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2025/08/07 06:15
石川県で線状降水帯発生 北陸地方を中心に大雨災害に厳重警戒を
前線を伴った低気圧が日本海を東北東へ進んでおり、きょう7日夜には北海道地方付近に達する見込みです。この低気圧からのびる前線があす8日にかけて北日本から西日本を南下し、その後、あさって9日にかけて東日本の太平洋側から西日本にかけて停滞するでしょう。
低気圧や前線に向かい流れ込む暖かく湿った空気や上空の寒気の影響で、北日本から西日本ではあす8日にかけて、大気の状態が非常に不安定となる所がある見込みです。
現在、西日本から北日本の日本海側を中心に広く雨が降っており、局地的に雷を伴い激しい雨や非常に激しい雨の降っている所があります。
気象庁は石川県で線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いているとして4時47分に「顕著な大雨に関する気象情報」を発表しました。
石川県金沢市では4時50分までの3時間降水量が148.0mmを観測しており、観測史上1位を更新する雨量となっています。
【雨の予想】
北日本から西日本ではあす8日にかけて、雷を伴い激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。特に、北陸地方ではこれまでの降水量と合わせた最大24時間降水量が、8月の平年の1か月の降水量を超える所がある大雨となるおそれがあります。
●予想される降水量(多い所で)
・あす8日明け方までに予想される24時間降水量
北海道地方 80mm
東北地方 150mm
北陸地方 120mm
近畿地方 100mm
九州北部地方 150mm
・あさって9日明け方までに予想される24時間降水量
北海道地方 80mm
近畿地方 80mm
九州北部地方 100mm
線状降水帯が発生した場合には、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性のある地域と期間は、以下のとおりです。
・北陸地方 新潟県、富山県、石川県
きょう7日朝にかけて
北陸地方と東北地方、中国地方ではきょう7日は、土砂災害や低地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。また、北日本から西日本ではあす8日にかけて、土砂災害や低地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意が必要です。
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2025/08/07 05:54
きょう7日(木)の天気 前線南下 日本海側を中心に大雨警戒
二十四節気「立秋」となるきょう7日(木)は、前線を伴った低気圧が北海道付近を通過する見込みです。低気圧からのびる前線が北日本〜西日本を南下し、通過するでしょう。広範囲で傘の出番となる見込みで、日本海側は大雨に警戒が必要です。
北海道は傘の手離せない天気となりそうです。外出時には雨具をお持ちください。
東北〜北陸の日本海側ではこれまでに大雨になっており、地盤の緩んでいる所があります。特に石川県では線状降水帯が発生しているとして気象庁は4時47分に「顕著な大雨に関する気象情報」を発表しました。
きょう朝にかけてをピークに降り方が強まり、1時間に50mm以上の非常に激しい雨の降る所があるでしょう。きょう朝まで新潟県、富山県、石川県では線状降水帯が発生し、大雨災害が発生する危険度が急激に高まるおそれがあるため大雨災害への厳重な警戒が必要です。
西日本の日本海側でも午前を中心に発達した雨雲がかかり、激しい雨や雷雨となるおそれがあるため土砂災害や低地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要です。
関東は晴れる所が多いでしょう。ただ変わりやすい空模様となりそうです。外出時に晴れていてもにわか雨の可能性があるため折り畳み傘があると安心です。
各地とも湿度が高く蒸し暑く感じるでしょう。熱中症にも注意が必要です。
