TOPICS

-
2025/10/29 14:11
黒潮大蛇行終息後も余波はつづく 海面水温の変化は【海洋のまとめ2025年10月19〜25日】
気象庁と海上保安庁は、黒潮大蛇行が
2025年4月に終息したとの判断を発表しています(2025年8月29日発表)。
しかし、JAMSTECの黒潮ウォッチによると、
黒潮大蛇行の余波は続いているとの見解を示しています。
黒潮は四国から紀伊半島にかけて近づいており、
その後八丈島の南を流れています。
海面水温の分布も黒潮が南に蛇行する
伊豆諸島付近で低くなっています。
以下、海洋のまとめ(2025年10月19〜25日)です。
■気圧配置と波
期間を通して、本州南岸〜日本の南に前線が停滞し、
19日〜24日は大陸に優勢な高気圧が停滞していた。
20日、大陸で高気圧の勢力が強まった。
高気圧縁辺の北東風が卓越する日本海域と黄海付近で波高3m、東シナ海で波高4mとしけた海域があった。
21〜24日、本州南岸の前線と大陸の高気圧の間で気圧の傾きが大きくなり、北〜東よりの風が強まった。
南西諸島と西日本〜東日本の太平洋側は波の高い状態が続き、
22日は波高4mを超えのしけ、
23日は、四国沖で波高6mの大しけとなった。
25日、大陸で停滞していた高気圧が移動性となり、
太平洋側の高い波は次第におさまった。
■海面水温
日本海域の海面水温は、平年よりかなり高い海域が縮小し、平年並みの海域が拡大。
日本海中部の大陸側では、平年より低い海域が拡大した。
東シナ海も、平年よりかなり高い海域が縮小し、
平年より高い海域が広がった。
太平洋側は、平年より高い海域が縮小し、
伊豆諸島近海では平年並みの海域が拡大した。
三陸沖は、引き続き平年より高い状態が続いた。
一方、千島の南は平年よりやや低い海域が継続。
オホーツク海は平年並みの海域が続いた。

-
2025/10/29 12:00
11月は荒天でスタート 3連休前半は関東などで警報級大雨、暴風の所も 交通機関に影響も【週間天気】
きょう10月29日(水)は、日本海に中心をもつ高気圧に覆われ、
西〜東日本は晴れている所が多くなっています。
一方、北海道の上空には強い寒気が流れ込んでおり、
雨や雪の降っている所があります。
北海道の積雪は、昨夜〜けさに比べると減少傾向ですが、
午前11時現在も上川町層雲峡では20?、
旭川市で4cm、夕張市で9cmの積雪が残っています。
今夜にかけて高気圧の中心が東北地方へ移動し、
北海道の雪は、午後は次第に弱まる見込みです。
あす30日(木)の日中いっぱいは高気圧の圏内で晴れる所が多いですが、
あすの夜になると高気圧の縁を回る湿った空気が流れ込み、
九州などでは雨が降り出すでしょう。
あさって31日(金)には大陸から前線がのび、
午前中は西日本で雨が降り、
午後は東日本でも雨の降る所が多くなる見込みです。
31日(金)〜1日(土)にかけては、
前線上に発生する低気圧が発達しながら
東日本付近を通過する見込みで、東日本〜北日本は、
11月のスタートは雨風強まる「荒れた天気」となりそうです。
きょう29日(水)の時点で、11月1日(土)は
関東から北海道にかけて広く「警報級大雨」が予想されており、
北日本では暴風警報が発表される可能性があります。
3連休中で遠方などに移動される方も多いと思いますが、
特に北日本や東日本では
大雨や暴風で交通への影響が出ることも考えられます。
お出掛けの際は最新の気象情報と交通情報もご確認下さい。
最後に、週間天気です。
西〜東日本では、2日(日)〜3日(月)は
移動性の高気圧に覆われて晴れる所が多いでしょう。
日中は20℃前後まで気温が上がり、
連休後半は、過ごしやすい陽気となりそうです。
北日本や北陸は連休中は雨の所が多いですが、
4日(火)は、晴れ間が戻るでしょう。
ただ、5日(水)は、早くも西からは天気は下り坂で、
再び西日本から雨の降る所が多くなる見込みです。
この先は、晩秋らしく天気は周期的に変化しそうです。

