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2025/08/21 14:40

記録的短時間大雨情報【鹿児島県 鹿児島地方】


鹿児島県(奄美地方除く)記録的短時間大雨情報 第1号
令和7年8月21日14時38分 気象庁発表

14時30分鹿児島県で記録的短時間大雨
いちき串木野市付近で約120ミリ

<警報・特別警報や避難情報を確認し、今後発表される防災情報や気象情報等にご留意下さい>


■記録的短時間大雨情報とは
数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析されたときに、気象庁から発表されます。
雨量基準を満たし、かつ、大雨警報発表中に、キキクル(危険度分布)の「危険」(紫)が出現している場合に、大雨を観測した観測点名や市町村などを明記して発表されます。
雨量基準は1時間雨量の歴代1位または2位の記録を参考に府県予報区ごとに決められています。

■記録的短時間大雨情報が発表された地域では
土砂災害や低い土地の浸水、洪水の発生に繋がるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。

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2025/08/21 12:24

北海道周辺で高い海面水温 平年より最大で6℃高く【海洋のまとめ 2025年8月10日〜16日】


日本周辺の海面水温は、北ほど平年より高く、
南ほど平年並みの海域が広がっています。

北海道の周辺海域では平年よりかなり高く、
オホーツク海や北海道南東方沖では最大で6℃も高くなっています。

以下、2025年8月10日〜16日の海洋のまとめです。

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■気圧配置と波
10〜12日、本州付近では前線が停滞。
前線に向かう南西風が卓越した東シナ海や太平洋側で波高3m前後となった。
一方、日本の南で台風11号が発達しながら西進し、
13日の午後、台湾に上陸した。
台風周辺では波高4m以上となり、
13日朝には台湾の東海上で波高6mと大しけとなった。
14〜16日、本州付近は高気圧に覆われた。
日本周辺海域では比較的、波の穏やかな状態が続いた。

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■海面水温
日本海域の海面水温は、北部を中心にかなり高く、
平年より最大で4℃高かった。
西・中部では平年よりやや高くなった。
東シナ海〜南西諸島では、平年並みの海域が継続した。

太平洋側は、引き続き平年並みの状態で、
伊豆諸島近海では平年よりやや低くなった。

三陸沖は、平年より高い海域が継続した。
北海道周辺の海域では、平年よりかなり高い海域が継続し、
オホーツク海や北海道南東方沖は、
平年より最大で6℃も高かった。

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2025/08/21 12:00

令和7年 台風第12号に関する情報


令和7年 台風第12号に関する情報 第1号
令和7年8月21日11時07分 気象庁発表

21日9時に薩摩川内市の西で台風第12号が発生しました。九州南部では22日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。九州南部では、21日夕方から22日夕方にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。


[気象概況]
 21日9時に薩摩川内市の西で熱帯低気圧が台風第12号になりました。台風はゆっくりした速さで北東へ進んでいます。中心の気圧は1004ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルとなっています。台風は今後、東寄りに進むため、九州へ上陸する可能性があります。

[雨の予想]
 九州北部地方、九州南部では22日にかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。台風の動きが遅いため、同じ地域で雨が降り続いて、総降水量が多くなるおそれがあります。
 21日12時から22日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  九州北部地方  80ミリ
  九州南部   250ミリ
 その後、22日12時から23日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  九州北部地方  60ミリ
  九州南部   150ミリ
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性のある地域と期間は、以下のとおりです。
九州南部 鹿児島県(奄美地方を除く)
 21日夕方から22日夕方にかけて

[風の予想]
 九州南部では22日にかけて強い風の吹く所があるでしょう。台風の接近に伴い、急に風が強まるおそれがあります。
 21日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  九州南部 18メートル (25メートル)
 22日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  九州南部 18メートル (25メートル)

[波の予想]
 九州南部では22日にかけて、うねりを伴い波の高い所があるでしょう。
 21日に予想される波の高さ
  九州南部  3メートル うねりを伴う
 22日に予想される波の高さ
  九州南部  3メートル うねりを伴う

