地方気象情報
大雨と突風に関する九州北部地方(山口県を含む)気象情報 第3号
令和7年6月16日05時07分 福岡管区気象台発表
九州北部地方では、17日未明にかけて土砂災害、低い土地の浸水、河川の
増水や氾濫に注意・警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風
に注意してください。
[気象概況]
16日は、朝までに日本海で発生する低気圧が東北東に進み、寒冷前線が
九州北部地方にのびるでしょう。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気
が流れ込み、九州北部地方では大気の状態が非常に不安定となっています。
このため九州北部地方では、16日昼前から夜のはじめ頃にかけて局地的
に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。雨雲が予想以上に発達し
た場合、大雨警報や洪水警報を発表する可能性があります。また、16日夜
遅くにかけて落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれもあります。
[雨の予想]
16日に予想される1時間降水量は多い所で、
福岡県 30ミリ
佐賀県 30ミリ
長崎県 30ミリ
大分県 30ミリ
熊本県 30ミリ
16日6時から17日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
福岡県 80ミリ
佐賀県 80ミリ
長崎県 80ミリ
大分県 100ミリ
熊本県 100ミリ
[防災事項]
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒してください。
落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づ
く兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、気象情報などに留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水災害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気
象庁ホームページ」などを確認してください。
次の情報は、16日16時頃に発表する予定です。