-
2025/10/29 06:00
きょう29日(水)の天気 広く晴れて日差しが届く 日本海側も天気は回復へ
きょう29日(水)は、日本付近は高気圧に覆われる見込みです。西高東低の気圧配置は解消へ向かい、北日本でも天気は徐々に回復へと向かうでしょう。

北日本や北陸では午前を中心に雲が広がりやすく、昼頃まで雨や雪の残る所があるでしょう。午後にかけては次第に雨や雪の範囲は縮小し、日差しの戻る所がありそうです。日中は昨日より気温は上がり、やや寒さは解消しそうです。
関東から九州にかけては高気圧に覆われ広い範囲で晴れるでしょう。日中は20℃前後の所が多く、過ごしやすい体感となりそうです。朝晩は冷え込むため、外出の際は服装選びにお気を付けください。
沖縄では次第に日差しの届く時間がありますが、午前を中心ににわか雨の可能性があるため急な空模様の変化に注意して下さい。

-
2025/10/28 23:58
天気と気温のまとめ(10月19日〜10月25日)寒気南下 北海道では各地で初雪を観測
2025年10月19日〜10月25日にかけての天気と気温のまとめです。
【今期間の天候について】
■気圧配置の特徴
19日、発達した低気圧が千島近海を東進。低気圧からのびる前線が本州の南〜東シナ海へのび停滞した。20日、大陸から上空に強い寒気を伴う高気圧が本州付近に張り出した。本州付近は西高東低の気圧配置。台湾付近から本のはるか東にかけて前線がのび停滞。21日、シベリアに中心を持つ高気圧が北日本方面に張り出し、寒気が南下。台湾付近から本州の南、の本のはるか東にかけて前線がのび、本州の南で前線停滞。22日、大陸のシベリア高気圧が本州付近に張り出し、北日本付近に上空の寒気が停滞。本州の南には秋雨前線が停滞。熱帯低気圧が先島諸島の南で停滞。23日、前線が東シナ海〜日本の東に停滞。大陸のシベリア高気圧が本州付近に張り出した。24日、前線が東シナ海〜日本の南に停滞。高気圧が沿海州から日本海へ移動。25日、高気圧が千島の東を南東へ移動。前線が東シナ海〜日本の南に停滞した。
■降水
19日、台風24号から前線に向かう湿った空気の影響で南西諸島を中心に雨雲が活発化し、先島諸島では激しい雨となった。20日、日本海側は、大気の状態が不安定となり、北海道や北陸、山陰などで雨。北海道では稚内や旭川、網走で初雪を観測。21日、北海道〜東北北部の日本海側で雨、一部東北でも標高の高い所では雪に。また、前線の雨雲が関東〜九州・沖縄地方の太平洋側で広がった。22日、北海道は、上空の寒気の影響で雨や雪。一方、南西諸島では警報級の大雨となり、沖縄県波照間の24時間雨量は、観測史上最大となる478.0mmを記録した。23日、前線が停滞する沖縄は非常に激しい雨を観測した地点があった。また、九州南部にかけても雨が降った。24日、前線が停滞する南西諸島では断続的に雨。関東も高気圧を回る湿った空気の影響で朝から弱い雨が断続的に続いた。25日、湿った空気の影響で引き続き南西諸島では雨。鹿児島県奄美市笠利で38.0mm/hの激しい雨を観測。
■気温
19日、前線が本州の南に南下。東〜西日本では暖気の影響が弱まった。また、日本海側では北風が吹き、前日に比べ気温が低下。20日、北海道上空には初冬の空気が流れ込み、旭川の最高気温は7.6℃、札幌では10.1℃となった。21日、北海道上空には初冬の空気が流れ込み、青森や盛岡で初冠雪。22日、上空の寒気、本州の南にのびる前線の影響で多くの所で曇りや雨。気温は上がらず、東京都心の最高気温は未明1時ごろに観測した15.4℃で、日中は12月並みの寒さとなった。23日、前線が南下、東北〜西日本にかけて日差しが戻り前日に比べ気温が上がった。西日本では真夏日地点となった所も。24日、関東は断続的に雨が降り続き、気温は上がらず。東京都心は11月中旬並みとなる16.9℃を観測した。25日、西〜東日本、東北にかけて雨が降り、各地で気温の上りは鈍かった。関東は北寄りの冷たい風が吹きつけ、最高気温は今季最も低い13.5℃と12月中旬並みの気温となった。
■今期間(10月19日〜10月25日)の天候のまとめ
平均気温は、上空の寒気の影響を受けた北日本で平年よりかなり低く、札幌や網走では平年より3.7℃ほど低かった。一方、西日本では暖かい空気に覆われやすく、平年より高い地点が多かった。
降水量は、寒気の影響で北海道の日本海側で平年より多かった。また、日本の南に停滞した前線の影響で、西日本の太平洋側から南西諸島にかけて平年より多く、先島諸島では平年の10倍を超える大雨となった。
日照時間は、上空の寒気や、暖かく湿った空気の影響で全国的に雲が広がりやすく、平年並みか平年より少ない地点が多かった。東日本〜西日本の太平洋側では平年より低く、東京では平年の1割ほどの日照時間となった。