[防災事項]
 22日にかけて、九州南部では、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、九州北部地方では注意・警戒してください。また、強風、高波、高潮、落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

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2025/08/21 11:20

台風12号(レンレン)発生 発生後すぐに九州上陸の可能性 線状降水帯発生予測も


きょう8月21日(木)午前9時に、九州の西の海上で
台風12号(レンレン)が発生しました。

今月3つ目の台風発生となっています。

台風は、早ければきょう21日(木)のうちに
鹿児島県など九州地方に上陸する可能性があります。

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台風12号(レンレン)
2025年08月21日10時10分発表
21日09時の実況
存在地域 薩摩川内市の西約90km
中心位置 北緯31度50分 (31.8度)東経129度25分 (129.4度)
進行方向、速さ 北東 ゆっくり
中心気圧 1004 hPa
中心付近の最大風速 18 m/s (35 kt)
最大瞬間風速 25 m/s (50 kt)
15m/s以上の強風域 南側 150 km 北側 110 km
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台風接近に伴い、鹿児島県など九州南部では、
今夜遅くにかけて雷を伴って、滝のような非常に激しい雨が降る所があり見込みです。

特に鹿児島県(奄美地方を除く)では、
きょう21日(木)夕方〜22日(金)夕方にかけて線状降水帯が発生し
大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。

【雨の予想】(多い所)
きょう21日(木)に予想される1時間降水量
  宮崎県           30ミリ
  鹿児島県(奄美地方を除く) 60ミリ
あす22日(金)に予想される1時間降水量
  宮崎県           30ミリ
  鹿児島県(奄美地方を除く) 50ミリ
きょう21日(木)正午〜あす22日正午までに予想される24時間降水量
  宮崎県           150ミリ
  鹿児島県(奄美地方を除く) 250ミリ
あす22日(金)正午〜23日(土)正午までに予想される24時間降水量
  宮崎県           150ミリ
  鹿児島県(奄美地方を除く) 150ミリ

線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。

土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。

大雨が降り始めてからの避難は危険です。

雨が降り出す前に安全な所に移動するか、
家の中でも崖と反対側で、2階以上の安全な所で過ごすようにしてください。

なお、今後、台風12号はあまり発達せず、
あす22日(金)朝までには九州付近で熱帯低気圧に変わる予想です。

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2025/08/21 11:00

令和7年 台風第12号に関する情報


令和7年 台風第12号に関する情報
令和7年8月21日10時10分 気象庁発表

 台風第12号が発生しました。

 21日9時、薩摩川内市の西約90キロの
北緯31度50分、東経129度25分において、
熱帯低気圧が台風第12号になりました。
台風はゆっくりした速さで北東へ進んでいます。
中心の気圧は1004ヘクトパスカル、
中心付近の最大風速は18メートル、
最大瞬間風速は25メートルで
中心の南側150キロ以内と北側110キロ以内では
風速15メートル以上の強い風が吹いています。

 台風の中心は、12時間後の21日21時には
薩摩川内市の西約30キロの
北緯31度50分、東経130度00分を中心とする
半径75キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は1004ヘクトパスカル、
中心付近の最大風速は18メートル、
最大瞬間風速は25メートルが予想されます。
 台風はこの後、熱帯低気圧に変わり、
 24時間後の22日9時には
宮崎市付近の
北緯32度00分、東経131度30分を中心とする
半径105キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は1008ヘクトパスカルが予想されます。
 なお、台風や熱帯低気圧の中心が予報円に入る確率は70%です。

今後の台風情報にご注意ください。
今後台風第12号に関する情報(位置)は3時間ごとに発表します。

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2025/08/21 06:14

きょう21日(木)の天気 東北は次第に天気回復へ 東日本〜西日本は厳しい暑さ続く


きょう21日(木)は前線が東北付近を弱まりながら南下する見込みです。きのう大雨のあった東北では天気は回復へと向かうでしょう。一方、東日本〜西日本は高気圧に覆われ広く晴れて日差しが照り付ける見込みです。

