TOPICS
-
2025/05/15 12:02
観測史上最長・7年9か月続いた「黒潮大蛇行」終息の兆し 【海洋のまとめ2025年5月4〜10日】
黒潮は、2017年8月以降、紀伊半島から東海沖で
大きく離岸して流れる大蛇行の状態となり、
その継続期間は2025年4月中旬までで、
およそ7年9か月と過去最長となっていました。
その後、黒潮の一部が東海沖で切離し潮岬沖を
おおむね東に流れ、5月8日現在、大蛇行はみられなくなりました。
今後、この状態が持続して黒潮大蛇行が終息する兆しがあります。
気象庁は、「黒潮の流路は、船舶の運航や、魚種・漁場の位置、
沿岸の海洋環境等に影響を与えますので、留意してください。」
と注意を呼び掛けています。
以下、海洋のまとめ 2025年5月4〜10日です。
■気圧配置と波
4日、前線を伴った低気圧が本州を通り三陸沖へ進んだ。
三陸沖〜北海道東方沖で波高3m前後。
5日、大陸から別の前線を伴った低気圧が東進。
6日にかけて本州南岸を発達しながら進んだ。
6日夜は日本の南〜関東の東で波高3m前後。
7日、低気圧は更に発達しながら三陸沖を北東進。
夜は日本の東で波高4mを超え、しけた。
8日、本州付近は高気圧に覆われ、波は穏やかになった。
9日、前線を伴った低気圧が東シナ海から朝鮮半島を進んだ。
東シナ海で波高3m。
10日、低気圧は日本海へ進んだ。
低気圧に向かう南風が強まり、伊豆諸島近海で波高4mを超えしけた。
■海面水温
日本海域の海面水温は、
北部や中部の大陸側で平年よりやや高く、
他は平年並みか、やや低い海域が継続。
東シナ海は平年よりやや低い海域が拡大。
これまで7年9か月続いてきた黒潮大蛇行が
この期間で終息する兆しがあり、
太平洋側は平年並みか、やや低い海面水温に戻りつつある。
三陸沖は平年より低く、最大で3℃低かった。
一方、北海道南東方沖や、オホーツク海周辺では平年より高く、オホーツク海沿岸では最大で3℃前後高くなった。
-
2025/05/15 08:01
あす16日(金)は西から天気が下り坂 土日休みは西・東日本太平洋側で激しい雨に注意
高気圧は日本の東海上に離れ、あす16日(金)は東シナ海から前線が本州付近に近づき、西から天気が下り坂となっていくでしょう。前線に向かって南からの暖かく湿った空気が流入するため、前線付近では非常に活発な雨雲が形成される見込みです。
あす16日(金)は、午後から九州で天気が崩れるでしょう。夜遅くにかけて雨の範囲は中国、四国地方へと広がる見通しです。
週末の17日(土)、18日(日)にかけて、雨の範囲は西日本、東日本の太平洋側を中心に広がっていくでしょう。18日(日)は雨の範囲が北日本にも広がりそうです。局地的に雷を伴って激しい雨となる可能性があるため、低い土地の浸水や河川の増水、道路の冠水などに注意が必要です。
雨の強まるタイミングや前線位置の予測は、現時点で不確実性が大きいのですが、土日休みに外出の予定がある方は、最新の気象情報を翌確認するようにしておきましょう。
その後、来週中頃にかけて前線が本州付近に停滞する見通しのため、広い範囲で曇りや雨などのぐずついた天気が続きそうです。
-
2025/05/14 20:49
札幌で今年初の夏日を記録 あす15日(木)は西・東日本で真夏日に迫る暑さに
きょう14日(水)は、本州付近は広く高気圧に覆われ晴れの所が多くなりました。上空約1500m付近には12℃以上の暖かい空気が流入し、北日本から西日本の多くの地域で最高気温が25℃以上の夏日となりました。
沖縄県宮古島市の下地島では30.4℃を観測し、30℃以上の真夏日となりました。本州では、福井県小浜市29.8℃、京都府福知山市29.6℃、福岡県太宰府市29.5℃、青森県三戸町29.4℃、京都府舞鶴市29.3℃など、7月上・中旬並みの気温となり真夏日に迫った所が多くなりました。
主要都市では、札幌で25.9℃を観測し、今年初めての夏日を観測したほか、東京都心や大阪でも25℃以上の夏日を観測しました。
■主要都市の最高気温
