火山情報

	        
令和7年9月19日11時00分 福岡管区気象台、、鹿児島地方気象台発表

<口永良部島に噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意):
警報解除を発表>
 新岳及び古岳の火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなりました。
<噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)
に引下げ>

<噴火警報・予報(対象火山)>
レベル1(活火山であることに留意)━ 引下げ (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m

<噴火警報・予報(対象市町村等)>
噴火予報:警報解除 ━━━ 解除 (前の状況:火口周辺警報)
 鹿児島県屋久島町
<噴火警報・予報(対象市町村の防災対応等)>
活火山であることに留意 ━ 解除 (前の状況:火口周辺警報:入山規制等)
 鹿児島県屋久島町

<火山の活動状況等>
 口永良部島では、4月から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山
性地震が多い状態でしたが、7月頃から減少し、少ない状態で経過していま
す。また、その他の観測データにも活動の高まりを示す変化は認められませ
ん。

 火山活動は低下しており、新岳及び古岳の火口周辺に影響を及ぼす噴火が
発生する可能性は低くなりました。

<防災上の警戒事項等>
 活火山であることから、新岳及び古岳の火口内では、火山灰等が噴出する
可能性があります。また、新岳西側割れ目等の地熱域では、高温の噴気や火
山ガス等に注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<補足事項>
**(参考:噴火警戒レベルの説明)**
【レベル5(避難)】:危険な居住地域からの避難等が必要。
【レベル4(高齢者等避難)】:警戒が必要な居住地域での高齢者等の要配
慮者の避難、住民の避難の準備等が必要。
【レベル3(入山規制)】:登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制
等。状況に応じて高齢者等の要配慮者の避難の準備等。
【レベル2(火口周辺規制)】:火口周辺への立入規制等。
【レベル1(活火山であることに留意)】:状況に応じて火口内への立入規
制等。
(注:避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なる)
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第61号
令和7年9月19日11時10分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
 新岳及び古岳の火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなりました。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル1(活火山であることに留意)━ 継続 (前の状況:レベル1(活火山であることに留意))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 口永良部島では、4月から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山
性地震が多い状態でしたが、7月頃から減少し、少ない状態で経過していま
す。
 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、少
ない状態で経過しています。
 9月7日から9日にかけて山麓及び山上で実施した現地調査では、新岳及
び古岳の火口内や周辺で地熱域を引き続き確認しましたが、特段の変化は認
められませんでした。
 
 これらのことから、新岳及び古岳の火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生す
る可能性は低くなったと判断し、本日(19日)11時00分に噴火予報を
発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに
留意)に引き下げました。

<防災上の警戒事項等>
 活火山であることから、新岳及び古岳の火口内では、火山灰等が噴出する
可能性があります。また、新岳西側割れ目等の地熱域では、高温の噴気や火
山ガス等に注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

 噴火警報の解除に伴い、今回の一連の火山の状況に関する解説情報の発表
はこれで終了します。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第60号
令和7年9月12日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 9月5日から12日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせします。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mま
で上がりました。
 
 口永良部島では、4月から古岳火口付近の山体の浅いところで地震活動が
活発化し、火山性地震が多い状態でしたが、7月頃から減少しています。
 
 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、少
ない状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から同年10月頃にかけて
古岳付近の膨張を示す変動が観測されていますが、その後更なる膨張を示す
変化は認められていません。
 
 7日から9日にかけて山麓及び山上で実施した現地調査では、新岳及び古
岳の噴煙の状況に特段の変化は認められませんでした。また、新岳及び古岳
の火口内や周辺の地熱域についても、前回(2025年2月及び3月)の観
測と比較して、特段の変化は認められませんでした。
 
 なお、火山性地震は7月頃から減少した状態ですが、中長期的には地震活
動は活発な状態です。引き続き、新岳火口及び古岳火口の周辺に影響を及ぼ
す程度の噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、19日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 噴火警報(火口周辺)
令和7年9月5日11時00分 福岡管区気象台、、鹿児島地方気象台発表

<口永良部島に火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表>
 口永良部島では、火山活動に低下が認められますが、引き続き新岳火口及
び古岳火口の周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可能性があります。

