地方気象情報
暴風雪と高波及び大雪に関する北海道地方気象情報 第2号
令和3年1月28日05時20分 札幌管区気象台発表
北海道地方では、低気圧が発達しながら近づくため、29日から30日にか
けて猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風や高波に警戒し、大雪によ
る交通障害に十分注意してください。
<気象概況>
北海道付近は、29日は低気圧が発達しながら日本海から近づき、30日
にかけて通過する見込みです。
<防災事項>
北海道地方では、発達しながら近づく低気圧の影響により、29日未明か
ら朝にかけて南東の風が雪を伴って非常に強く、その後、西の風に変わり3
0日にかけて非常に強いでしょう。このため、29日から30日は日本海側
南部を中心に大荒れの天気となり、海は大しけとなる見込みです。猛ふぶき
や吹きだまりによる交通障害、暴風や高波に警戒してください。また、低気
圧の発達の程度や進路によっては、警報級の大雪となるおそれがあります。
大雪による交通障害に十分注意してください。
なお、北海道地方では、流氷の動きが激しくなるため注意してください。
<風の予想>
29日の最大風速(最大瞬間風速)
日本海側南部 南東のち西の風
海上 25メートル(35メートル)
陸上 23メートル(35メートル)
その他の地域 東または南東の風
海上 20メートル(30メートル)
陸上 18メートル(30メートル)
30日の最大風速(最大瞬間風速)
北海道地方 西の風
海上 25メートルから29メートル(35から45メートル)
陸上 20メートルから24メートル(30から40メートル)
<波の予想>
29日の波の高さ
日本海側南部、太平洋側西部 7メートル
その他の海域 4メートル
30日の波の高さ
北海道地方 6から8メートル
<雪の予想>
28日6時から29日6時までの24時間降雪量
日本海側南部、太平洋側西部 30センチ
29日6時から30日6時までの24時間降雪量
日本海側北部 30から50センチ
その他の地域 20から40センチ
30日にかけて日本海側を中心に降雪量は更に増える見込みです。
今後発表する防災気象情報に留意してください。
次の「北海道地方気象情報」は、28日16時頃に発表する予定です。