*札幌 25.9℃(7月下旬並み)
仙台 23.3℃(6月中旬並み)
東京 26.3℃(6月中旬並み)
名古屋 26.6℃(6月上旬並み)
大阪 27.2℃(6月上旬並み)
福岡 27.5℃(6月中旬並み)
那覇 27.9℃(5月下旬並み)
*:今年最高気温を更新
あす15日(木)、本州付近は引き続き高気圧に覆われ、日差しの届く所が多いでしょう。札幌では、あす15日の予想最高気温が25℃で再び夏日となる見込みです。西日本から東日本にかけて広く夏日となり、内陸では30℃以上の真夏日に迫る所があるでしょう。熱中症にならないように、こまめな水分補給を心がけてください。
-
2025/05/14 14:14
前線停滞 本州で梅雨入り?週末は大雨の恐れ からっとした暑さから蒸し暑く
この先、季節先取りの暑さで、真夏日に迫る所も。
からっとした暑さから次第に蒸しっとした暑さに。
週後半、前線が本州付近に停滞。
本州では、沖縄より先に梅雨入りしたような空模様が続く予想。
特に、週末は西〜東日本太平洋側で大雨の恐れ。
■きょう14日(水)〜あす15日(木)は貴重な晴れ間?
きょう14日(水)、高気圧に覆われ、広く晴れています。
午後は、上空の寒気や湿った空気の流入、日中の気温上昇の影響で、東海や関東甲信、東北でにわか雨や雷雨がありそうです。他は雨の心配はないでしょう。
あす15日(木)は、雲が広がりやすいものの、高気圧に覆われ、日差しの届く所が多い見込みです。
■週後半 本州で梅雨ような空模様続く 週末は大雨の恐れも
しかし、あさって16日(金)は、前線が大陸から西日本にのびてくるでしょう。
西日本では次第に雨が降り出し、落雷や突風を伴う所もありそうです。
そして、来週前半にかけて、前線が本州付近〜本州南岸に停滞。本州では、沖縄より先に梅雨入りしたような空模様が続くでしょう。
特に週末は、前線が本州付近に停滞し、前線に向かう暖かく湿った空気の影響で、西〜東日本太平洋側は大雨となる恐れがあります。
本州付近の平年の梅雨入りは、6月上旬の所が多いですが、梅雨入りまでまだあると油断せず、大雨への対策は早めにお願いします。
■からっとした暑さから次第に蒸しっとした暑さに
この先、広く最高気温25℃以上の夏日となる日が多いでしょう。関東甲信の内陸を中心に、最高気温30℃以上の真夏日に迫る暑さの所もありそうです。
高気圧に覆われ晴れる日は、からっとした暑さとなりますが、前線がのびてくると、次第に蒸しっとした暑さに変わるでしょう。
熱中症にも注意が必要です。
-
2025/05/14 10:26
今日明日は貴重な晴れ間、以降はまるで梅雨のような空模様
今日14日(水)、は高気圧に覆われ、沖縄から東北にかけて晴れるでしょう。
ただ、東海や北陸は午前中は雲の多い時間もありそうです。
また、関東甲信では、午後は山沿いで、にわか雨や雷雨の所がある見込みです。
北海道は晴れる所もありますが、東部を中心に雲が多いでしょう。
明日15日(木)も高気圧に覆われますが、今日よりは雲の出やすい空模様です。
ですが、今日明日の晴れ間は貴重になりそうです。
あさって16日金曜日からは前線が北上し、
来週前半にかけて本州の南岸付近に停滞する見込みです。
このため、西日本や東日本を中心に雨の降りやすい日が多くなります。
また、北日本も気圧の谷が通過する影響で、曇りや雨のすっきりしない天気となりそうです。
週間予報の天気マークは、まるで梅雨入りしてしまったのかと思わせるマークが続きます。
今日明日の晴れ間は有意義に使いたいですね。
なお、梅雨入りの平年値は以下となります。
■梅雨入り平年値
沖縄 5月10日頃
奄美 5月12日頃
九州南部 5月30日頃
九州北部 6月4日頃
四国 6月5日頃
中国 6月6日頃
近畿 6月6日頃
東海 6月6日頃
関東甲信 6月7日頃
北陸 6月11日頃
東北南部 6月12日頃
東北北部 6月15日頃
-
2025/05/14 08:05
西・東日本を中心に広く夏日で、一部では30℃以上の真夏日の所も!