<噴火警戒レベルを3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引下げ>

<噴火警報・予報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 引下げ (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m

<噴火警報・予報(対象市町村等)>
火口周辺警報 ━━━━━━ 切替 (前の状況:火口周辺警報)
 鹿児島県屋久島町
<噴火警報・予報(対象市町村の防災対応等)>
火口周辺警報:入山規制等 ━ 継続 (前の状況:火口周辺警報:入山規制等)
 鹿児島県屋久島町

<火山の活動状況等>
 口永良部島では、4月から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山
性地震が多い状態でしたが、7月頃から減少しています。また、その他の観
測データにも活動の高まりを示す変化は認められません。
 
 これらのことから、口永良部島では、新岳火口及び古岳火口から1kmを
超え、また西側は新岳火口から2kmを超えて影響を及ぼす噴火が発生する
可能性は低くなったと考えられます。

 火山性地震は7月頃から減少した状態ですが、中長期的には地震活動は活
発な状態です。火山活動は引き続き高まった状態で経過しており、火口周辺
に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<補足事項>
**(参考:噴火警戒レベルの説明)**
【レベル5(避難)】:危険な居住地域からの避難等が必要。
【レベル4(高齢者等避難)】:警戒が必要な居住地域での高齢者等の要配
慮者の避難、住民の避難の準備等が必要。
【レベル3(入山規制)】:登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制
等。状況に応じて高齢者等の要配慮者の避難の準備等。
【レベル2(火口周辺規制)】:火口周辺への立入規制等。
【レベル1(活火山であることに留意)】:状況に応じて火口内への立入規
制等。
(注:避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なる)
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第59号
令和7年9月5日11時10分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 口永良部島では、火山活動に低下が認められますが、引き続き新岳火口及
び古岳火口の周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可能性があります。


<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 口永良部島では、4月から古岳火口付近の山体の浅いところで地震活動が
活発化し、火山性地震が多い状態でしたが、7月頃から減少しています。
 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、少
ない状態で経過しています。
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から同年10月頃にかけて
古岳付近の膨張を示す変動が観測されていますが、その後更なる膨張を示す
変化は認められていません。
 
 火山活動に低下が認められることから、口永良部島では、新岳火口及び古
岳火口から1kmを超え、また西側は新岳火口から2kmを超えて影響を及
ぼす噴火が発生する可能性は低くなったと判断し、本日(5日)11時00
分に噴火警戒レベルを3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引き下げま
した。
 
 なお、火山性地震は7月頃から減少した状態ですが、中長期的には地震活
動は活発な状態です。火山活動は引き続き高まった状態で経過しており、新
岳火口及び古岳火口の周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可能性があ
ります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、12日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第58号
令和7年9月1日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 8月29日から9月1日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせし
ます。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 口永良部島では、4月から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山
性地震は概ね多い状態で経過しましたが、7月から減少し新岳火口付近及び
古岳火口付近ではともに少ない状態で経過しています。
 火山性微動は観測されていません。
 
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mま
で上がり雲に入りました。
 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり20
トンから30トンと少ない状態でした。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけて古岳
付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持されて
います。
 
 口永良部島では、古岳付近の膨張が維持された状態で経過するなか、4月
頃から6月頃にかけて山体の浅いところで地震活動の活発化がみられました。
7月頃から地震回数は減少しているものの、中長期的には火山活動が高ま
った状態が継続しています。新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲、
及び向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲に影響を
及ぼす噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、5日(金)16時頃に発表の予定で
す。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第57号
令和7年8月29日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 8月25日から29日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 4月から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震は概ね多い
状態でしたが、7月から減少し、新岳火口付近及び古岳火口付近では共に少
ない状態で経過しています。
 
 火山性微動は観測されていません。
 
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上400mま
で上がりました。

 26日に鹿児島県の協力により実施した上空からの観測では、2024年
10月10日の観測と比較して、両火口内及びその周辺の地熱域の状況に特
段の変化は認められませんでした。

 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、少
ない状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけて古岳
付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持されて
います。
 
