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2025/05/25 06:10

きょう25日(日)の天気 北日本は雨風が強まる 関東は午前を中心に雨


きょう25日(日)は、前線を伴った低気圧が北日本を進む見込みです。北日本を中心に雨具の出番となるでしょう。

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北日本や北陸は一日を通して雨の降りやすい天気となるでしょう。局地的に雨脚の強まる所がありそうです。また、北日本の沿岸部を中心に風も強まるため外出には丈夫な傘をお持ちください。
気温は前日より下がる所が多く、札幌では前日より7℃低い13℃と4月並みの気温となりそうです。前日との体感差にもお気を付け下さい。

関東や東海は午前を中心に朝まで雨の降る所があるでしょう。午後も日差しの届く所があっても雲優勢の空模様が続きそうです。
気温は前日より気温が上がり、夏日となる所があるでしょう。

西日本は天気は回復へ向かいそうです。朝は日本海側を中心に雨の残っている所がありますが、午後は次第に止む所が多いでしょう。
気温は22℃前後の所が多く過ごしやすい体感となりそうです。

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2025/05/24 19:42

四国地方 警報級の大雨に あす明け方まで土砂災害に厳重警戒


前線を伴った低気圧が九州付近にあり、東北東進しています。この低気圧があす25日明け方にかけて四国地方を通過する見込みです。
低気圧や前線に向かい、暖かく湿った空気が流れ込んでおり、四国地方では大気の状態が非常に不安定となっています。

19時00分までの1時間に高知県高知市で37.5mm/hの激しい雨を観測しています。
また、徳島県海陽町では18時40分までの1時間に23.0mmの強い雨を観測しており、徳島県では現在、海陽町と美波町に土砂災害警戒情報の発表されています。

四国地方では、あす25日明け方にかけて土砂災害に厳重に警戒し、落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、身の安全の確保に努めてください。また、屋外活動に注意してください。

【雨の実況】
降り始め(23日19時)からきょう24日18時までの降水量(アメダスによる速報値)
  徳島県
    海陽     120.0mm
    上勝町福原旭  73.0mm
  高知県
    室戸市佐喜浜 198.0mm
    四万十町窪川 147.5mm
    黒潮町佐賀  129.5mm

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【雨の予想】
 四国地方では、きょう24日夜遅くにかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨の降る見込みです。

●予想される雨の量(多い所で)
・きょう24日に予想される1時間降水量
  瀬戸内側 40mm
  太平洋側 70mm
・きょう24日18時からあす25日18時までに予想される24時間降水量
  瀬戸内側 70mm
  太平洋側 150mm

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2025/05/24 17:32

西・東日本、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒


前線を伴う低気圧が九州付近にあって、東北東へ進んでいます。
現在、東北から沖縄地方の広い範囲で雲が広がり、近畿地方や四国地方では激しい雨の降っている所があります。
また、宮崎県では大雨警報の発表されている所があり、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があり、今後少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがありますので警戒して下さい。

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低気圧は25日にかけて、西日本から東日本を通過し北日本に進む見込みです。
低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となる所があるでしょう。
西日本から東日本の太平洋側を中心に25日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

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[雨の実況]
24日15時までの降水量(アメダスによる速報値)
  徳島県
    海陽       50.5ミリ
    上勝町福原旭   50.0ミリ
  高知県
    室戸市佐喜浜  138.5ミリ
    四万十町窪川  100.5ミリ
    佐川       96.5ミリ
  山口県
    下関市豊田    89.5ミリ
  福岡県
    北九州空港    77.5ミリ
  佐賀県
    嬉野       96.5ミリ
  宮崎県
    日南市酒谷   149.0ミリ
    日南市油津   111.0ミリ
    都農      106.0ミリ
  鹿児島県(奄美地方除く)
    屋久島町小瀬田 179.5ミリ
    鹿屋市吉ケ別府 107.5ミリ
    甑島中甑    105.0ミリ

[雨の予想]
西日本と東日本では、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。

24日に予想される1時間降水量は多い所で、
  四国瀬戸内側  40ミリ
  四国太平洋側  70ミリ
  近畿北部    30ミリ
  近畿中部    40ミリ
  近畿南部    50ミリ
  東海地方    50ミリ
  甲信地方    30ミリ
  北陸地方    20ミリ