千島の東には低気圧があって東へ遠ざかり、日本の南海上には東西に停滞前線が伸びています。
一方、日本の東海上には高気圧があって本州付近に広がっています。
現在、北海道で雲が多く、雨の降っている所がありますが、東北から沖縄にかけての広い範囲で晴れています。
今日は高気圧に覆われ、沖縄から東北にかけて晴れるでしょう。
ただ、東海や北陸は午前中は雲の多い時間もありそうです。
また、関東甲信では、午後は山沿いで、にわか雨や雷雨の所がある見込みです。
北海道は晴れる所もありますが、東部を中心に雲が多いでしょう。
日中は気温が上昇し、5月下旬から7月上旬ころの陽気です。
西・東日本では25℃以上の夏日の所が多い見込みで、内陸では最高気温が30℃以上の真夏日となる所もある見込みです。
夜間との温度差も大きくなりそうです。
体調管理や農作物の管理などにご注意ください。
-
2025/05/13 12:40
沖縄より本州が先に梅雨入り? 週後半〜本州付近で雨続く 大雨の所も【週間天気】
●この先の週間天気ポイント●
・15日(木)にかけて季節先取りの暑さ 真夏日の可能性も
・16日(金)〜本州付近に前線停滞 太平洋側は大雨のおそれ
・沖縄の「梅雨入り」は来週以降?
きょう13日(火)、本州付近は高気圧に覆われ広く晴れています。
気温も上がり、正午までの最高気温は鳥取で27.3℃など、
西日本では午前中から25℃以上の夏日となっている所もあります。
この先、数日間は晴れて「季節先取りの暑さ」が続きますが、
週後半から、本州付近に前線が停滞しやすくなり、沖縄を差し置いて、
本州付近が先に「梅雨入り」したかのような天気が続く見込みです。
15日(木)頃までは高気圧の圏内で、
本州付近は晴れる所が多いでしょう。
30℃前後まで気温が上がり、30℃以上の真夏日になる所もありそうです。
しかし、16日(金)になると高気圧の後面に入り、
南から雨雲の元となる、湿った空気が流れ込んできそうです。
16日(金)は、西から天気は下り坂で、
夜には九州などで雨が降り出す見込みです。
17日(土)は大陸から前線が本州付近にのび、
その後、来週前半にかけて前線が停滞しやすくなるでしょう。
まさに週末からは、本州付近が
「梅雨入り」したかのような気圧配置が続く見込みです。
●本来は今、沖縄・奄美が梅雨入りの時期●
平年の梅雨入りは、沖縄地方で5月10日頃、
奄美地方は5月12日頃ですが、
今年は沖縄も奄美地方も、まだ梅雨入りしていません。
では、なぜ沖縄は梅雨入りせず、この先、本州付近で
梅雨入りしたかのような天気が続くのでしょうか。
それは「夏の太平洋高気圧」がいつもよりも早く強まるためです。
夏の太平洋高気圧が、今週から一気に勢力を強め、
本来、沖縄付近に停滞している前線が
本州付近まで押し上げられてしまうため、
本州付近で雨が続くようになってしまうのです。
このため、本州付近は週末から一気に「梅雨本番」のような天気となるため、
西〜東日本の太平洋側を中心に大雨となる恐れが出てきています。
落ち葉などが側溝に溜まり、雨水が流れにくくなっている所もあると思います。
週末からの大雨に備え、15日(木)までに
側溝の掃除などをして、雨への備えを済ませておくと安心です。
沖縄や奄美地方では
来週20日(火)以降は前線が停滞しやすくなり、雨の日が多くなりそうです。
沖縄や奄美の梅雨入りは来週以降となりそうです。
-
2025/05/13 07:41