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北海道は晴れる所が多いですが、にわか雨の可能性があります。外出には折り畳み傘があると安心でしょう。

東北では次第に天気が回復へと向かいます。午後は日差しの届く所があるでしょう。ただ、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所や増水している河川があるため近づかないようお気を付けください。

東日本〜西日本は晴れる所が多く、引き続き猛暑が続きます。各地で猛暑日となる予想で、関東や東海を中心に体温を超える危険な暑さとなる所があるでしょう。熱中症対策を万全に行ってください。
午後は内陸部や山沿いを中心に局地的に雨雲が発達するでしょう。空模様の変化に注意して下さい。

九州では熱帯低気圧の影響で変わりやすい空模様です。一時的に降り方が強まる所もあるため外出には雨具をお持ち下さい。

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2025/08/21 01:48

天気と気温のまとめ(2025年8月10日〜8月16日)九州で記録的大雨 熊本に大雨特別警報発表


2025年8月10日〜8月16日にかけての天気と気温のまとめです。

【今期間の天候について】
■気圧配置の特徴
 10日、前線が東シナ海〜西日本・東日本の日本海側を通り、日本の東へ伸びた。前線上の低気圧が東シナ海を東進し、山陰沖に進んだ。11日、前線が黄海から西日本・東日本の日本海側を通って東北地方へのびた。前線上の低気圧が日本海を東北東進。9時には不明瞭化。12日、前線が中国大陸から本州、日本の東海上に東西にのび、本州付近に停滞。前線上の低気圧が日本海を東進、午後6時ごろには不明瞭化。13日、前線が中国大陸〜朝鮮半島、日本の東へのびた。前線上の低気圧が黄海と日本の東をそれぞれ東進。夕方以降は本州付近の前線は不明瞭化。14日、低気圧が日本海を東北東進。西日本に中心を持つ高気圧がゆっくり西北西へ移動。15日、低気圧が日本海北部〜北海道を通過。本州付近は太平洋高気圧に広く覆われた。16日、前線を伴った低気圧が中国東北区からサハリンへ進んだ。日本付近は広く高気圧圏内。

■降水
 10日、前線に伴う発達した雨雲が西日本〜東日本の各地で広がり大雨に。大分県日田市では観測史上1位となる時間雨量117.0mmの猛烈な雨を観測。また、福岡・大分・熊本・山口で相次いで線状降水帯が発生した。11日、前線の影響で熊本県では昨夜から朝にかけて活発な雨雲が掛かり、熊本・長崎では線状降水帯が相次いで発生。猛烈な雨を降らせた。熊本県尾玉名・宇城八代・天草地方に大雨特別警報が発表された。12日、前線の影響で東北南部〜九州にかけ広い範囲で雨。13日、前線や湿った空気の影響で関東〜近畿にかけ大気の状態が不安定に。14日。湿った空気や日中の昇温の影響で西日本を中心に大気の状態が不安定となり、局地的な雨に。15日、湿った空気の影響で大気の状態が不安定となり、局地的に雨や雷雨。秋田県と富山県で記録的短時間大雨情報が発表された。16日、局地的に大雨となり、静岡県浜松市天竜では時間雨量112.0mmの猛烈な雨が降った。

■気温
 10日、西日本〜東日本にかけて各地で雨となり、猛暑日地点は6月26日以来45日ぶりに0地点となった。11日、前日に続き雨の所が多く、気温の上りは鈍かった。2日連続で猛暑日地点が0となった。12日、前線の影響で全国的に曇りや雨となり、西日本から東日本では梅雨を思わせるような蒸し暑さとなった。13日、前線から遠い、北日本や九州を中心に日差しが届き暑さ復活。猛暑日地点数は22地点にのぼり、8日以来5日ぶりの二桁となった。14日、太平洋高気圧が勢力を強め、猛暑日地点数が増加。西日本を中心に各地で猛暑日となった。15日、太平洋高気圧の勢力が強まり、猛暑日地点数が増加。9日ぶりに100地点を超えた。今年の札幌の真夏日日数は31回で、1924年と並んで最も多い回数となった。16日、東海〜西日本にかけて厳しい暑さに。北日本でも気温が上がり、札幌では33.4℃を観測。7月25日以来の33℃を超え今年32回目の真夏日に。真夏日日数更新中。