 口永良部島では中長期的に火山活動が高まっていますので、新岳火口及び
古岳火口から概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての
火口から海岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。


<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、9月1日(月)16時頃に発表の予
定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第56号
令和7年8月25日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 8月22日から25日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 4月から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震は概ね多い
状態でしたが、7月から減少し、少ない状態で経過しています。今期間、火
山性地震は古岳付近で発生しており、新岳付近では発生しませんでした。
 火山性微動は観測されていません。
 
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上400mま
で上がりました。

 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、少
ない状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけて古岳
付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持されて
います。
 
 口永良部島では中長期的に火山活動が高まっていますので、新岳火口及び
古岳火口から概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての
火口から海岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。


<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、29日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第55号
令和7年8月22日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 8月18日から22日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 4月から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震は概ね多い
状態でしたが、7月から減少し、新岳火口付近及び古岳火口付近では共に少
ない状態で経過しています。
 火山性微動は観測されていません。
 
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mま
で上がりました。

 19日から21日にかけて実施した現地調査では、新岳及び古岳付近の地
熱域の状況に特段の変化は認められませんでした。また、古岳で火口縁をわ
ずかに越える白色の噴煙を確認しました。
 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が18日に実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あ
たり70トンと少ない状態でした。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけて古岳
付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持されて
います。
 
 口永良部島では中長期的に火山活動が高まっていますので、新岳火口及び
古岳火口から概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての
火口から海岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。


<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、25日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第54号
令和7年8月18日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 8月15日から18日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 4月から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震は概ね多い
状態でしたが、7月から減少し、新岳火口付近及び古岳火口付近では共に少
ない状態で経過しています。
 火山性微動は観測されていません。
 
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mま
で上がりました。
 
 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、少
ない状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけて古岳
付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持されて
います。
 
 口永良部島では中長期的に火山活動が高まっていますので、新岳火口及び
古岳火口から概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての
火口から海岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。


<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、22日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第53号
令和7年8月15日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 8月11日から15日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 4月から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震は概ね多い
状態でしたが、7月から減少し、新岳火口付近及び古岳火口付近では共に少
ない状態で経過しています。
 火山性微動は観測されていません。
 
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mま
で上がりました。
 
 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、少
ない状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけて古岳
付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持されて
います。
 
 口永良部島では中長期的に火山活動が高まっていますので、新岳火口及び
古岳火口から概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての
火口から海岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。


<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、18日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第52号
令和7年8月11日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 8月8日から11日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせします。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 4月から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震は概ね多い
状態でしたが、7月から減少し、新岳火口付近及び古岳火口付近では共に少
ない状態で経過しています。
 火山性微動は観測されていません。
 
 新岳及び古岳付近の噴煙の状況は、雲のため不明でした。
 
 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、少
ない状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけて古岳
付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持されて
います。
 
 口永良部島では中長期的に火山活動が高まっていますので、新岳火口及び
古岳火口から概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての
火口から海岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。


<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、15日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第51号
令和7年8月8日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 8月4日から8日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせします。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 4月から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震は概ね多い
状態でしたが、7月から減少し、新岳火口付近及び古岳火口付近では共に少
ない状態で経過しています。
 火山性微動は観測されていません。
 
 本村西監視カメラによる観測では、新岳火口及び古岳火口で火口縁を越え
る噴煙は観測されませんでした。
 
 5日から6日にかけて実施した現地調査では、新岳及び古岳付近の地熱域
の状況に特段の変化は認められませんでした。
 
 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、少
ない状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけて古岳
付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持されて
います。
 
 口永良部島では中長期的に火山活動が高まっていますので、新岳火口及び
古岳火口から概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての
火口から海岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。


<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、11日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第50号
令和7年8月4日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 8月1日から4日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせします。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 4月上旬から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震は概ね
多い状態でしたが、7月中旬頃から減少し、少ない状態で経過しています。
今期間、火山性地震は古岳火口付近で発生しており、新岳火口付近では発生
していません。
 火山性微動は観測されていません。
 
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上80mまで
上がりました。
 
 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、少
ない状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけて古岳
付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持されて
います。
 