日差し届き西日本〜東日本中心に気温上昇 熱中症に注意
きょう13日は、日本付近は高気圧に覆われ、全国的に晴れて日差しが届くでしょう。上空には暖かい空気が流れ込むため、前日より気温の上がる所が多く、日中は西日本〜東日本を中心に各地で夏日となる見込みです。
予想最高気温は、札幌で21℃、仙台で23℃と6月並みの陽気となるでしょう。季節先取りの暖かさとなりそうです。
その他、名古屋で28℃、大阪で26℃、福岡や高知で25℃と動くと汗ばむ陽気となる所が多いでしょう。昼間は半袖で過ごせそうです。
東京都心は25℃予想と2日ぶりの夏日となる見込みです。
まだ体が暑さに慣れていない時期ですので、屋外での活動の際は水分補給や塩分補給など熱中症対策を行うようにしてください。
また、朝晩と昼間の寒暖差が大きくなりますので、体調を崩さないようお気を付けください。
●各地の予想最高気温(該当旬)
・札幌:21℃(6月上旬並み)
・仙台:23℃(6月中旬並み)
・東京:25℃(平年並み)
・新潟:23℃(平年並み)
・名古屋:28℃(6月下旬並み)
・大阪:26℃(平年並み)
・高知:25℃(平年並み)
・福岡:25℃(平年並み)
-
2025/05/13 05:53
きょう13日(火)の天気 全国的に晴れ 沖縄はすっきりしない空模様
きょう13日(火)は、日本付近は移動性高気圧に覆われるでしょう。全国的に晴れて日差しが届きそうです。
北海道は道北や道東を中心に雲が広がりやすく、夕方以降はにわか雨の所が上がるでしょう。外出には折り畳み傘などあると安心です。その他の地域では晴れる所が多くなりそうです。
東北や北陸は、はじめ雲の広がる所がありますが、次第に日差しが戻りそうです。
関東から西は広く晴れて気温が上がるでしょう。
日中は30℃に迫る暑さの所もありそうです。屋外で活動される方は暑さ対策を忘れずに行ってください。
沖縄は前線の影響ですっきりしない空模様です。
午前を中心ににわか雨の可能性があるため外出に際には雨具あると安心でしょう。
-
2025/05/12 11:52
5月の満月 フラワームーン 気になる夜の天気は?
■5月の満月は「フラワームーン」
日付けが変わって、あす13日(火)午前1時56分に満月を迎えます。
月ごとの満月に、アメリカの農事暦ではそれぞれ名前が付けられています。
アメリカでは5月に多くの花が咲くことから、5月の満月は「フラワームーン」と呼ばれています。
■満月の観察 気になる夜の天気は
きょう12日(月)夜、南西諸島は前線の影響で雲が広がるでしょう。
発達した雨雲は沖縄本島から遠ざかっており、本島では満月を見るチャンスがあるかもしれません。
大東島では雨の降る所があり、満月を見ることは難しそうです。
九州や中国、北海道はしっかり満月を見ることの出来る所が多いでしょう。
四国や近畿、東海、北陸は、次第に高気圧に覆われ雲が取れて、日付けの変わる頃には、満月を見ることの出来る所が増えそうです。
関東や東北は気圧の谷や湿った空気の影響で、夜も雲の残る所が多く、雨の降る所があるでしょう。
日付けの変わる頃には、関東の一部や東北太平洋側では雲が薄くなるため、満月を見るチャンスがありそうです。
-
2025/05/12 08:04
週間天気 夏日が続き、週末は西日本、東日本で梅雨先取りの天気傾向に
この先の週間天気のポイントは、
・週中頃は晴れて気温上昇
・連日25℃以上の夏日の所多い
・週末は西日本、東日本で広く雨
・沖縄は梅雨入りが遅れる?