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■今期間(8月10日〜8月16日)の天候のまとめ
 平均気温は、高気圧に覆われる日が多かった北日本で平年よりかなり高くなった。釧路では平年より4.9℃高かった。一方、東北の日本海側〜山陰にかけて日本海側は曇りや雨の日が多く、平年並みか平年よりやや低かった。
 降水量は、前線や低気圧の影響で日本海側を中心に平年よりかなり多かった。熊本や長崎など九州を中心に線状降水帯が発生し、松江では平年の7倍にのぼる降水量となった。また、熊本では大雨特別警報が発表されるなど記録的な大雨となった。
 日照時間は、高気圧に覆われる日が多かった北日本で平年より多かった。一方、東北南部〜九州にかけて広範囲で雲が広がりやすく、平年並みか、平年より少なかった。

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2025/08/20 18:49

東北地方で線状降水帯発生のおそれ あす昼前にかけ大雨災害に厳重な警戒を


前線が北日本に停滞しています。また、低気圧が日本海北部にあり東進しています。
前線や低気圧に向かい暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、北日本では雷を伴って激しい雨や非常に激しい雨が断続的に降っている所があります。
特に東北北部では、きょう20日の最大24時間降水量が200mm以上となり、8月の平年の1か月の降水量を超える記録的な大雨となっている所があり、地盤の緩んでいる所や増水している河川があります。

あす21日には、前線が東北地方をゆっくり南下し、低気圧は千島近海へ進むでしょう。このため、北日本ではあす21日にかけて大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。
さらに、北日本ではその後も低気圧や前線の影響を受けやすく、24日(日)頃にかけて日本海側を中心に警報級の大雨となる可能性があります。

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【雨の予想】
北日本ではあす21日にかけて雷を伴い激しい雨や非常に激しい雨が降って大雨となり、特に東北日本海側では、総雨量が多くなるおそれがあります。
●予想される雨の量(多い所で)
きょう20日18時からあす21日18時までに予想される24時間降水量
  北海道地方     100mm
  東北地方      180mm
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性のある地域と期間は、以下のとおりです。
地域:東北地方(青森県、岩手県、秋田県)
期間:きょう20日夜遅くからあす21日未明にかけて

【防災事項】
東北地方ではあす21日昼前にかけて、北海道地方はきょう20日夜遅くにかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意が必要です。

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2025/08/20 12:30

津軽海峡付近に前線停滞 大雨災害に厳重警戒 週末は再び北日本で警報級大雨の恐れ この先低気圧や前線が次々と通過


■津軽海峡付近に前線停滞 たった半日で200mm超えの雨も
きのう19日(火)夜からきょう20日(水)にかけて、オホーツク海に低気圧があり、前線が津軽海峡付近に停滞しています。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、発達した雨雲が日本海から東北北部や渡島半島付近に流れ込んでいます。
また、別の低気圧が沿海州付近を東進し、北海道北部でも雨の降っている所があります。
午前11時現在の12時間降水量の日最大値は、秋田県仙北市の桧木内で206.5mm、田沢湖高原で183.5mm、鎧畑で170.0mm、青森県十和田市の休屋で144.0mmとなって、秋田県仙北市の桧木内や田沢湖高原、青森県十和田市の休屋では、8月の1位の値を更新しました。
また、午前11時現在、東北北部や渡島半島、北海道北部で大雨警報、東北北部や北海道北部で洪水警報、東北北部で土砂災害警戒情報の発表されている所があります。

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■あすにかけて前線が東北南下 大雨災害に厳重警戒
あす21日(木)にかけて、前線は東北をゆっくり南下し、沿海州付近の低気圧はオホーツク海から千島の東へ進む見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、東北北部や北海道では、大気の非常に不安定な状況が続くでしょう。