25日に予想される1時間降水量は多い所で、
  近畿北部    20ミリ
  近畿中部    40ミリ
  近畿南部    50ミリ
  東海地方    50ミリ
  関東地方北部  30ミリ
  関東地方南部  30ミリ
  甲信地方    30ミリ
  伊豆諸島    30ミリ
  北陸地方    20ミリ

24日18時から25日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  四国瀬戸内側  70ミリ
  四国太平洋側 150ミリ
  東海地方   180ミリ
  近畿北部    60ミリ
  近畿中部   120ミリ
  近畿南部   180ミリ
  四国地方   150ミリ
  関東地方北部  70ミリ
  関東地方南部 100ミリ
  甲信地方   120ミリ
  伊豆諸島   100ミリ
  北陸地方    80ミリ

[防災事項]
低い土地の浸水、河川の増水、土砂災害に十分注意してください。
竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

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2025/05/24 07:08

西日本から東日本で警報級の大雨の恐れ 土砂災害や低地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒を


前線を伴った低気圧が東シナ海を東寄りに進み、九州付近に近づいています。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で活発な雨雲が発生し、九州、中国、四国地方を中心に雨が降っています。午前6時までに、鹿児島県屋久島や長崎県五島市などで1時間に30mm以上の激しい雨を観測しています。

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低気圧は今後、本州付近を通過し、あす25日午後9時頃にかけて三陸沖方面へ北東進する見込みです。低気圧に向かう暖かく湿った空気の影響で雨雲が発達し、西中心の太平洋側中心に雷を伴う1時間に50mm以上の非常に激しい雨の降る所があるでしょう。雨の範囲は午後にかけて東日本から北日本にも広がり、昼頃から東海・北陸で雨となる見込みです。夕方から夜にかけて関東甲信や東北で雨が降り、あす朝にかけて雷を伴う激しい雨となる所があるでしょう。
また低気圧周辺では等圧線の間隔が狭く、沿岸部を中心に風も強まって荒れた天気となりそうです。

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あす25日午前6時までに予想される24時間雨量は、九州北部で150ミリ、九州南部、近畿、東海で180ミリ、四国地方は250ミリの予想で、警報級の大雨となる可能性があります。四国では、今日の昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて雨のピークとなる見込みで、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨の所がありそうです。
東海では、今夜遅くからあすの明け方に雨のピークとなり、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨の降る所がありそうです。関東甲信では、沿岸の地域を中心にあす明け方から朝にかけて1時間に30ミリ以上の激しい雨の降る所があるでしょう。

土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫などに警戒し、落雷や竜巻などの突風の発生にも注意して下さい。

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2025/05/23 22:47

天気と気温のまとめ(2025年5月11日〜5月17日) 北海道で顕著に高い平均気温 九州南部で梅雨入り発表


今期間(5月11日〜5月17日)の天候についての纏めです。

■今期間(5月11日〜5月17日)の天候のまとめ
平均気温は、暖かい空気に覆われやすかったため全国的に平年より高かった。特に北海道はフェーン現象の影響が加わり、平年よりもかなり高くなった。東北、関東、北陸などでもフェーン現象の影響により昇温した所を中心に、平年よりも気温が高くなった。

降水量は、高気圧に覆われて晴れの日が多かったため、平年よりも降水量が少ない所が多く、札幌ではかなり少なかった。期間後半は前線や湿った空気の影響で関東や東海、九州南部などの西日本、東日本太平洋側を中心に降水量が増え、梅雨入りとなった鹿児島では平年の約2倍の降水量。

日照時間は、北日本、東日本、西日本では期間を通して天気が数日の周期で入れ替わったため、全国的にほぼ平年並みの傾向となった。南西諸島では期間後半、高気圧に覆われやすい傾向となり、先島諸島では平年の約1.3倍の日照となった。

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■気圧配置の特徴
11日、前線を伴った低気圧が千島近海を北東進。低気圧から前線が日本の東〜南海上、南西諸島、南シナ海へとのび、前線上の南西諸島付近で低気圧発生。12日、前線は引き続き日本の東海上から南シナ海を指向し、東シナ海から高気圧が東進。
13日、前線は日本の南海上に停滞、東海上にかけて東西にのびた。前線の北側を高気圧が東進。14日、本州付近は高気圧に覆われ、高気圧の中心は日本の東海上を東進。高気圧の南側で前線停滞。15日、本州付近は引き続き広く高気圧に覆われ、高気圧後面の華中付近では前線が顕在化。16日、高気圧は次第に日本付近を離れ、華中付近の前線上に低気圧が発生、東シナ海を東進した。17日、前線上の低気圧が東シナ海から日本海へ進んだ。前線は次第に低気圧から切り離され、本州付近には梅雨前線が停滞した。