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2025/08/07 04:50
線状降水帯 発生【石川県】
顕著な大雨に関する石川県気象情報 第1号
令和7年8月7日04時47分 金沢地方気象台発表
加賀では、線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いています。
命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まって
います。
<警報・特別警報や避難情報を確認し、今後発表される防災情報や気象情報等にご留意下さい>
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2025/08/07 00:45
天気と気温のまとめ(2025年7月27日〜8月2日)記録的猛暑 日本付近はダブル台風に
2025年7月27日〜8月2日にかけての天気と気温のまとめです。
【今期間の天候について】
■気圧配置の特徴
27日、熱帯低気圧が沖縄でほとんど停滞。21時に台風8号に復活。台風9号はマリアナ諸島を北上し、小笠原諸島へ進んだ。低気圧が北海道を通過。28日、台風8号は沖縄付近でほとんど停滞。台風9号は父島の東を北上。本州付近は高気圧圏内。29日、台風8号は東シナ海を北西進。台風9号は父島の北で停滞。本州付近は高気圧圏内。30日、台風8号は、華中へ進んだ。台風9号は父島の北をゆっくり北上。本州付近は引き続き高気圧圏内。31日、本州付近は高気圧圏内。台風8号は華中を西寄りに進み、朝9時ごろに熱帯低気圧化。台風9号は日本の南海上をゆっくり北上。朝9時ごろ、南西諸島に別の熱帯低気圧が発生。1日、台風9号は伊豆諸島近海〜関東の東へ北上。熱帯低気圧が日本の南を東進。日本海で高気圧が発生し、ほとんど停滞。2日、台風9号は関東の東を北東進。三陸沖へ進んだ。熱帯低気圧は日本の南を北東進。
■降水
27日、台風8号から変わった熱帯低気圧の影響で断続的に活発な雨雲が通過。激しい雨が降った。北海道では低気圧の影響で午前を中心に雨。北海道 後志地方赤井川では7月の1位を更新する雨となった。28日、台風8号の影響で引き続き南西諸島で雨雲が発達し、激しい雨に。午後は東日本内陸部でも局地的に雨雲が発達し、強い雨となった。29日、台風8号の影響で引き続き南西諸島、台風9号の影響で父島で雨雲が発達し、激しい雨や強い雨。午後は西日本内陸部でも局地的に雨雲が発達。30日、台風8号に向かう湿った空気の影響で南西諸島で局地的な雨雲が通過。那覇で激しい雨。31日、本州付近は晴れのエリアがほとんど。雨のエリアは本州の内陸部や山沿い、沖縄、奄美などの島嶼部に限られた。1日、台風9号の影響で関東や東北などで夜は各地で雨が強まった。2日、台風9号周辺の活発な雨雲が関東地方にかかった。午後は東北〜東日本にかけて広く大気の状態が不安定となった。
■気温
27日、本州付近は高気圧圏内。各地で晴れて強い日差しが照り付けた。最も気温が上がった地点は兵庫県豊岡市で39.3℃を観測。7月の1位更新した。28日、日本付近は高気圧圏内。東北南部〜九州にかけて各地で猛暑に。仙台では今年7回目の猛暑日を観測。これまで最も多かった2023年の数字と並んだ。29日、日本付近は高気圧圏内。東北〜九州にかけて各地で猛暑に。猛暑日地点数は322地点と今年最多に。30日、列島各地で猛暑日となり、特に近畿で気温の上昇が目立ち、兵庫県丹波市柏原で41.2℃を観測。国内歴代2位タイを更新する酷暑となった。31日、西日本や北陸、東北などで気温上昇。岡山県高梁市では40.4℃を観測し、観測史上1位の値を更新した。1日、本州付近は引き続き高気圧に覆われ各地で猛暑継続。東北の日本海側や東海、西日本を中心に厳しい暑さが続いた。群馬と広島で40℃を超えた地点があり、国内では4日連続で40℃越えとなった。
■今期間(7月27日〜8月2日)の天候のまとめ
平均気温は、高気圧に覆われる日が多かった影響で全国的に高く、北日本では平年よりかなり高かった。網走や秋田では平年を4℃も上回る高温となった。南西諸島では台風や熱帯低気圧の影響で雨が降りやすく、平年並みとなった。
降水量は、本州付近は高気圧に覆われやすく、平年よりかなり少ない地点が多かった。日本海側を中心に記録的な少雨となり、東北〜九州にかけて広範囲で降水量0mmとなった。