 口永良部島では中長期的に火山活動が高まっていますので、新岳火口及び
古岳火口から概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての
火口から海岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。


<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、8月8日(金)16時頃に発表の予
定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第49号
令和7年8月1日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 7月28日から8月1日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせし
ます。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 4月上旬から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震は概ね
多い状態でしたが、7月中旬頃から減少し、古岳火口付近及び新岳火口付近
では共に少ない状態で経過しています。
 火山性微動は観測されていません。
 
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上300mま
で上がりました。
 
 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、少
ない状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけて古岳
付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持されて
います。
 
 口永良部島では中長期的に火山活動が高まっていますので、新岳火口及び
古岳火口から概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての
火口から海岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。


<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、4日(月)16時頃に発表の予定で
す。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第48号
令和7年7月28日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 7月25日から28日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 4月上旬から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震は概ね
多い状態でしたが、7月中旬頃から減少し少ない状態で経過しています。今
期間、火山性地震は古岳火口付近で発生しており、新岳火口付近では発生し
ていません。
 火山性微動は観測されていません。
 
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mま
で上がりました。

 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、少
ない状態で経過しています。

 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけて古岳
付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持されて
います。
 
 口永良部島では中長期的に火山活動が高まっていますので、新岳火口及び
古岳火口から概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての
火口から海岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。


<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、8月1日(金)16時頃に発表の予
定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第47号
令和7年7月25日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 7月21日から25日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 4月上旬から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震は概ね
多い状態でしたが、7月中旬頃から減少し少ない状態で経過しています。火
山性地震は主に古岳火口付近で発生しています。新岳火口付近の火山性地震
は少ない状態で経過しています。
 火山性微動は観測されていません。
 
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上300mま
で上がりました。

 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、少
ない状態で経過しています。

 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけて古岳
付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持されて
います。
 
 口永良部島では中長期的に火山活動が高まっていますので、新岳火口及び
古岳火口から概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての
火口から海岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。


<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、28日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第46号
令和7年7月21日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 7月18日から21日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 4月上旬から山体の浅いところで地震活動が活発化しています。火山性地
震は概ね多い状態でしたが、7月中旬頃から少ない状態で経過しています。
期間中、火山性地震は古岳火口付近で発生しており、新岳火口付近では発生
していません。
 火山性微動は観測されていません。
 
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上300mま
で上がりました。

 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、少
ない状態で経過しています。

 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけて古岳
付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持されて
います。
 
 口永良部島では火山活動が高まっていますので、新岳火口及び古岳火口か
ら概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海
岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、25日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第45号
令和7年7月18日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 7月14日から18日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 4月上旬から山体の浅いところで地震活動が活発化しています。火山性地
震は概ね多い状態でしたが、7月中旬頃から概ね少ない状態で経過していま
す。期間中、火山性地震は主に古岳火口付近で発生しており、新岳火口付近
では発生していません。
 火山性微動は観測されていません。
 
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上100mま
で上がりました。

 15日から16日にかけて実施した現地調査では、新岳及び古岳付近の地
熱域の状況に特段の変化は認められませんでした。

 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、少
ない状態で経過しています。

 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけて古岳
付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持されて
います。
 
 口永良部島では火山活動が高まっていますので、新岳火口及び古岳火口か
ら概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海
岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、21日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第44号
令和7年7月14日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 7月11日から14日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 4月上旬から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震はやや
多い状態で経過しています。今期間、火山性地震は主に古岳火口付近で発生
しており、新岳火口付近では発生していません。
 火山性微動は観測されていません。
 
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mま
で上がりました。

 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、少
ない状態で経過しています。

 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけて古岳
付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持されて
います。
 
 口永良部島では火山活動が高まっていますので、新岳火口及び古岳火口か
ら概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海
岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、18日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第43号
令和7年7月11日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 7月7日から11日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせします。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 4月上旬から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震は概ね
多い状態で経過しています。今期間、火山性地震は主に古岳火口付近で発生
しており、新岳火口付近では発生していません。
 火山性微動は観測されていません。
 