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東北北部では、あす21日(木)にかけて1時間に50mmの雷を伴う非常に激しい雨、北海道では日本海側を中心に、きょう20日(水)夜遅くにかけて、1時間に40mmの激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。
これまでに降った雨で地盤の緩んでいる所や増水している河川、東北北部では氾濫している河川があるため、少しの雨でも大雨災害の危険度が高まる恐れがあります。

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東北北部では、あす21日(木)昼前にかけて、大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
北海道では、きょう20日(水)夜遅くにかけて、日本海側と太平洋側西部では大雨による土砂災害や低い土地の浸水に警戒し、オホーツク海側北部では河川の増水や氾濫に警戒してください。

■北日本 低気圧や前線で短い周期で雨 週末再び警報級の大雨

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あさって22日(金)夜には前線を伴った低気圧が沿海州付近へ進む見込みです。
週末23日(土)〜24日(日)にかけては、千島近海へ進み、前線が北日本を通過するでしょう。
週末は再び北日本で警報級の大雨となる恐れがあります。
週明けは別の低気圧が中国東北区から北海道付近に進み、27日(水)は千島近海に達するでしょう。
北日本付近は、低気圧や前線が次々と通過し、短い周期で雨が降る見込みです。

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2025/08/20 08:37

北海道・東北、大雨・洪水警報、土砂災害警戒情報 発表中


オホーツク海には低気圧があって、前線が北海道・東北地方にのびています。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、東北北部を中心に雷を伴って激しい雨の降っている所があります。
北海道や東北北部では土砂災害の危険度が高まっていて、大雨や洪水警報、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

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前線は明日21日(木)にかけて東北地方をゆっくり南下し、別の低気圧が北海道付近を通過する見込みです。
低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、北日本では、明日21日(木)にかけて大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。

■■■防災事項
北海道地方では、これまでの大雨で地盤の緩んでいる所や増水している河川があります。
さらに、引き続き20日夜遅くにかけては、日本海側北部を中心に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
日本海側と太平洋側西部では、20日昼前から夜遅くまで、大雨による土砂災害や低い土地の浸水に警戒し、河川の増水に十分注意してください。
雨雲の発達の程度によっては、警報級の大雨となる地域や期間が拡大するおそれがありますので、北海道地方では、21日明け方にかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
また、北海道地方では、引き続き20日夜遅くにかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうのおそれがあります。
屋外での活動や農作物の管理などに注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

東北地方では、これまでに降った雨で地盤の緩んでいる所があるため、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
21日はじめにかけて、大雨による土砂災害に厳重に警戒し、21日昼前にかけて、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
また、21日昼前にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうによる農作物や農業施設等への被害に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

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■■■雨の実況
20日04時現在の24時間降水量(アメダスによる速報値)
  北海道 乙部町潮見 158.0ミリ
  北海道 七飯町大沼 128.5ミリ
  北海道 北斗    104.5ミリ

■■■雨の予想
北日本では21日にかけて雷を伴い激しい雨や非常に激しい雨が降って大雨となり、特に東北日本海側では、総雨量が多くなるおそれがあります。

20日に予想される1時間降水量は多い所で、
 北海道 日本海側北部    40ミリ
 北海道 日本海側南部    30ミリ
 北海道 太平洋側西部    20ミリ
 北海道 オホーツク海側北部 40ミリ
 東北 日本海側       50ミリ
 東北 太平洋側       30ミリ

21日に予想される1時間降水量は多い所で、
 東北 日本海側       30ミリ
 東北 太平洋側       20ミリ

20日6時から21日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
 北海道 日本海側北部    100ミリ
 北海道 日本海側南部     80ミリ
 北海道 太平洋側西部     80ミリ
 北海道 オホーツク海側北部 100ミリ
 東北  日本海側      150ミリ
 東北  太平洋側      100ミリ