-
2025/10/28 19:03
北海道はこんやまで暴風への警戒を 日本海側はあす明け方まで交通障害に注意
発達した低気圧がオホーツク海を進んでおり、日本付近は西高東低の気圧配置となっています。
北海道付近は、気圧の傾きが大きくなっており、沿岸部を中心に西寄りの風が強まっています。
17時現在、北海道石狩地方と檜山地方には暴風警報が発表されている地域があります。
北海道ではあす29日にかけて西高東低の気圧配置が続く見込みです。また、上空の寒気の影響で、大気の状態が不安定となるでしょう。
日本海側南部では、きょう28日夜のはじめ頃まで暴風に警戒してください。また、北海道地方では、あす29日にかけて強風や高波に注意が必要です。
日本海側北部では、引き続きあす29日明け方にかけて大雪による交通障害に十分に注意してください。
低気圧の発達の程度によっては、暴風となる地域や期間の拡大、警報級の大雪となるおそれがあります。
北海道地方では、引き続きあす29日明け方にかけて、落雷や突風、ひょう、湿り雪による電線着雪に注意してください。
【風の実況】
27日00時からきょう28日15時までの最大風速と最大瞬間風速(アメダスによる速報値 単位:メートル)
稚内市宗谷岬
最大風速 22.3メートル 西 (きょう28日07時54分)
最大瞬間風速 31.4メートル 西 (きょう28日04時20分)
奥尻町稲穂
最大風速 21.8メートル 西北西 (きょう28日09時27分)
最大瞬間風速 28.5メートル 西 (きょう28日08時44分)
江差
最大風速 20.2メートル 西北西 (27日21時03分)
最大瞬間風速 27.6メートル 西北西 (27日21時00分)
石狩市浜益
最大風速 19.9メートル 西北西 (きょう28日04時23分)
最大瞬間風速 27.2メートル 西 (きょう28日03時32分)
初山別
最大風速 18.9メートル 西 (きょう28日03時42分)
最大瞬間風速 30.1メートル 西南西 (きょう28日05時36分)