■降水
11日、前線上の低気圧の影響で先島諸島で非常に激しい雨を観測。沖縄県宮古郡多良間村仲筋では149.0mm/24hの日降水量。12日、東北〜関東地方では気圧の谷の影響で局地的に雨雲が発生。13〜14日、本州付近は広く高気圧圏内となって晴れ、全国的に目立った降水がなかった。15日、高気圧の縁を回る湿った空気の影響で、沖縄で局地的に発達した雨雲がかかり、那覇市安次嶺で24.0mm/hの強い雨を観測。16日、西から低気圧や前線が近づき、夕方から夜に九州で雨となり、長崎県有川では35.5mm/hの激しい雨を観測。同日、九州南部で梅雨入りの発表(平年より14日、昨年より23日早い)。九州南部が全国で最も早く梅雨入りとなるのは、統計史上初めてのこと。17日、低気圧や前線に向かう湿った空気の影響で、西日本や東日本の太平洋側中心に雨脚が強まった。静岡県静岡市井川では38.0mm/hの激しい雨を観測、5月の1位の値を更新した。

■気温
11日、低気圧に向かう南寄りの風がフェーン現象となって、北海道十勝地方では前日と比べて大幅な気温上昇。帯広で21.1℃(前日差+8.3℃)まで気温上昇。12日、日差しが届いた札幌では22.0℃まで気温上昇し、6月中旬並みの暖かさ。13日、本州付近は高気圧に覆われて西日本を中心に気温上昇。京都府福知山市では、平年より5.4℃高い29.3℃まで上昇し夏日となった。14日、上空の暖かい空気の影響で気温上昇、札幌で25.5℃を観測し、今年初めての夏日。東京都心(26.5℃)、大阪(27.2℃)でも夏日となり、沖縄県下地島では30.4℃の真夏日を記録。15日、フェーン現象により東北で気温上昇、青森県三戸町(30.5℃)、岩手県岩泉町(30.1℃)で真夏日を記録。16日、フェーン現象により北海道オホーツク海側で気温上昇。北見市で30.3℃の真夏日となった。17日、フェーン現象により本州日本海側で暑くなり、兵庫県豊岡市で32.1℃、石川県金沢市で31.1℃の真夏日を記録した。

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2025/05/23 20:46

1か月予報 気温の変動大きく、西日本、東日本は本格的な雨の季節へ


昨日22日(木)、気象庁より向こう1か月間の天候の見通しとなる、最新の1か月予報が発表されました。

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数値予報の予測結果によれば、1か月平均の海面気圧は黄海付近、北日本、日本の南で高く予想されています。一方、北日本と日本の南の中間にあたる本州南岸付近では、気圧の谷が予想されています(図の赤破線部)。この為、本州付近では湿った空気の影響を受けやすく、前線が停滞しやすくなると見られます。
上空約1500m付近の気温は、華北から黄海付近では低く、カムチャッカ付近と日本の南で平年より高くなると予想されています。この為、日本付近では平年より暖かい空気に覆われやすく、平年より気温が高くなる見通しです。

特に西日本、東日本では、気温の変動が大きくなりやすいでしょう。

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期間のはじめ(5月24日〜5月30日)は、北寄りの冷たい空気の影響を受けやすく、西日本、東日本を中心に平年よりも気温が低く推移する見通しです。極端な暑さになる可能性は低いとみられますが、長袖の上着が必要になる日もありそうです。
6月以降は、暖かい空気に覆われやすく、全国的に平年よりも高い気温傾向となるでしょう。湿った空気の影響で蒸し暑くなり、最高気温が30℃以上の真夏日になる日が続きそうです。熱中症にならないように、十分に注意して下さい。

また、西日本、東日本では少しずつ梅雨の季節へと向かっていくでしょう。西日本、東日本中心に曇りや雨の日が多くなり、降水量は平年並みか、平年より多い見込みです。梅雨の時期に降水量が平年より多くなる為、大雨の可能性があります。本格的な雨の季節に移行する前に、出来る限りの大雨への備えをしておきましょう。
北日本、沖縄・奄美は降水量、日照時間共に平年並みで推移する見通しです。

