生する災害について述べた次の文(a)〜(d)の正誤について、下記の@〜Dの中から正しいものを一つ選べ。
(a)揺れの大きな地震があった地域では、地震により地盤が緩んでいるため、通常時の大雨注意報基準に至らない雨によって、土砂崩れやがけ崩れが発生することがある。
(b)揺れの大きな地震があった地域に河川が流れている場合、堤防が損傷を受けるなどして、通常時の大雨注意報基準に至らない雨によって河川の洪水が発生することがある。
(c)火山の噴火により火山灰が堆積している山腹などでは、降雨により、泥流が発生することがある。
(d)積雪のある地域で火山噴火があると、噴火で放出される熱により山腹の斜面の積雪が融けて泥流が発生することがある。
"