●予想される風の強さ
・きょう28日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
日本海側北部陸上 15メートル (30メートル)
日本海側北部海上 18メートル (30メートル)
日本海側南部陸上 20メートル (35メートル)
日本海側南部海上 20メートル (30メートル)
太平洋側西部陸上 15メートル (30メートル)
太平洋側西部海上 20メートル (30メートル)
太平洋側東部陸上 15メートル (30メートル)
太平洋側東部海上 18メートル (30メートル)
オホーツク海側北部陸上 12メートル (25メートル)
オホーツク海側北部海上 15メートル (25メートル)
オホーツク海側南部陸上 12メートル (25メートル)
オホーツク海側南部海上 18メートル (30メートル)
・あす29日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
日本海側北部陸上 13メートル (25メートル)
日本海側北部海上 15メートル (25メートル)
日本海側南部陸上 15メートル (30メートル)
日本海側南部海上 15メートル (25メートル)
太平洋側西部陸上 13メートル (25メートル)
太平洋側西部海上 18メートル (30メートル)
太平洋側東部陸上 12メートル (25メートル)
太平洋側東部海上 15メートル (25メートル)
オホーツク海側北部陸上 12メートル (25メートル)
オホーツク海側北部海上 15メートル (25メートル)
オホーツク海側南部陸上 12メートル (25メートル)
オホーツク海側南部海上 15メートル (25メートル)
●予想される波の高さ
・きょう28日に予想される波の高さ
日本海側北部 5メートル
日本海側南部 5メートル
太平洋側西部 5メートル
太平洋側東部 5メートル
オホーツク海側北部 4メートル
オホーツク海側南部 5メートル
・あす29日に予想される波の高さ
日本海側北部 4メートル うねりを伴う
日本海側南部 4メートル
太平洋側西部 4メートル
太平洋側東部 4メートル うねりを伴う
オホーツク海側北部 3メートル うねりを伴う
オホーツク海側南部 4メートル うねりを伴う
●予想される雪の量
・あす29日18時までに予想される24時間降雪量
日本海側北部 40センチ

-
2025/10/28 11:54
北海道荒天 最大瞬間風速30m/s超え 暴風に警戒 上空に冬本番の寒気 新たな積雪も
きょう28日(火)、オホーツク海の低気圧が発達しながら北東に進み、北日本中心に西高東低の冬型の気圧配置となっています。
気圧の傾きが大きく、北海道では荒れた天気となっており、日本海側を中心に暴風警報の発表されている所があります。
また、北海道の上空5500m付近には−36℃以下の、この時期としては強い冬本番の寒気が流れ込み、大気の状態が不安定となっています。
■北海道 暴風警報発表中 最大瞬間風速30m/s超えの所も
西高東低の冬型の気圧配置で、気圧の傾きが大きくなっている北海道では、暴風が吹き荒れています。
きょう28日(火)午前10時までの最大瞬間風速は、稚内市の宗谷岬で31.4m/s、えりも町のえりも岬で31.3m/s、初山別村の初山別で30.1m/sと30m/sを超えている所があります。
留萌市や室蘭市など、市街地でも25m/s以上を観測しました。
午前10時半時点で、北海道の留萌地方、石狩地方、檜山地方に暴風警報が発表されています。
夕方にかけて、日本海側を中心に西の風が非常に強いでしょう。
暴風に警戒してください。
■北海道の上空 この時期としては強い冬本番の寒気
北海道の上空5500m付近には、−36℃以下のこの時期としては強い冬本番の寒気が流れ込み、大気の状態が不安定となっています。
北日本の日本海側から北陸にかけて、広い範囲で雪や雨が降っています。
北海道の内陸部や東北の山間部では雪が積もっています。
きょう28日(火)午前10時までの積雪の深さは、青森県青森市の酸ケ湯で13cm、北海道上川町の層雲峡で8cm、上川町の上川で6cmを観測しました。
北海道では、日本海側の北部を中心に、新たな雪が積もる見込みです。
あす29日(水)明け方にかけて、大雪による交通障害や湿り雪による電線着雪に十分注意してください。

-
2025/10/28 08:42
北日本・東日本 大気不安定
オホーツク海には低気圧があって北東に進んでいます。黄海には高気圧があって東へ移動しています。日本付近は、西高東低の気圧配置となっています。

きょうは、北日本と東日本の上空には、この時期としては強い寒気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
北日本と東日本では28日は、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
また、降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。

-
2025/10/27 12:12
【早めの帰宅を】北海道 夜は雨から雪に あすにかけて平地でも積雪 暴風に警戒 低気圧が急速に発達
きょう27日(月)、前線を伴った低気圧が千島近海を北東進しており、今夜にかけて急速に発達しながらオホーツク海へ進むでしょう。