13日〜14日は高気圧に覆われて晴れる所が多くなるでしょう。
15日は、高気圧の縁を回る湿った空気の影響で、西日本では段々と雲が多くなる見込みです。
16日〜19日にかけて、本州付近を前線や低気圧が通過する影響で、西日本、東日本を中心に雨となるでしょう。週末は雨の範囲が広がり、雷を伴って雨脚の強まるところも有りそうです。低気圧や前線の位置は、現時点で不確実性が大きいですが、前線や低気圧の位置によって天気が大きく変わる可能性があるため、今後の予報の変化に注意して下さい。
この先は、西日本、東日本を中心に連日25℃以上の夏日となる日が多く、週末は雨が降ることで蒸し暑くなるでしょう。西日本、東日本では梅雨を先取りしたような天候となりそうです。
一方、沖縄では高気圧に覆われやすくなる影響で、日差しの届く日が多くなるでしょう。沖縄・奄美の梅雨入りは来週以降となりそうです。
※梅雨入りの平年は、沖縄で5月10日頃、奄美で5月12日頃。沖縄・奄美の昨年の梅雨入りは5月21日頃。
-
2025/05/12 07:11
東北、関東ではすっきりしない空模様 西日本は天気回復
週明けとなるきょう12日(月)は、東北や関東、北陸では午前中を中心に雨雲が掛かり、雨の降る所があるでしょう。
現在、東北から東日本に掛かっている雨雲は、昼頃にかけて次第に東の海上へ離れるでしょう。ただ、東北、関東では、気圧の谷の影響で大気の状態が不安定となり、すっきりしない空模様となりそうです。局地的ににわか雨の所があり、関東では夕方から夜に雷雨の所が有りそうです。
北海道は概ね晴れるでしょう。昼間は濃い霧の発生する所が有りそうです。見通しの悪化にご注意ください。日中は気温が上昇し、札幌、旭川、帯広などでは予想最高気温が22〜23℃、6月並みの暖かさとなる所が有りそうです。
西日本ははじめ雲が広がり雨の降る所が有りますが、次第に天気は回復に向かうでしょう。日中は22〜24℃の所が多く、過ごしやすい一日となりそうです。沖縄は雲が多く、所々で雨となりそうです。
-
2025/05/11 17:15
沖縄〜大東島・与那国島、明日12日にかけて警報級の大雨となるおそれ
北海道の東には低気圧があって北東に進んでいます。
中心から延びる前線が日本の東・南海上、南西諸島付近を通り、南シナ海まで達しています。
また、前線上の沖縄の南には低気圧があって北東に進んでます。
低気圧や前線の影響で、沖縄本島地方では11日は大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
先島諸島と大東島地方では12日にかけて大気の状態が不安定となる見込みです。
沖縄本島地方では11日は、先島諸島では12日にかけて、警報級の大雨となるおそれがあります。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
また、沖縄本島地方では11日は落雷や竜巻などの激しい突風にも十分注意してください。
[雨の実況]
降り始め(10日00時)から11日16時までの降水量(アメダスによる速報値)
沖縄本島地方
渡嘉敷村渡嘉敷島 140.5ミリ
久米島町謝名堂 129.0ミリ
粟国空港 127.0ミリ
久米島空港 119.5ミリ
沖縄市胡屋 116.0ミリ
読谷 96.5ミリ
東村平良 93.0ミリ
那覇市樋川 92.5ミリ
那覇空港 91.5ミリ
国頭村比地 90.5ミリ
宮古島地方
多良間空港 287.5ミリ
宮古島市下里 168.0ミリ
宮古空港 157.5ミリ
下地島空港 134.0ミリ
宮古島市新城 126.5ミリ
八重山地方
石垣市登野城 224.5ミリ
新石垣空港 224.5ミリ
石垣市伊原間 206.0ミリ
竹富町大原 203.5ミリ
石垣市川平 182.0ミリ
竹富町上原 120.0ミリ
[雨の予想]
11日から12日にかけて予想される1時間降水量は多い所で、
本島中南部 40ミリ
本島北部 40ミリ
久米島 40ミリ
宮古島地方 30ミリ
石垣島地方 20ミリ
与那国島地方 20ミリ
11日18時から12日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
本島中南部 60ミリ
本島北部 60ミリ
久米島 60ミリ
石垣島地方 50ミリ
与那国島地方 40ミリ
[防災事項]
沖縄本島地方では11日は、先島諸島では12日にかけて、雨雲の発達の程度によっては警報級の大雨となるおそれがあります。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
-
2025/05/11 10:05
大気不安定 沖縄地方 土砂災害や低地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒
先島諸島には前線が停滞していて、前線上を低気圧が東へ進んでいます。
現在、先島諸島では雨の降っているところがあります。