日照時間は、本州付近を中心に平年より多く、日本海側では平年の2倍ほどの日照時間となった所もあった。一方、北海道は湿った空気の影響で雲が多く、太平洋側を中心に平年より少なかった。
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2025/08/06 14:02
【高い海面水温つづく】日本海域と北海道周辺海域 平年より最大で5〜6℃高い 海洋のまとめ2025/7/27〜8/2
日本の南の海上は台風が次々と通過したことにより、
海水がかきまぜられ、海面水温は平年並みか低い海域が広がっています。
一方で、日本海域と北海道の周辺海域では、海面水温が高く
オホーツク海では最大で6℃も高くなりました。
以下、海洋のまとめ2025年7月27日〜8月2日です。
■気圧配置と波
27日、前日(26日)に東シナ海で台風8号から変わった熱帯低気圧が、
沖縄本島付近で発達し、21時に再び台風8号となった。
南西諸島では28日にかけて波が高まり、波高4mとしけた。
28〜31日、台風9号が小笠原近海でほとんど停滞した。
小笠原近海では28日は波高9mと猛烈なしけ、
29日は波高8mと大しけとなった。
30日、台風8号・9号の影響で東シナ海や太平洋側で波の高い状態が続いたが、日本海域は穏やかに推移した。
1〜2日、台風9号が発達しながら伊豆諸島から関東の東を北上。
2日は関東の東で波高7mの大しけとなった。
■海面水温
日本海域の海面水温は、平年よりかなり高く、
北部では期間の終わりには平年と比べて最大で5℃高くなった。
東シナ海では平年並みか低い海域が継続。
太平洋側は、平年並みかやや低い海域が続いたが、
四国〜関東の沿岸の海域は平年よりやや高かった。
三陸沖は平年より高い海域が拡大し、
平年と比べて最大で4℃高かった。
北海道周辺の海域では、平年よりかなり高く、
オホーツク海では最大で6℃高かった。
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2025/08/06 13:19
あす7日(木)線状降水帯発生か 今年のお盆休みは雨が多い?暑さは?台風の接近は?【最新10日間天気】
今週末の3連休からお盆休みに突入する方もいらっしゃるかもしれません。
あすからのお盆休みにかけての最新の10日間天気を見ていきましょう。
●あす7日(木) 東北〜北陸は警報級大雨に 線状降水帯発生予測も●
低気圧が発達しながら北海道付近へ進み、
低気圧からのびる前線が北日本〜西日本を南下する見込みです。
全国的に雨となり、局地的には、雷を伴って激しい雨や
非常に激しい雨が降り、大雨となる恐れがあります。
きょう6日(水)正午〜あす7日(木)正午までの24時間降水量は多い所で、
東北地方 200ミリ
関東甲信地方 80ミリ
北陸地方 200ミリ
近畿地方 80ミリ
中国地方 100ミリ
の予想です。
特に今夜遅く〜あす7日朝にかけて
新潟県、富山県、石川県では、線状降水帯が発生して
大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。
今夜は、崖から離れた、2階以上の安全なところでお休みください。
●8日(金)〜9日(土) 九州〜本州南岸に前線停滞●
8日(金)〜10日(日)ごろにかけて
九州〜本州南岸に前線が停滞し、
太平洋側を中心に雲が多く、九州では雨が続く見込みです。
北海道では別の低気圧や前線が通過し、
雨や雷雨となる所がありそうです。
全国的にまるで「梅雨」のようなスッキリとしない天気が続くでしょう。
●10日(日)〜11日(月・山の日) 前線北上 広範囲で強雨●
10日(日)〜11日(月・山の日)は、前線がやや北上し、
本州付近に停滞する見込みです。
特に、九州では週末からの大雨に加え、週明けにかけて
同じような所で雨が降り続く恐れがあり、
警報級の大雨が長く続く恐れがあります。
関東や関西など都心部でもまとまった雨となる可能性があり、
帰省ラッシュの足に影響が出ることも考えられます。
●12日(火)〜16日(土) 北日本に前線停滞か●
前線がゆっくりと北上し、
はじめ西日本で雨が降りやすいものの、
来週後半にかけて雨の降る場所が北日本に移る見込みです。
湿った空気の影響で、晴れ間の出る所でも