大陸からは高気圧が張り出し、あす28日(火)にかけて、日本付近は西高東低の気圧配置となる見込みです。
日本付近は、気圧の傾きが大きくなり、北海道の上空1500m付近には、-6℃以下のこの時期としては強い寒気が南下するでしょう。
きょう27日(月)、北海道は上空の寒気の影響で、大気の状態が不安定となり、急な強い雨や雷、突風や雹に注意が必要です。
また、午後から気温が下がり、夜には山間部から雨から雪に変わるでしょう。
道北だけでなく、道南の渡島・檜山地方や道央の胆振・日高地方でも、今夜〜あす28日(火)にかけて、標高の高い峠や山間部で断続的に雪が降り、積雪状態となる所がある見込みです。
平地でも積雪状態となる恐れがあります。
積雪や路面の凍結による交通障害に注意してください。
また、低気圧が急速に発達しながらオホーツク海へ進むため、道北では次第に風が強まる見込みです。
きょう27日(月)夕方〜あす28日(火)にかけて、西風が強まり、海上では非常に強く吹いて、海はしけるでしょう。
道北の沿岸部を中心に、陸上でも最大瞬間風速35m/sが予想されます。
きょう27日(月)夜遅く〜あす28日(火)昼前にかけて、暴風に警戒してください。
低気圧の進路や発達の程度によっては、暴風となる期間が拡大する恐れもあります。
雪も降るため、吹雪による視界不良にも注意してください。
きょう27日(月)は、雪に変わる前、風が強まる前の早めの帰宅が安心です。

-
2025/10/27 07:45
週間天気 北海道は非常に強い寒気南下 次の三連休は広い範囲で雨でスタート?
この先、期間のはじめは、北海道は強い寒気の影響により道北を中心に平地でも雪となるでしょう。
期間後半、次の三連休(11月1日〜3日)のはじめ頃は、低気圧の影響で雨の所が多くなりそうです。
あす28日(火)にかけて、オホーツク海で低気圧が発達し、北日本は強い冬型の気圧配置となります。また、北海道の上空約5000m付近には、-36℃以下の非常に強い寒気が流れ込む為、道北を中心に平地でも雪となり、風も強まって吹雪く所があるでしょう。
積雪による路面の状態や、吹雪による視界不良、交通障害などに注意して下さい。
あす28日は、東北から東日本付近にも寒気が南下する影響で、標高の高い山では雪となり、初冠雪の便りが届く所がありそうです。
29〜30日は、本州付近は高気圧に覆われ、晴れる所が多くなる見込みです。ただ、沖縄は前線の影響を受けやすく、曇りや雨となるでしょう。
週後半の31日(金)頃から、次の三連休のはじめとなる1日(土)にかけては、低気圧が発達しながら本州付近を通過する予想です。このため、西から天気は下り坂となり、西日本、東日本の広い範囲で雨となるでしょう。局地的に雷を伴う激しい雨に注意が必要です。北日本では、再び風が強まって荒れた天気となりそうです。
2日(日)頃、前線を伴う低気圧の後面に、別の新たな低気圧が発生し、日本海を進む予想です。西日本や東日本は、三連休の中頃には高気圧に覆われ、太平洋側を中心に天気が回復しそうですが、北日本は日本海側を中心に大気の状態が不安定となり、引き続き荒れた天気となる可能性があります。
低気圧の進路や発達度合いの予想、雨の範囲など、現時点では予測が不確実ではありますが、次の三連休に予定がある方は、今後更新される最新の気象情報をよく確認するようにしてください。