沖縄地方では、11日は低気圧や前線の影響で大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
[雨の予想]
11日に予想される1時間降水量は多い所で、
沖縄本島地方 60ミリ
先島諸島 40ミリ
11日6時から12日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
沖縄本島地方 200ミリ
先島諸島 100ミリ
沖縄本島地方では11日は、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、沖縄本島地方と先島諸島では、11日は落雷や竜巻などの激しい突風にも十分注意してください。
-
2025/05/10 13:12
沖縄「梅雨」の前兆 警報級大雨つづく 来週はムシ暑さ倍増! 向こう1か月も「高温傾向」【週間〜1か月予報】
きょう10日(土)は、前線を伴った低気圧が日本海を発達しながら東進しています。
九州や沖縄では、非常に激しい雨が降り、大雨となっている所があります。
きょう午前中に観測した24時間雨量は、
長崎県五島市福江で235.5ミリ、佐世保市で124.5ミリとなっており、
いずれも5月の1位の値を更新しています。
あす11日(日)にかけて、沖縄付近には前線が停滞する予想で、
沖縄地方では、あすにかけて警報級の大雨が長く続く恐れがあります。
あす11日(日)午前9時までの3時間積算雨量を見てみると、
沖縄本島には紫色の表示があり、
3時間で50ミリを超える雨となる所がありそうです。
沖縄は、まもなく雨のシーズンに突入しますが、
梅雨入りに先立って、あすにかけて大雨による
土砂災害や河川の増水、低地の浸水などに警戒をしてください。
一方、北日本は低気圧が近づくため、
あす11日(日)にかけて東北の日本海側を中心に
強い西風を伴い雨や雷雨となる恐れがあります。
秋田県や山形県の沿岸部や佐渡では、
あす11日(日)にかけて暴風に警戒をしてください。
あす11日(日)の午後になると、沖縄付近に停滞していた
前線が北上し、西〜東日本は再び雨となる所があるでしょう。
前線の北上具合によっては、予想よりも雨が強まったり、
逆に予想よりも全く雨が降らない可能性がありますので
お出掛け前に最新の情報をご確認下さい。
週明けは次第に天気が回復し、
13日(火)〜15日(木)頃は、晴れ間の出る所が多いでしょう。
南から暖かく湿った空気が流れ込みやすくなるため、
全国的に高温傾向となり、ムシ暑さが倍増しそうです。
内陸部では30℃前後まで気温が上がり、
真夏日が続出する可能性があります。
北海道など北日本でも25℃以上の夏日が予想されています。
さらに、6月にかけてもこの「高温傾向」が続く予想です。
先日、気象庁から発表された最新の1か月予報によると
向こう1か月も全国的に平年より高い予想で、
全域で赤色の表示となっています。
この時期は、まだ暑さに慣れていない時期ですが、
来週からの急な暑さや、今後長く続く暑さに対して、
今から軽い運動をするなど、
汗をかきやすい体づくりをしておくと良さそうです。
-
2025/05/10 06:49
沖縄地方 あすにかけて警報級の大雨の恐れ 土砂災害や低い土地の浸水に警戒を
日本海を発達しながら低気圧が東進しており、低気圧からのびる前線が南西諸島付近へ伸びています。
沖縄地方では、明け方から非常に発達した雨雲がかかっており、沖縄県石垣市伊原間では4時28分までの1時間に65.5mmの非常に激しい雨を観測しています。
このあと沖縄地方ではあす11日にかけて前線の影響で大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
沖縄本島地方ではあす11日は非常に激しい雨の降る所があり警報級の大雨となるでしょう。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
なお、沖縄本島地方ではきょう10日は、先島諸島ではあす11日にかけて、雨雲の発達の程度によっては警報級の大雨となるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意が必要です。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど身の安全の確保に努めてください。大東島地方では、あす11日にかけて発達した積乱雲の下での落雷や突風、急な強い雨に注意が必要です。
●予想される雨の量(多い所で)
・きょう10日に予想される1時間降水量
沖縄本島地方 40ミリ
先島諸島 40ミリ
・あす11日に予想される1時間降水量
沖縄本島地方 50ミリ
先島諸島 30ミリ
・きょう10日明け方からあす11日明け方までに予想される24時間降水量
沖縄本島地方 150ミリ
先島諸島 150ミリ
・あす11日明け方からあさって12日明け方までに予想される24時間降水量
沖縄本島地方 120ミリ
先島諸島 100ミリ