午後は雨や雷雨となる所もありそうです。
来週にかけての前線の動きはまだ不確実な所が多く、
前線の動き次第で、予報が大きく変わる可能性があります。
また、今の所、台風の接近はお盆期間中は
予想されていませんが、新たに台風が発生すると
予報がゴロっと変わることがあります。
帰省やお出掛け前には最新の気象情報をご確認ください。
●北は暑さしのぎやすく 西は猛暑続く所も●
北海道では、早くもお盆を前に真夏日になる日が少なくなり、
30℃を下回る日も多くなりそうです。
東京でも9日(土)以降は35℃以上の猛暑日は予想されておらず
お盆休み中は、猛烈な暑さは一段落しそうです。
東海や近畿では来週の後半に再び35℃の猛暑日が予想されており
夜も熱帯夜が続く見込みです。
お盆期間中も、暑い昼間の時間は、無理な外出は控え、
出来るだけ冷房のきいた涼しい部屋で過ごすようにしてください。
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2025/08/06 08:00
日本海側は東北、北陸地方を中心に大雨災害に厳重な警戒を 関東から西では危険な暑さと天気の急変に注意
華北から日本海に前線がのび、朝鮮半島付近に位置する前線上の低気圧が東進しています。前線に向かって暖かく湿った空気が流入し、北陸地方では大気の状態が不安定となっています。
新潟県の佐渡市や新潟市、石川県能登地方などでは、きょう6日の朝までに激しい雨を観測し、午前7時30分までに大雨警報(浸水害・土砂災害)、洪水警報、土砂災害警戒情報が発表されている所があります。
前線上の低気圧は日本海を進み、あす7日にかけて北海道付近へと進む見通しです。東北地方や北陸地方では、きょう6日は断続的に雨が降り、局地的に雷を伴う非常に激しい雨になるでしょう。雨のピークは今夜から、あす7日の朝にかけてと見られています。同じような場所で強雨が続く恐れがありますので、東北地方から北陸地方では、土砂災害や河の増水、氾濫などの大雨災害に厳重に警戒してください。
関東から西の地域では引き続き厳しい暑さとなり、日中の予想最高気温は静岡で40℃、甲府、豊岡(兵庫県)で39℃など、危険な暑さとなる所があるでしょう。午後は大気の状態が不安定となり、山沿いや内陸を中心に局地的に雷を伴う激しい雨や、非常に激しい雨の降る所がありそうです。
特に関東甲信地方は、きょう6日午後6時の発雷確率が非常に高くなっています。山沿いだけでなく平野部でも急な雨雲、雷雲の発達に伴うゲリラ雷雨や、落雷や竜巻などの激しい突風が起きる可能性があります。
熱中症、天気の急変に注意して下さい。
また、あす7日は雨の範囲が北日本海から西日本の日本海側を中心に広がるでしょう。東日本から西日本の太平洋側でも、前線の南下に伴って雨の範囲が広がりそうです。あすは通勤通学時間帯に雨脚が強まる可能性がありますので、今後更新される最新の気象情報を確認するようにして下さい。
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2025/08/05 20:22
関東地方を中心に記録的な高温 群馬県伊勢崎市で国内歴代最高気温となる41.8℃を記録
きょう5日(火)、各地で猛烈な暑さとなり、関東甲信地方を中心に観測史上1位の最高気温を更新した所が続出しました。
関東地方では強い日差しに加え、上空約1500m付近に24℃以上の暑い空気が流れ込み、内陸部では山越えの風がフェーン現象となって吹き下ろしたため、関東地方の内陸部を中心に高温化しました。
群馬県伊勢崎市では、14時頃に41.8℃を観測し、国内の歴代最高気温の記録を塗り替えるほどの暑さを記録。きょう5日だけで、観測史上1位の値を更新した地点数は25地点を数えましたが、そのうち18地点が関東地方に集中しました。西日本では、岡山で日中の最高気温39.5℃を記録するなど、中国・四国、九州の7か所(内2地点はタイ記録)で観測史上1位となる最高気温を観測しました。
主要都市でも35℃以上の猛暑日を記録した所が目立ちました。東京都心では36.6℃を記録し、今年最も暑くなりました。
■主要都市の最高気温
札幌 29.0℃(最も暑い時期を上回る)
仙台 35.1℃(最も暑い時期を上回る)
*東京 36.6℃(最も暑い時期を上回る)