-
2025/10/26 21:15
あさって28日、北海道上空に大雪の目安となる強い寒気が流れ込む予想 道北では猛吹雪の可能性
あす27日(月)から、あさって28日(火)にかけて、日本付近は強い冬型の気圧配置となる見込みです。
28日(火)は上空約5000m付近で-36℃以下の非常に強い寒気が、北海道の上空に流れ込んでくる見通しです。
北海道では、あす27日夜から雪に変わる所が出てくるでしょう。あさって28日は北海道の内陸部では、道北を中心に平地でも雪となり、道央や道南のエリアにも雪の範囲が広がる見込みです。
山沿いでは大雪となって積雪量が増える恐れがあり、風も強まって荒れた天気となるため、猛吹雪による視界不良、交通障害が発生する可能性があります。
特に宗谷地方、上川・留萌地方では、27日から28日にかけて暴風・暴風雪警報が発表される可能性が高まっています。最新の気象情報だけでなく、交通情報にも注意してください。
また、山沿いで雪を降らせる寒気は、東北南部から北陸地方周辺にも南下するため、東北から東日本の標高の高い山沿いでは、27〜28日に雪の降る可能性があります。峠道での車の運転時は、路面の状態に注意が必要です。冬用タイヤへの準備は早めに実施しておきましょう。

-
2025/10/26 18:09
北海道〜東北、発達する低気圧通過後に冬型の気圧配置。荒れた天候に注意!
きょう26日夜から27日朝にかけて、前線を伴った低気圧が急速に発達しながら北海道付近を通過する見込みです。
北日本は、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流入するため、大気の状態が不安定となるでしょう。
その後、27日午後から28日にかけて西高東低の気圧配置となり、気圧の傾きが大きくなる見込みです。
また、上空約5500メートルには、氷点下21度以下のこの時期としては強い寒気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
北海道から東北では、荒れた天候となるため、暴風に警戒し、
大雨による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水、高波に十分注意、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょう、急な強い雨に注意してください。
■■■雨の予想
26日に予想される1時間降水量は多い所で、
北海道日本海側南部 30ミリ。
北海道太平洋側西部 30ミリ。
北海道太平洋側東部 30ミリ。
27日に予想される1時間降水量は多い所で、
北海道太平洋側東部 30ミリ。
26日18時から27日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
北海道太平洋側東部 80ミリ。
■■■風の予想
27日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
北海道日本海側北部陸上 20メートル (35メートル)。
北海道日本海側北部海上 20メートル (30メートル)。
北海道日本海側南部陸上 18メートル (30メートル)。
北海道日本海側南部海上 20メートル (30メートル)。
北海道太平洋側西部陸上 15メートル (30メートル)。
北海道太平洋側西部海上 18メートル (30メートル)。
北海道太平洋側東部陸上 15メートル (30メートル)。
北海道太平洋側東部海上 20メートル (30メートル)。
北海道オホーツク海側北部陸上 15メートル (30メートル)。
北海道オホーツク海側北部海上 18メートル (30メートル)。
北海道オホーツク海側南部陸上 12メートル (25メートル)。
北海道オホーツク海側南部海上 18メートル (30メートル)。
28日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
北海道日本海側北部陸上 20メートル (35メートル)。
北海道日本海側北部海上 23メートル (35メートル)。
北海道日本海側南部陸上 18メートル (30メートル)。
北海道日本海側南部海上 20メートル (30メートル)。
北海道太平洋側西部陸上 16メートル (30メートル)。
北海道太平洋側西部海上 20メートル (30メートル)。
北海道太平洋側東部陸上 15メートル (30メートル)。
北海道太平洋側東部海上 20メートル (30メートル)。
北海道オホーツク海側北部陸上 15メートル (30メートル)。
北海道オホーツク海側北部海上 20メートル (30メートル)。
北海道オホーツク海側南部陸上 15メートル (30メートル)。
北海道オホーツク海側南部海上 20メートル (30メートル)。
■■■波の予想
27日に予想される波の高さ
北海道日本海側北部 4メートル。
北海道日本海側南部 4メートル。
北海道太平洋側西部 4メートル。
北海道太平洋側東部 4メートル。
北海道オホーツク海側北部 4メートル。
28日に予想される波の高さ
北海道日本海側北部 5メートル。
北海道日本海側南部 5メートル。
北海道太平洋側西部 5メートル。
北海道太平洋側東部 5メートル。
北海道オホーツク海側北部 5メートル。
北海道オホーツク海側南部 5メートル。
■■■防災事項
日本海側北部では、27日夜から28日にかけて、西の風が非常に強く吹く見込みです。暴風に警戒してください。
北海道地方では27日昼過ぎから28日にかけて、強風に十分注意し、日本海側では28日は高波にも十分注意してください。
太平洋側では26日夜から27日明け方にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
大雨による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に十分注意してください。
低気圧の進路や発達の程度によっては、暴風となる地域や期間が拡大するおそれがあり、警報級の大雨や、大しけとなるおそれもあります。
東北地方では、27日昼前から夕方にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうによる農作物や農業施設等への被害、急な強い雨に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