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2025/08/19 13:56

きょうも午後は大気の状態非常に不安定 きのう東京都で1時間に約100mmの猛烈な雨で記録的短時間大雨情報を発表


きのう18日(月)、東京都付近では、気圧の谷や日中の気温上昇の影響で、午後は大気の状態が非常に不安定となりました。
東京都と埼玉県の境付近で雨雲が次々に発生して発達し、東京都23区でも大雨警報の発表された所がありました。
また、東京都東久留米市付近では17時00分までの1時間に約100mmの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表しました。

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きょう19日(火)は、東日本の上空約5500mに氷点下6度以下の寒気が流れ込んでいます。
関東では、上空の寒気や気圧の谷、日中の気温上昇の影響で、再び昼過ぎから夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて、関東北部では1時間に40mmの雷を伴った激しい雨、関東南部では1時間に60mmの非常に激しい雨の降る所がある見込みです。
都内でも24時間降水量が多い所では、100mmに達する所があるでしょう。

雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる恐れがあります。

特に、関東南部では、きのう18日(月)の大雨により地盤の緩んでいる所があります。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
土砂災害に注意・警戒してください。

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2025/08/19 07:59

週間予報 西、東日本は8月後半も続く猛暑 北日本は周期的な天気変化


この先一週間、西日本、東日本では猛暑が続く見通しです。
北日本では低気圧や前線の影響を受けやすく、曇りや雨の日が多くなるでしょう。

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あす20日(水)の気圧配置を見てみますと、前線が朝鮮半島北部付近から北海道の東海上にかけて停滞する見通しです。北日本では低気圧や前線に向かう暖かく湿った空気の影響で断続的に雨となり、あさって21日(木)にかけて北日本日本海側を中心に総雨量が増える恐れがあります。土砂災害や低い土地の浸水など、十分な注意が必要です。

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21日以降の予想天気図を見てみますと、北日本では低気圧や前線が数日の周期で通過し、西日本や東日本は期間の後半にかけて高気圧に覆われる見通しです。

北海道や東北北部では曇りや雨の日が多くなり、極端な猛暑は少しずつ収まっていきそうです。最高気温が30℃に届かない日が多くなり、ゆっくりではありますが、季節が秋へと進んでいくでしょう。

一方、本州付近は引き続き真夏の高気圧に覆われ、西日本から東日本にかけて厳しい暑さが続くでしょう。名古屋や大阪などでは連日猛暑日予想となり、夜間も気温が下がりにくい日が続きそうです。厳しい暑さは8月いっぱい収まる気配がなく、昼夜を問わず熱中症に注意が必要です。

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2025/08/19 07:08

きょう19日、本州付近は猛暑と午後の天気急変に注意 北海道、沖縄は大雨の恐れ


きょう19日(火)、前線上の低気圧が日本海を東進し、北海道に近づいています。本州付近は太平洋高気圧に広く覆われ、晴れのエリアが広がっています。沖縄の南には熱帯低気圧があり、ゆっくりと北上しています。

北海道や東北北部では、低気圧や前線の影響で雨となり、雷を伴って激しい雨となる所があるでしょう。
沖縄は熱帯低気圧の影響で雨脚が強まるでしょう。熱帯低気圧はきょう19日までに台風となる見込みで、沖縄本島では雷を伴う非常に激しい雨となる恐れがあります。また、風も強まって荒れた天気となり、海上ではうねりを伴ってしける見通しです。土砂災害や低い土地の浸水に警戒し、強風や高波に注意して下さい。

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東北南部から九州にかけては、広く高気圧に覆われて晴れるでしょう。強い日差しが照り付け、35℃以上の猛暑日となる所が多い見込みです。仙台、東京、名古屋、大阪などの主要都市でも35℃以上、前橋や熊谷(埼玉県)では38℃の予想です。危険な暑さとなる恐れがありますので、熱中症に警戒して下さい。

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午後は、日中の気温上昇や湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定となり、西日本、東日本の内陸、山沿いを中心に激しい雨となる所があるでしょう。天気の急変に注意し、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうなどにも注意が必要です。