名古屋 37.7℃(最も暑い時期を上回る)
大阪 36.4℃(最も暑い時期を上回る)
福岡 35.6℃(最も暑い時期を上回る)
那覇 32.3℃(最も暑い時期を上回る)
*:今年最高気温を記録
あすも東日本、西日本の太平洋側の地域を中心に厳しい暑さが続くでしょう。静岡、甲府では39℃まで上昇する予想で、前橋、熊谷(埼玉県)、小田原(神奈川県)などで38℃の予想です。体温を超えるような危険な暑さとなる恐れがあります。
東北や北陸は雨の影響で、日中の気温上昇はやや控えめとなり、予想最高気温は秋田31℃、仙台32℃、新潟31℃、富山33℃、金沢31℃、福井34℃の見込みです。ただ、雨により湿気が多くなるため、体感的には蒸し暑く不快な暑さになりそうです。
引き続き熱中症対策を万全にして過ごしてください。
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2025/08/05 13:02
元台風8号東北日本海側大雨 関東では40℃ 危険な暑さいつまで 3連休の気になる天気は
週間天気予報
■元台風8号 東北日本海側で大雨
■関東内陸フェーン現象で40℃以上の予想も 日本記録更新か
■この先梅雨のような天気 3連休曇りや雨で気温平年より低く
■元台風8号 東北日本海側で大雨
きょう5日(火)、前線を伴った低気圧が津軽海峡付近を通過し、前線が東北付近を南下しています。
北陸や北日本の所々で雨が降り、秋田県の能代では午前4時32分までの1時間で65.0mmの非常に激しい雨が降りました。
この低気圧は元台風8号で、熱帯由来の非常に暖かく湿った空気を伴い、日本付近にやってきました。
午後、低気圧は釧路沖へ進む見込みです。
低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、上空の寒気や日中の気温上昇の影響も加わるため、東北を中心に大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
夕方にかけて、東北日本海側では、雷を伴って激しい雨の降る所がある見込みです。
東北の秋田県を中心に、大雨による低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、土砂災害に警戒してください。
■関東内陸フェーン現象で40℃以上の予想も 日本記録更新か
一方、この低気圧の南側では、西風がフェーン現象を起こすため、関東の山越えの風が吹き下りる内陸では、最高気温40℃以上の高温が予想されています。
予想通りに気温が上昇すれば、先日7月30日に日本最高気温の記録を更新した兵庫県の柏原の41.2℃を再更新するかもしれません。
命に関わる危険な暑さとなるでしょう。
日中の気温の高い時間帯は外出をできるだけ避け、室内でも、水分補給や塩分補給を行うなど、熱中症対策をしっかりと行ってください。
■この先梅雨のような天気 3連休曇りや雨で気温平年より低く
40℃前後の危険な暑さのピークはきょう5日(火)となりそうです。
この先、前線の影響で梅雨が戻ったようなぐずついた曇りや雨の天気で、西〜東日本日本海側は気温は平年並みとなる見込みです。
あす6日(水)、朝鮮半島付近に前線がのび、前線上に低気圧が発生する見込みです。
この低気圧はあさって7日(木)には、北海道付近に進み、前線が本州付近を南下して、広く雨が降るでしょう。
関東は日差しの届く所があり、猛暑が続きそうです。
水不足が懸念される地域には恵みの雨となりそうですが、前線に近い地域では雨量がまとまる恐れがあります。
土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水にご注意ください。
8日(金)は前線が本州南岸〜日本の東にのびる見込みです。
9日(土)〜10日(日)は九州〜本州南岸に前線が停滞し、11日(月)〜12日(火)は、前線が本州付近に北上するでしょう。
3連休中は、沖縄以外は曇りや雨の所が多く、西〜東日本では、平年より気温の低くなる所があり、最高気温は30℃前後の所が多い見込みです。
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2025/08/05 08:53
危険な暑さ、特に関東で40℃以上の所も!