-
2025/10/26 07:50
北海道太平洋側ではこんやからあす朝にかけて雨風強まる 大雨や強風に注意
北海道付近は、きょう26日夜からあす27日朝にかけて前線を伴った低気圧が通過する見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流入するため、大気の状態が不安定となるでしょう。また、あす27日午後からあさって28日にかけて西高東低の気圧配置となり、気圧の傾きが大きくなる見込みです。
北海道の太平洋側ではきょう26日夜からあす27日明け方にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。大雨による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に十分に注意してください。
北海道地方ではあす27日昼過ぎからあさって28日にかけて、海上を中心に非常に強い風が吹く見込みです。強風に十分注意し、日本海側ではあさって28日は高波にも十分な注意が必要です。
低気圧の進路や発達の程度によっては、警報級の大雨や暴風、大しけとなるおそれがあります。最新の気象情報にご注意ください。
●予想される雨量(多い所で)
・きょう26日に予想される1時間降水量
日本海側南部 30mm
太平洋側西部 30mm
太平洋側東部 30mm
・あす27日に予想される1時間降水量
太平洋側東部 30mm
・あす27日明け方までに予想される24時間降水量
日本海側南部 60mm
太平洋側西部 80mm
太平洋側東部 80mm
●予想される風の強さ
・あす27日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
日本海側北部陸上 18メートル (30メートル)
日本海側北部海上 20メートル (30メートル)
日本海側南部陸上 18メートル (30メートル)
日本海側南部海上 20メートル (30メートル)
太平洋側西部陸上 15メートル (30メートル)
太平洋側西部海上 18メートル (30メートル)
太平洋側東部陸上 15メートル (30メートル)
太平洋側東部海上 20メートル (30メートル)
オホーツク海側北部陸上 15メートル (30メートル)
オホーツク海側北部海上 18メートル (30メートル)
オホーツク海側南部陸上 12メートル (25メートル)
オホーツク海側南部海上 18メートル (30メートル)
あさって28日も非常に強い風の吹く所がある見込みです。
●予想される波の高さ
・あす27日に予想される波の高さ
日本海側北部 4m
日本海側南部 4m
太平洋側西部 4m
太平洋側東部 4m
あさって28日も海上ではしける見込みです。

-
2025/10/26 06:42
きょう26日(日)の天気 広い範囲で傘の出番 北日本も天気は下り坂へ
きょう26日(日)は、複数の低気圧や前線が日本付近を進む見込みです。東日本〜北日本を中心に雨の範囲が広がり各地で傘が活躍する一日となりそうです。

北海道や東北北部は、雲が広がりやすく、昼頃から次第に雨の範囲が拡大するでしょう。外出時に雨が降っていなくても雨具を忘れずお持ちください。
東北南部〜近畿にかけては朝から広く雨が降っており、今夜にかけて、本降りの雨となるため、お出かけにはあいにくの天気となりそうです。日中は比較的過ごしやすい体感となりますが、雨でぬれると肌寒く感じられそうです。
中国・四国は朝まで雨の所がありますが、次第に天気が回復へと向かうでしょう。九州も晴れる所が多く、気温が上がりそうです。朝晩と日中の寒暖差が大きくなりますので、服装選びにお気を付けください。

