予報士通信講座
平成15年 第20回 学科試験 専門知識 問4
"数値予報で用いる各種の方程式について述べた次の文章(a)〜(d)の正誤について、下記の@〜Dの中から正しいものを一つ選べ。
(a)乾草空気については、気圧、気温、密度のうち任意の二つの物理量の値を与えると、残りの物理量は気体の状態方程式ニよづ一意的に決めることができる。
(b)静力学平衡の式は、鉛直方向の運動方程式において気圧頃度力がコリオリカと釣り合っていると近似したものである。
(c)鉛直方向について高度に代えて気圧を用いる座標系を使うと、乾燥空気の連続の式には密度の時間変化の煩があらわれず、式が単純になる。
(d)熱力学の第一法則によれば、空気塊が断熱的に下降して収縮すると、その空気塊の温度は上昇する。
"