日本海には前線を伴う低気圧があって北東に進んでいます。
一方、日本の東・南海上には、高気圧が広がっています。
今日は、低気圧が北日本を通過し、奄美・沖縄地方は、大気が不安定な状態が続きます。
北海道や東北、奄美・沖縄地方では雷を伴う激しい雨や土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒して下さい。
東・西日本では太平洋側で晴れる所もありますが、日本海側を中心に所々で雨が降るでしょう。
太平洋側を中心に、晴れる地域では猛烈な暑さです。
特に関東では、40℃以上の予想も発表されています。
熱中症警戒アラートは一部を除き、全国44の都府県に発表されています。
熱中症など体調管理に厳重に警戒して下さい。
外出はできるだけ避け、屋内ではエアコンを使用して適切な温度を調整してください。
また、昼だけではなく夜間もエアコンを使用するようにしましょう。
屋外での活動は控え、こまめに水分補給をして、お過ごしください。
また、周りの高齢者や子供に声かけを行ったり、気を配りましょう。
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2025/08/05 08:10
北海道・東北、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に警戒
日本海中部にある前線を伴った低気圧が5日夜にかけて北海道付近を通過し、釧路沖へ進む見込みで、前線が東北地方を南下する見込みです。
低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、上空の寒気や日中の気温上昇の影響も加わるため、北日本では、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
北海道や東北地方では5日夕方にかけて、雷を伴って非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。
なお、その後も雨雲が予想以上に発達した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
北海道地方では、5日昼前にかけて大雨による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に十分注意してください。
また、日本海側南部と太平洋側西部では、5日昼過ぎまで竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうに注意してください。
東北地方では5日夕方にかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
また、5日は竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうに注意してください。
[雨の予想]
5日に予想される1時間降水量は多い所で、
北海道日本海側北部 40ミリ
北海道日本海側南部 40ミリ
北海道太平洋側西部 40ミリ
北海道太平洋側東部 30ミリ
北海道オホーツク海側北部 40ミリ
東北日本海側 50ミリ
東北太平洋側 40ミリ
6日に予想される1時間降水量は多い所で、
東北日本海側 40ミリ
東北太平洋側 30ミリ
5日6時から6日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
北海道日本海側北部 50ミリ
北海道日本海側南部 60ミリ
北海道太平洋側西部 60ミリ
北海道太平洋側東部 50ミリ
北海道オホーツク海側北部 50ミリ
東北日本海側 120ミリ
東北太平洋側 80ミリ
その後、6日6時から7日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東北日本海側 120ミリ
東北太平洋側 80ミリ
7日にかけて前線の影響により、東北日本海側を中心に、断続的に雨が降り、総降水量が増え、警報級の大雨となる可能性があります。
[防災事項]
北海道地方では、5日昼前にかけて雷を伴い断続的に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
大雨による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に十分注意してください。
低気圧の動向や雨雲の発達の程度によっては警報級の大雨となるおそれがあります。
また、日本海側南部と太平洋側西部では、5日昼過ぎにかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうのおそれがあります。
屋外での活動や農作物の管理などに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