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2025/08/18 17:20

記録的短時間大雨情報【東京都】


東京都記録的短時間大雨情報 第1号
令和7年8月18日17時16分 気象庁発表

17時東京都で記録的短時間大雨
東久留米市付近で約100ミリ

<警報・特別警報や避難情報を確認し、今後発表される防災情報や気象情報等にご留意下さい>


■記録的短時間大雨情報とは
数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析されたときに、気象庁から発表されます。
雨量基準を満たし、かつ、大雨警報発表中に、キキクル(危険度分布)の「危険」(紫)が出現している場合に、大雨を観測した観測点名や市町村などを明記して発表されます。
雨量基準は1時間雨量の歴代1位または2位の記録を参考に府県予報区ごとに決められています。

■記録的短時間大雨情報が発表された地域では
土砂災害や低い土地の浸水、洪水の発生に繋がるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。

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2025/08/18 11:47

台風12号発生へ 上陸の恐れは? 沖縄から九州の西へ 激しい雷雨、強風や高波に注意【熱帯低気圧情報】


きょう18日(月)午前9時、気象庁は宮古島の南南東で発達中の熱帯低気圧について「12時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。
予想通り台風に発達すれば、8月に入り3つ目の台風で、台風12号と呼ばれることになります。

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■熱帯低気圧 きょう18日(月)午前9時現在
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存在地域   宮古島の南南東約310km
中心位置   北緯22度10分 東経126度25分
移動     北北東 ゆっくり
中心気圧   1008 hPa
最大風速   15 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 23 m/s
====================

この熱帯低気圧は、今後12時間以内に台風へ発達し、きょう18日(月)の午後9時には、那覇市の南約240kmまで北上する見込みです。
その後、ゆっくりと北上を続け、あす19日(火)には沖縄本島付近を通過するでしょう。

既に、沖縄・奄美付近では、熱帯低気圧周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、局地的に雨雲が発達しています。
晴れていても急な強い雨や落雷、突風に注意してください。
そして、今夜日付が変わる頃には、台風本体の活発な雨雲がかかり始めるでしょう。
沖縄本島地方を中心に、あす19日(火)にかけて激しい雨の降る所がある見込みです。
雨雲の発達の程度によっては、警報級の大雨となるおそれがあります。
土砂災害や低地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
また、あす19日(火)から風が強まるでしょう。
沿岸の海域では、あす19日(火)にかけてうねりを伴い次第にしける見込みです。強風や高波に注意してください。

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台風は、沖縄付近を通過後もそれほど発達することなく、ゆっくりと北上を続け、あさって20日(水)には東シナ海、21日(木)には九州の西に達する見込みです。
23日(土)にかけて、九州の西にほとんど停滞するでしょう。
九州に上陸する可能性は低いとみていますが、九州では、台風周辺の暖かく湿った空気の流れ込みが続き、雨雲が発達するおそれがあります。
急な強い雨や雷雨に注意してください。
また、23日(土)午前9時には、熱帯低気圧に変わる見込みです。

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2025/08/18 06:27

関東から西は厳しい暑さ続く 熱中症警戒アラート23都府県に発表


きょう18日は東日本〜西日本にかけて高気圧に覆われるでしょう。関東から西日本にかけては晴れる所が多く、強い日差しが照り付けます。
予想最高気温は札幌27℃、仙台34℃、東京35℃、名古屋39℃、大阪36℃、福岡34℃の予想です。
引き続き内陸部を中心に厳しい暑さが予想されます。特に関東や東海では場所によって40℃に迫る危険な暑さとなるため熱中症対策は万全にお過ごしください。

一方、前線が通過した北日本では比較的カラッとした体感となるため幾分、過ごしやすい陽気となりそうです。

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環境省と気象庁は、熱中症警戒アラートを関東〜西日本にかけて23都府県を対象に発表されています。

熱中症警戒アラートが発表された地域においては、気温が著しく高くなることにより熱中症による人の健康に係る被害が発生するおそれがあります。
暑い時間帯での活動はなるべく控え、こまめな休憩や水分補給・塩分補給を意識するようにしてください。
また室内ではエアコンを使用するなど、涼しい環境で過ごすようにし、室内での熱中症対策も万全に行うようにしてください。

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