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2025/05/23 14:39

あす24日(土)は西日本、25日(日)は東日本で警報級大雨に お出かけの足に影響も【大雨情報】


あす24日(土)は、前線を伴った低気圧が発達しながら西日本を通過し、
25日(日)にかけて東日本から北日本へ進む見込みです。

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低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、
大気の状態が非常に不安定になり、
九州では、あす(土)未明〜夕方にかけて、
四国・中国地方では、あすの昼頃から、
近畿地方では、あすの夜から雷を伴った
非常に激しい雨や激しい雨が降り、警報級の大雨となるおそれがあります。

25日(日)は東日本でも、激しい雨や雷雨となり、
警報級の大雨となる所があるでしょう。

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あす(土)正午から午後3時までの雨の予想を見てみると、
熊本など九州んは紫色の表示があり、
3時間で50ミリ以上の雨が予想されています。

また四国や中国地方にも活発な雨雲がかかる予想で、
強い雨とともに、落雷や突風にも注意が必要となります。

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さらに、あす夜になると、活発な雨雲が東へ移動し、
近畿や東海地方でも激しい雨や雷雨となる恐れがあります。

関東地方も、あすの夜から雨が降り出し、
25日(日)の朝にかけて、沿岸部を中心に
雨風が強まって、横殴りの雨となる可能性があります。


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きょう(金)午前11時時点で、警報級の大雨が予想されている地域は、
あす24日(土)は西日本で、
あさって25日(日)は、西〜東日本の広い範囲となる見込みです。

土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するとともに、
落雷や竜巻などの激しい突風にもご注意ください。

また、九州の東シナ海側や、西〜東日本の太平洋側など
新幹線や鉄道など、大雨の影響で
交通機関に影響が出る可能性もありますので、
お出掛けの際は、最新の交通情報にもご注意下さい。

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最後に、この先の週間天気です。

この土日は広く雨となりますが、
週が明けると、晴れ間が戻る所が多く、
西日本では25℃以上の夏日が復活するでしょう。

ただ、来週は、北日本に停滞する寒気の影響で
北日本や北陸を中心に変わりやすい天気が続く見込みです。

傘マークは無くても、来週は急な強い雨や落雷などに注意が必要です。

また、きのう23日(金)に梅雨入りした沖縄地方は
梅雨前線が停滞する日が多く、雨の降りやすい天気が続く見込みです。

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2025/05/23 08:05

24日(土)、25日(日)は大雨に警戒


日本海には中心を持つ高気圧があって、本州付近を覆っています。
一方、華中には前線を伴った低気圧があって、東進しています。

今日は、高気圧に覆われる所が多く、朝は雲が広がる所もありますが、
日中は広い範囲で晴れる所が多いでしょう。
夜は、前線を伴った低気圧が東シナ海に進んでくる見込みです。
この為、九州地方や沖縄地方では、雨の降る所がありそうです。

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また、この前線を伴った低気圧は明日から明後日にかけて、本州付近を北上
する見込みです。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込む
影響で、東北から九州地方の広い範囲で雨が降るでしょう。

今後の低気圧の発達や前線の活動によっては、警報級の大雨となる
恐れもあります。四国地方や九州地方では24日の総雨量が100mm以上
予想されています。25日も東日本の太平洋側では局地的激しい雨が、
降る見込みです。土砂災害や低地の浸水、河川の増水などにご注意下さい。

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2025/05/23 06:34

地震情報(震源・震度に関する情報)


地震情報(震源・震度に関する情報)
令和7年5月23日06時32分 気象庁発表

23日06時28分ころ、地震がありました。
震源地は、浦河沖(北緯41.9度 東経142.7度 深さ 50km)
地震の規模(マグニチュード)は、5.6と推定されます。

[震度3以上が観測された地域]
震度4 : 日高地方東部
震度3 : 日高地方中部 十勝地方中部 十勝地方南部 釧路地方中南部

[震度3以上が観測された市町村]
震度4 : 浦河町 様似町
震度3 : 釧路市 えりも町 新ひだか町 十勝大樹町
〃 : 広尾町 幕別町 浦幌町

この地震による津波の心配はありません。


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2025/05/22 13:25

【海洋まとめ】7年9か月続いてきた黒潮大蛇行はみられなくなり終息の兆し(2025年5月11日〜17日)