東北地方では、5日夕方にかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
また、5日は竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうによる農作物や農業施設等への被害に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
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2025/08/04 16:47
あす都内や神奈川県で42℃予想も 日本最高気温の記録を更新か 命に関わる危険な暑さ
きょう4日(月)も、九州〜東北では猛烈な暑さとなりました。
全国で最も暑くなったのは、石川県小松で、午後1時34分に40.3℃を観測。観測史上1位の暑さとなりました。
北陸では、日本海の低気圧や前線に向かって南よりの風が吹き、この風が山を越え、フェーン現象が起きました。
あす5日(火)、日本海の前線を伴った低気圧は、津軽海峡付近を通過し、釧路沖へ進むでしょう。
北陸や東北と北海道の日本海側では雨が降り、北陸の記録的な暑さは収まる見込みです。
一方、九州から関東、東北の太平洋側では猛暑が続くでしょう。
低気圧や前線に向かって暖かい空気が流れ込み、関東を中心に気温が上昇する見込みです。
気象庁の最高気温の分布予報では、関東の内陸部を中心に40℃前後まで上がる予想です。
東京都の八王子市や神奈川県の相模原市の緑区など、都内や神奈川県の内陸部では、42℃まで上がる見込みです。
予想通りに気温が上昇すれば、先日7月30日に日本最高気温の記録を更新した兵庫県の柏原の41.2℃を再更新するかもしれません。
西〜東日本では体温を上回る気温の所が多く、命に関わる危険な暑さとなるでしょう。
日中の気温の高い時間帯は外出をできるだけ避け、室内でも、水分補給や塩分補給を行うなど、熱中症対策をしっかりと行ってください。
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2025/08/04 08:22
週間天気 日本海側の地域に恵みの雨 北陸地方では6〜7日、警報級の大雨の可能性
きょう4日夜からあす5日にかけて、前線を伴った低気圧が日本海を進むでしょう。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流入し、あす5日は北海道から山陰にかけての日本海側の地域を中心に雨の範囲が広がるでしょう。
日本海側の地域は、7月以降、記録的な少雨に見舞われています。特に北陸地方では、農作物に影響が出る、ダムの貯水率が著しく低下するなど、水不足が深刻化している地域があります。
この先、本州付近は発達した低気圧の通過、前線の南下により、日本海側を中心に雨の降りやすい天気となるでしょう。水不足となっていた地域にとっては、恵みの雨となりそうですが、雨の降り方には注意が必要です。
特に北陸地方では、低気圧や前線に向かう暖かく湿った空気の影響で発達した雨雲が流れこみやすくなり、6〜7日は警報級の大雨になる可能性があります。最新の気象情報に注意し、土砂災害や、低い土地の浸水など、大雨災害に十分に注意してください。
低気圧の通過、前線の南下に伴って、雨の範囲は7日頃にはほぼ全国に広がる見込みです。7日以降も本州付近は前線の影響を受けやすく、10日(日)頃には、再び雨の範囲が広がる見込みです。雨により多少暑さが和らぐ所もありそうですが、それでも夏の暑さは続きます。熱中症対策を引き続き万全にして下さい。
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2025/08/04 07:34
4日は関東から近畿は危険な暑さの恐れ 午後は天気の急変に注意
本州付近は高気圧に覆われて晴れのエリアが広がっています。一方、大陸には前線を伴った低気圧が東寄りに進み、朝鮮半島付近には前線が停滞しています。
低気圧や前線に向かって南寄りの暖かく湿った空気が流れ込む影響で、九州では西から雨雲が近づき、朝から雨の降る所がありそうです。内陸や山沿いの地域では、局地的に雷を伴う激しい雨の所があるでしょう。雨の降り方に注意して下さい。中国・四国では次第に雲が広がり、にわか雨や雷雨の所がありそうです。
近畿〜関東、東北は概ね晴れ、厳しい暑さとなるでしょう。日中の最高気温は35℃以上の猛暑日となる所が多く、40℃に迫るような危険な暑さとなる所もあるでしょう。
午後は日中の気温上昇の影響で大気の状態が不安定となり、内陸や山沿いを中心に雨や雷雨の所があるでしょう。特に関東甲信の山沿い、内陸部では雷を伴った非常に激しい雨の降る可能性があります。
熱中症への警戒だけでなく、午後の天気の急変にも注意して下さい。
北海道、東北では次第に雲が広がり、北海道では夜頃から雨の降り出す所があるでしょう。帰りが遅くなりそうな場合は、傘を持ってお出かけください。