-
2025/10/25 13:17
日曜日広く雨 東海〜関東で警報級大雨 週明け西高東低の気圧配置に 北海道雨から雪で大荒れの恐れも
週間天気予報
■あす日曜日広く雨 東海〜関東で警報級の大雨の恐れも
■週明け西高東低の気圧配置に 北海道雨から雪へ 大荒れか
■あす日曜日広く雨 東海〜関東で警報級の大雨の恐れも
きょう25日(土)夜には、沖縄〜小笠原近海にのびる前線上の四国沖に低気圧が発生し、あす26日(日)にかけて、発達しながら伊豆諸島付近へ進む見込みです。
また、あす26日(日)、日本海中部と山陰〜北陸の沿岸に低気圧が発生し北東へ進むでしょう。
あす26日(日)、沖縄はにわか雨があるでしょう。
九州は雲の隙間から日差しが届きそうですが、四国〜近畿は午前は雨の降る所が多く、雷を伴う所がある見込みです。
東海は夕方まで、関東は夜まで雨の降る所が多く、低気圧や前線に向かう暖かく湿った空気の影響で、大気の状態が不安定となるでしょう。
局地的に雷を伴いバケツをひっくり返したような激しい雨の降る所がある見込みです。
静岡県や関東では、警報級の大雨となる恐れがあります。
土砂災害や低地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
北陸や東北南部は一日を通して雨の降る所があり、東北北部は夕方から、北海道は午後から雨の降る所が増える見込みです。
北海道では、夕方〜夜は雷を伴い激しい雨の降る所があるでしょう。

■週明け西高東低の気圧配置に 北海道雨から雪へ 大荒れか
週明け27日(月)は、低気圧が発達しながらオホーツク海へ進み、大陸の高気圧が西日本付近に張り出す見込みです。
28日(火)にかけて、発達した低気圧がオホーツク海をゆっくり東進し、西高東低の気圧配置となるでしょう。
上空1500m付近で降水があれば平地でも雪になる目安の-6℃以下の寒気が、再び北海道付近まで南下する見込みです。
27日(月)は、札幌でも雨に雪の混じる所があるでしょう。
28日(火)には、道北や道央は雨から雪に変わる所が増える見込みです。
内陸部の平地でも積雪となる所があるでしょう。
また、27日(月)〜28日(火)、低気圧の発達の程度によっては、北海道では暴風が吹き荒れ、大荒れや大しけとなる恐れがあります。
最新の情報に気をつけてください。

-
2025/10/25 10:18
きょう25日(土)の天気 東・西日本は広く雨に
前線が東シナ海から日本の南を通り、日本のはるか東にのびています。
きょう25日(土)は、東日本と西日本の太平洋側を中心に雨の所が
多くなるでしょう。
北海道は、晴れ間のでる所がある見込みですが、気圧の谷の影響を受け、
夕方頃から雨の降る所がある見込みです。
東北地方は、日本海側では晴れ間の出る所もありそうですが、次第に雲が
広がるでしょう。太平洋側は前線の影響をうけて、夜は雨の降る所がある
見込みで、日中も雲が広がる予想です。
東日本や西日本は、太平洋側を中心に雨や曇りのあいにくの天気と
なる見込みで、午後は、雨の降る範囲が広がるでしょう。
また、太平洋側では大気が不安定となり雷雨の恐れもあります。
落雷、竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意してください。

-
2025/10/25 01:46
地震情報(震源・震度に関する情報)
地震情報(震源・震度に関する情報)
令和7年10月25日01時44分 気象庁発表
25日01時40分ころ、地震がありました。
震源地は、根室半島南東沖(北緯42.9度 東経145.6度 深さ 40km)
地震の規模(マグニチュード)は、5.9と推定されます。
[震度3以上が観測された地域]
震度5弱: 根室地方南部
震度4 : 釧路地方中南部 根室地方北部 根室地方中部
震度3 : 十勝地方中部
[震度4以上が観測された市町村]
震度5弱: 根室市
震度4 : 釧路市 浜中町 別海町 標津町
この地震による津波の心配はありません。
この地震について、緊急地震速報を発表しています。












スマートフォンサイトはこちら
モバイルサイトはこちら