これまで7年9か月続いてきた黒潮大蛇行はみられなくなり、終息の兆し
以下、海洋のまとめ(2025年5月11日〜17日)です。

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■気圧配置と波
11〜12日、千島近海を北東進する低気圧から、前線が日本の東〜南シナ海にのびた。
前線上の先島諸島付近を低気圧が東北東進。
低気圧や前線周辺で気圧の傾きが大きくなり、北〜東日本、南西諸島を中心に強い風が吹いた。
11日は、オホーツク海や日本の東、日本海中部で波が高まり、秋田沖〜能登沖でしけた。
南西諸島近海は次第に波が高くなった。
12日は、オホーツク海や千島近海で波の高い状態が継続。
13〜16日、日本付近は高気圧に覆われ、日本近海の波は穏やかに推移。
17日、前線が本州付近を南下し、次第に日本の東で波が高まった。

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■海面水温
日本海域の海面水温は、北部や中部の大陸側で平年よりやや高く、他は平年並みか、やや低い海域が継続。
東シナ海は平年よりやや低い海域が縮小。
太平洋側は、これまで7年9か月続いてきた黒潮大蛇行はみられなくなり、終息の兆し。
太平洋側の海面水温は、次第に平年よりやや高くなった。
三陸沖は平年より低く、最大で4℃低かった。
一方、北海道南東方沖や、オホーツク海周辺では平年より高く、オホーツク海沿岸で4℃前後高くなった。

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2025/05/22 13:08

今年も異変?北から梅雨入り・遅い「台風1号」 今夏も「猛暑・大雨」に警戒を【3か月予報】


きょう5月22日(木)、沖縄地方は梅雨入りしたとみられると
気象庁から発表がありました。

沖縄地方の梅雨入りは平年より12日遅く、
かなり遅い梅雨入りとなりました。

今年(2025年)、全国トップバッターで梅雨入りしたのは
九州南部地方で、5月16日頃でした。

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その後、奄美地方、沖縄地方と梅雨入りし
例年とは逆で、北の地域から梅雨に入りました。

通常、太平洋高気圧が強まることで梅雨前線が押し上げられ、
南から梅雨入りしますが、
今年は、例年より早い5月半ばから太平洋高気圧の勢力が強まり、
梅雨前線が九州付近まで北上したため、北の地域から梅雨入りとなりました。


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今年は、梅雨入りもいつもと違う「異変」が見られていますが、
もうひとつ「台風」の発生も例年と違う異変が見られています。

今年は、まだ「台風1号」が発生しておらず、(5月22日(木)正午時点)
台風1号の発生の遅い順で現在、8位となっています。

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アジアの予想天気図で台風が発生する南の海上を見てみると、
台風の卵(熱帯低気圧)や低気圧が発生する予想もなく、
比較的落ち着いている状況です。

気象衛星ひまわりで雲のようすを見ても、
台風になりそうなまとまった雲は見当たりません。

このため、この先数日間は「台風1号」の発生はなさそうで、
7位の去年(2024年)5月25日の記録を超えていく可能性があります。

遅い台風1号の年は、夏〜秋にかけて台風が多く発生する傾向があります。

去年も5月に2個発生した後、8月に6個、9月に8個と多く発生し
結果的に年間で平年を上回る台風の発生数となりました。

今年も異変がありそうな台風発生や動向には注意が必要です。


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先日、気象庁から発表された6月〜8月の
夏の天候の見通し(3か月予報)によると、
気温は、全国的に高温傾向で、
今夏も「猛暑」となる可能性が高くなっています。

また、降水量も西日本〜東日本は平年並みか多い予想で、
いつも以上に雨の多い夏となりそうです。

過去に何度も災害級の大雨をもたらした気圧配置は
「梅雨末期の大雨(前線の活動が活発化)」や
「梅雨前線+台風」のパターンです。

今夏も、大雨の情報に注意し、大雨災害に備え、
ハザードマップの見直しや、防災グッズの再確認なども
早めにしておくと良さそうです。

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2025/05/22 11:56

沖縄地方ようやく梅雨入り 梅雨前線停滞 梅雨入り早々 警報級の大雨の恐れも


きょう22日(木)、気象庁は沖縄地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
沖縄地方では、平年より12日遅く、昨年より1日遅い梅雨入りです。