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2025/08/03 17:21
灼熱列島、今日も危険な暑さ。週中ごろにかけて警戒。
きょうも晴れた所が多く、各地で日差しが強く猛烈な暑さとなりました。
真夏日となった所が続出し、特に東北から九州にかけての内陸の地域や盆地を中心に35℃以上の猛暑日で40度近くになった所も多数ありました。
16時現在、全国で、
30℃以上の真夏日の地点が821地点、
35℃以上の猛暑日が309地点
です。
また、観測史上1位の暑さとなった所か14地点
青森県 むつ市 脇野沢 34.7 [観測史上1位]
岩手県 盛岡市 盛岡 37.2 [タイ記録]
山形県 最上郡真室川町 差首鍋 36.5 [観測史上1位]
山形県 最上郡金山町 金山 37.0 [観測史上1位]
神奈川県 海老名市 海老名 38.9 [観測史上1位]
神奈川県 藤沢市 辻堂 37.1 [観測史上1位]
長野県 上田市 上田 39.0 [観測史上1位]
長野県 上伊那郡辰野町 辰野 36.6 [観測史上1位]
長野県 諏訪郡原村 原村 34.3 [観測史上1位]
広島県 山県郡北広島町 大朝 36.5 [タイ記録]
島根県 鹿足郡吉賀町 吉賀 37.0 [観測史上1位]
鳥取県 日野郡日南町 茶屋 35.0 [観測史上1位]
徳島県 美馬市 穴吹 39.3 [観測史上1位]
山口県 美祢市 秋吉台 35.6 [タイ記録]
また、観測史上1位を含め、8月の最高気温として最高記録となった地点が、30地点ありました。
あすも高気圧圏内となり各地で晴れて厳しい暑さが続きますので、熱中症など体調管理にご注意下さい。
午後は山沿いを中心に、にわか雨や雷雨となる所もありそうです。
急な激しい雨や低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に注意・警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
その後も、週の中頃にかけて(関東では金曜日頃にかけて)、各地で気温の高い状況が続く見込みです。
日中の最高気温だけではなく、夜間も多くの地点で25℃以上の熱帯夜が続く見込みですので、
熱中症対策などの健康管理に加え、農作物や家畜などの管理にも十分ご注意下さい。
なお、週の後半から週末にかけては雨の降る所が多くなり、暑いながらもピークからは少し下がる見込みです。
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2025/08/03 11:00
令和7年 台風第10号に関する情報
令和7年 台風第10号に関する情報
令和7年8月3日10時30分 気象庁発表
台風第10号が発生しました。
3日9時、八丈島の東約100キロの
北緯33度10分、東経140度55分において、
熱帯低気圧が台風第10号になりました。
台風は1時間におよそ30キロの速さで北北東へ進んでいます。
中心の気圧は996ヘクトパスカル、
中心付近の最大風速は18メートル、
最大瞬間風速は25メートルで
中心の南東側280キロ以内と北西側110キロ以内では
風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風の中心は、12時間後の3日21時には
日本の東の
北緯35度50分、東経144度35分を中心とする
半径75キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は996ヘクトパスカル、
中心付近の最大風速は18メートル、
最大瞬間風速は25メートルが予想されます。
24時間後の4日9時には
日本の東の
北緯37度00分、東経148度55分を中心とする
半径105キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は996ヘクトパスカル、
中心付近の最大風速は18メートル、
最大瞬間風速は25メートルが予想されます。
48時間後の5日9時には
日本のはるか東の
北緯37度25分、東経156度10分を中心とする
半径185キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は996ヘクトパスカル、
中心付近の最大風速は18メートル、
最大瞬間風速は25メートルが予想されます。
72時間後の6日9時には
日本のはるか東の
北緯39度25分、東経160度25分を中心とする
半径260キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は996ヘクトパスカル、
中心付近の最大風速は18メートル、
最大瞬間風速は25メートルが予想されます。
なお、台風の中心が予報円に入る確率は70%です。
今後の台風情報にご注意ください。
今後台風第10号に関する情報(位置)は3時間ごとに発表します。