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上100mま
で上がりました。

 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は20
トンと少ない状態でした。

 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけて古岳
付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持されて
います。
 
 口永良部島では火山活動が高まっていますので、新岳火口及び古岳火口か
ら概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海
岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、14日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第42号
令和7年7月7日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 7月4日から7日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせします。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 4月上旬から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震は概ね
多い状態で経過しています。今期間、火山性地震は主に古岳火口付近で発生
しており、新岳火口付近では発生していません。
 火山性微動は観測されていません。
 
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mま
で上がりました。

 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は20
トンと少ない状態でした。

 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけて古岳
付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持されて
います。
 
 口永良部島では火山活動が高まっていますので、新岳火口及び古岳火口か
ら概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海
岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、11日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第41号
令和7年7月4日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 6月30日から7月4日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせし
ます。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 4月上旬から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震の多い
状態が継続しています。今期間、火山性地震は古岳火口付近で発生しており、
新岳火口付近では発生していません。
 火山性微動は観測されていません。
 
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上300mま
で上がりました。

 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は20
トンから60トンと少ない状態でした。

 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけて古岳
付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持されて
います。
 
 口永良部島では火山活動が高まっていますので、新岳火口及び古岳火口か
ら概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海
岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、7日(月)16時頃に発表の予定で
す。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第40号
令和7年6月30日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 6月27日から30日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 4月上旬から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震の多い
状態が継続しています。火山性地震は主に古岳火口付近で発生しています。
新岳火口付近の火山性地震は少ない状態で経過しています。
 火山性微動は観測されていません。
 
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mま
で上がりました。

 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は40
トンから50トンと少ない状態でした。

 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけて古岳
付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持されて
います。
 
 口永良部島では火山活動が高まっていますので、新岳火口及び古岳火口か
ら概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海
岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、7月4日(金)16時頃に発表の予
定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第39号
令和7年6月27日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 6月23日から27日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 4月上旬から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震の多い
状態が継続しています。火山性地震は主に古岳火口付近で発生しています。
新岳火口付近の火山性地震は少ない状態で経過しています。
 火山性微動は観測されていません。
 
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mま
で上がりました。

 23日から25日にかけて実施した現地調査では、新岳及び古岳付近の地
熱域の状況に特段の変化は認められませんでした。また、古岳で火口縁をわ
ずかに越える噴煙を確認しました。

 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は40
トンと少ない状態でした。

 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけて古岳
付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持されて
います。
 
 口永良部島では火山活動が高まっていますので、新岳火口及び古岳火口か
ら概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海
岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、30日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第38号
令和7年6月23日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 6月20日から23日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 4月上旬から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震の多い
状態が継続しています。今期間、火山性地震は古岳火口付近で発生しており、
新岳火口付近では発生していません。
 火山性微動は観測されていません。
 
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上300mま
で上がりました。
 
 また、GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけ
て古岳付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持
されています。
 
 口永良部島では火山活動が高まっていますので、新岳火口及び古岳火口か
ら概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海
岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、27日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第37号
令和7年6月20日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 6月16日から20日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 4月上旬から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震の多い
状態が継続しています。今期間、火山性地震は古岳火口付近で発生しており、
新岳火口付近では発生していません。
 火山性微動は観測されていません。
 
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上300mま
で上がりました。
 
 また、GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけ
て古岳付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持
されています。
 
 口永良部島では火山活動が高まっていますので、新岳火口及び古岳火口か
ら概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海
岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、23日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第36号
令和7年6月16日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 6月13日から16日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 4月上旬から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震の多い
状態が継続しています。火山性地震は主に古岳火口付近で発生しています。

 火山性微動は観測されていません。
 
 本村西監視カメラによる観測では、新岳火口及び古岳火口周辺の状況は雲
のため不明でした。
 
 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、少
ない状態で経過しています。
 
 また、GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけ
て古岳付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持
されています。
 
 口永良部島では火山活動が高まっていますので、新岳火口及び古岳火口か
ら概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海
岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、20日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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  • 地方気象情報】が発表されました。
    北海道 南西諸島
  • 府県気象情報】が発表されました。
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