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今月16日(金)に九州南部で、19日(月)に奄美地方で梅雨入りの発表がありました。
沖縄地方が、奄美地方より後に梅雨入りするのは、2019年以来の6年ぶり、九州南部より後になるのは、1976年以来の49年ぶりのことです。

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沖縄地方は、梅雨前線や梅雨前線に流れ込む湿った空気の影響で、曇りや雨のぐずついた天気となっています。
この先1週間も、梅雨前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多くなる見込みです。
このため、沖縄地方は、きょう5月22日(木)頃に梅雨入りしたと見られます。

■梅雨入り早々 警報級の大雨の恐れも
前線は東シナ海から日本の南を通り、日本の東にのびています。
あす23日(金)にかけて、前線は南西諸島付近に停滞する見込みです。

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沖縄本島地方と大東島地方では、前線や前線に流れ込む湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
特に、きょう22日(木)は局地的に1時間に40mmの激しい雨の降る恐れがあります。
あす23日(金)正午までの24時間降水量は、多い所で60mmの予想です。
雨雲の発達の程度によっては、警報級の大雨となる恐れがあります。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
また、沖縄本島地方と大東島地方では、あす23日(金)にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意してください。

梅雨は季節現象であり、その入り明けは、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。
梅雨の時期に関する気象情報は、現在までの天候経過と1週間先までの見通しを基に速報として発表する情報です。
後日、春から夏にかけての実際の天候経過に基づいて、梅雨入りと梅雨明けの時期を総合的に検討し確定しています。

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2025/05/22 07:17

きょう22日の天気 西日本は午前中心に雨、関東以北は急な雷雨に注意 沖縄は大雨に注意


本州南岸の梅雨前線、前線上の低気圧の影響で、西日本、東日本の太平洋側を中心に活発な雨雲がかかり、雨の降っている所があります。また東北地方付近には、別の前線が停滞しています。

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きょう22日は、九州から東海では午前を中心に雨、午後は次第に晴れ間の出てくるところもありそうです。
北陸、関東から北海道では、午後も雲の多いすっきりしない空模様となり、夕方から夜にかけて急な雨や雷雨となる所があるでしょう。落雷や竜巻などの突風の発生にも注意して下さい。

関東から西の地域では、太平洋側を中心に気温が高く、湿った空気の影響で湿度が高いため、蒸し暑くなるでしょう。熱中症にならないように、こまめな水分補給や塩分補給などを心がけて下さい。
一方、日本海側の地域では昨日よりも気温の低い所が多く、新潟や鳥取では12℃以上も低くなるでしょう。

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南西諸島では、前線に対応する非常に活発な雨雲が、きょう午前7時の雨雲レーダーからも確認できます。この雨雲は少しずつ南下し、沖縄本島では雷を伴う激しい雨の降る所がありそうです。あすの朝6時までに、多い所では24時間雨量100ミリの大雨となる見込みとなっています。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの突風にご注意下さい。
沖縄ではこの先、雨の日が続く見込みのため、梅雨入りの発表も間近となるでしょう。

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2025/05/21 23:26

3か月予報 今年も全国的に厳しい暑さに 梅雨前線の活性化による大雨に注意


昨日20日(火)、気象庁より6月から8月までの天候の見通しとなる3か月予報が発表されました。

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地球温暖化の影響により、地球全体で大気全体の温度が高くなっています。
上空の偏西風は、平年よりも北寄りの位置を流れやすくなり、チベット高気圧が平年に比べて北側で強くなる見通しです。
また、太平洋高気圧は平年に比べて日本の南側で西への張り出しが強く、本州付近を中心に暖かく湿った空気が流れ込みやすい予想です。
これらの影響から、日本付近は暖かい空気に覆われやすく、本州付近を中心に梅雨前線の活動が活発となる時期がある見通しです。

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晴れの日は気温が上昇して30℃以上の真夏日や35℃以上の猛暑日となる所が多くなりそうです。きょう21日、岐阜県飛騨市神岡で35.0℃を観測し、今年初めての猛暑日となりましたが、6月から8月にかけて全国的に厳しい暑さの日が続きやすいでしょう。湿度が高くなるため、熱中症の危険性がより高まりやすくなるでしょう。意識的な水分補給や休憩、屋内では冷房の活用などをお願いします。

