地方気象情報
暴風と高波に関する九州北部地方(山口県を含む)気象情報 第1号
令和6年3月19日11時08分 福岡管区気象台発表
九州北部地方の沿岸の海域では、20日明け方から昼過ぎにかけて暴風に、
20日朝から昼過ぎにかけて高波に警戒してください。また、九州北部地方
では、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
20日は前線を伴った低気圧が発達しながら日本海を東に進み、九州北部
地方は気圧の傾きが大きくなる見込みです。また、九州北部地方の上空約5
500メートルには、氷点下27度以下の強い寒気が流れ込み、大気の状態
が非常に不安定となるでしょう。
このため、九州北部地方の沿岸の海域では、20日明け方から昼過ぎにか
けて北西の風が非常に強く吹き、しける所があるでしょう。九州北部地方で
は、19日夜のはじめ頃から20日夕方にかけて局地的に積乱雲が発達し、
落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうのおそれがあります。
<風の予想>
20日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
対馬海峡 20メートル(30メートル)
豊後水道 20メートル(30メートル)
瀬戸内海 20メートル(30メートル)
陸上 18メートル(30メートル)
<波の予想>
20日に予想される波の高さ
対馬海峡 4メートル
豊後水道 3メートル
瀬戸内海 3メートル
<防災事項>
暴風や高波に警戒してください。
落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安
全確保に努めてください。
農作物や農業施設の管理に注意してください。
今後、発表する警報、注意報、気象情報などに留意してください。
次の情報は、19日16時頃に発表する予定です。
訂正箇所:落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうの期間「20日昼過ぎに
かけて」を「20日夕方にかけて」に訂正します。