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また、太平洋高気圧の西への張り出しが強いため、高気圧周辺の湿った空気によって梅雨前線の活動が活発化され、西日本から東日本では向こう3か月間の降水量が平年並み〜平年より多くなる見通しです。
九州南部、奄美地方は既に梅雨入りが発表されており、沖縄でも間もなく梅雨入りが発表される可能性があります。その他の本州の梅雨入り発表は6月以降になりそうです。
水はけを良くするための側溝の掃除など、出来る限りの大雨対策を早めにしておくのが良いでしょう。

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2025/05/21 12:50

あすにかけて太平洋側で警報級の大雨 週末も再び広く雨 真夏日から一転 週末以降は低温続く


週間天気予報
■梅雨前線上に低気圧 あすにかけて太平洋側で警報級の大雨
■今週末も広く天気崩れる 西日本太平洋側で大雨
■あすにかけてかなりの高温 週末頃から一転平年より低く

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■梅雨前線上に低気圧 あすにかけて太平洋側で警報級の大雨
きょう21日(水)、梅雨前線が九州南部にのび、午前11時現在、九州南部で大雨警報の発表されている所があります。
この後、梅雨前線は九州を北上し、前線上に低気圧が発生する見込みです。
あす22日(木)にかけて、この低気圧は本州南岸〜日本の東に進むでしょう。
低気圧や前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込み、西〜東日本の太平洋側では、警報級の大雨となる恐れがあります。
また、別の前線が東北にのび、東北でも局地的に雷を伴う激しい雨が降るでしょう。

あさって23日(金)、梅雨前線は一旦南下して、本州から離れる見込みです。
前線は南西諸島に停滞し、沖縄では平年よりかなり遅い梅雨入りとなるかもしれません。
本州付近は日差しの戻る所があるでしょう。

■今週末も広く天気崩れる 西日本太平洋側で大雨
しかし、週末24日(土)になると再び前線が北上。
前線が東シナ海〜本州南岸にのび、前線上に低気圧が発生する見込みです。
26日(月)にかけて、この前線上の低気圧は本州南岸を東進するでしょう。
低気圧や前線に向かう暖かく湿った空気の影響で、前線活動が活発化し、特に週末24日(土)〜25日(日)は西日本太平洋側を中心に大雨となる恐れがあります。
最新の気象情報に気をつけてください。

27日(火)〜28日(水)は、高気圧が日本海〜日本の東に移動するでしょう。
前線は南下し、本州から離れる見込みです。
しかし、全国的に雲が広がりやすく、スッキリしない空模様となりそうです。

■あすにかけてかなりの高温 週末頃から一転平年より低く
きょう21日(水)午前11時現在、山陰〜東北にかけて、既に真夏日となっている所があります。
あす22日(木)は、広く天気が崩れ、気温は下って真夏日の地点は減る見込みですが、平年よりかなりの高温となる所が多いでしょう。
週末頃からは、曇りや雨の天気が続き、平年より気温が低い所が多く、特に25日(日)はかなりの低温で、都心で18℃と20℃に達しない所もありそうです。
日ごとの気温差で体調を崩さないように気をつけてください。

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2025/05/21 07:13

九州南部 警報級の大雨のおそれ 土砂災害や低地の浸水に注意


華中から九州南岸付近にのびる梅雨前線が、きょう21日は九州付近まで北上し、前線上に低気圧が発生する見込みです。あす22日は低気圧や梅雨前線が九州南部を通過し、奄美地方へ南下するでしょう。
この梅雨前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。

 このため、九州南部ではあす22日昼前にかけて、奄美地方ではあす22日夜遅くにかけて、局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれがあります。

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【雨の予想】
九州南部では、きょう21日夜遅くにかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。雨雲が予想以上に発達した場合や非常に激しい雨や激しい雨が同じ場所で降り続いた場合には、警報級の大雨となるおそれがあります。

●予想される雨の量(多い所で)
・きょう21日に予想される1時間降水量
  宮崎県           50mm
  鹿児島県(奄美地方を除く) 50mm

・あす22日に予想される1時間降水量
  宮崎県           10mm
  鹿児島県(奄美地方を除く) 20mm

・あす22日明け方までに予想される24時間降水量
  宮崎県           150mm
  鹿児島県(奄美地方を除く) 150mm

土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意して下さい。
 発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、身の安全の確保に努めてください。

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