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2025/11/02 17:40

東北〜北陸にかけての日本海側は荒れ模様。大雨や強風に注意・警戒


北海道や日本海西部には低気圧があって、それぞれ北東と東に進んでいます。
日本海の低気圧は、3日朝にかけて東北日本海側に接近し、その後、一時的に西高東低の気圧配置となり、気圧の傾きが大きくなるでしょう。
また、3日にかけて、上空約5500メートルには、北日本から東日本では氷点下30度以下、西日本では氷点下24度以下のこの時期としては強い寒気が流れ込む見込みです。
このため、北日本から西日本にかけては、上空の強い寒気と低気圧の影響で、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。

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東北や北陸地方では、雨雲が予想以上に発達した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。
また、東北日本海側の海上では、気圧の傾きが予想より大きくなった場合には、警報級の北よりの風となる可能性もあります。

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■■■雨の予想
東北地方と北陸地方では3日にかけて、雷を伴い激しい雨や強い雨が降る所があるでしょう。
これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。

2日から3日にかけて予想される1時間降水量は多い所で、
  東北日本海側 20ミリ。

2日18時から3日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  東北日本海側 60ミリ。
  北陸地方  100ミリ。

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■■■風の予想
3日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  東北日本海側 海上 18メートル (30メートル)。
  東北日本海側 陸上 13メートル (25メートル)。

■■■防災事項
東北地方と北陸地方では3日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
北日本から西日本では3日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、短時間強雨に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。

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2025/11/02 07:58

三連休中日のきょう2日(日)は、北日本や北陸など日本海側で突然の雷雨に注意


三連休の中日となるきょう2日(日)は、東日本から西日本の太平洋側は晴れる所が多い見込みです。
一方、北日本から九州北部にかけての日本海側の地域では、上空の強い寒気や日本海を進む低気圧の影響で、大気の状態が不安定となります。

北海道は、前日1日(土)より風は弱まりますが、日本海を進む低気圧の影響で、雨が降ったり止んだりとなるでしょう。山沿いでは雪の降る所がありそうです。

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東北から九州北部の日本海側では、特に午後は、天気の急変に注意して下さい。
きょう2日(日)午後3時の発雷確率を見てみると、東北日本海側から北陸にかけて、特に確率の高いエリアが広がっています。多い所では90%以上の確率予想となっており、短時間の急な雨や雷雨、落雷や霰、竜巻などの激しい突風に注意が必要です。

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また、日本海側の地域では、低気圧の影響により西寄りの風が強まる見込みです。沿岸部を中心に強風や高波などにも注意して下さい。

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今夜からあす3日(月)にかけて、上空約1500m付近で0℃以下の寒気が本州付近に南下してくる見込みです。寒気の一部は中国山地や四国山地付近の上空にも南下する見通しで、本州の標高の高い山岳地帯では、あす3日にかけて雪の降る所があるでしょう。山へのレジャーの予定がある方は、路面の状態に注意が必要です。

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2025/11/01 23:32

フィリピンの東海上で、台風25号(カルマエギ)発生


きょう1日(土)午後9時ごろ、フィリピンの東海上にて熱帯低気圧が台風25号となりました。

■台風25号  1日(土) 午後10時時点
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中心位置   フィリピンの東
移動速度   西北西 20km/h
中心気圧   1000hPa
最大風速   18m/s(中心付近)
最大瞬間風速 25m/s
==================

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台風25号は今後、西寄りの進路をとって発達しながらフィリピン付近を通過する見通しです。5日21時までには暴風域を伴って南シナ海へ進み、6日21日頃には強い勢力へと発達する予想となっています。
今後、東南アジア方面へ行かれる予定のある方は、最新の台風情報に注意して下さい。

台風25号による日本付近への直接的な影響は無い見込みです。

■2025年の台風の発生数と上陸数
年間に発生する台風の数の平年値は25.1個です。2025年は、11月1日までに25個の台風が発生しました。

2025年に上陸した台風は3つであり、7月に北海道襟裳岬付近に上陸した台風5号、8月に鹿児島県日置市付近に上陸した台風12号、9月に高知県に上陸し、和歌山県に再上陸した台風15号です。上陸数の平年値は3個であり、2025年の台風は、発生数、上陸数ともに平年並みで推移している状態です。

11月の台風の発生個数は2.2個であり、依然として台風が発生しやすい時期となっています。今後も、最新の台風情報に注意して下さい。

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2025/11/01 14:07

【台風25号発生へ】台風の卵(熱帯低気圧)発達しながら西へ 「強い台風」まで発達か 今後の進路は?


きょう2025年11月1日(土)午前9時、
気象庁は「カロリン諸島の熱帯低気圧について
24時間以内に台風まで発達する見込み」と発表しました。

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次に台風が発生すると台風25号となります。

平年の年間の台風の発生個数は25.1個で、
これでほぼ平年並みの水準の発生数となります。


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このあと、熱帯低気圧は暖かな海の上を進むため、
発達しながら西へ進む予想です。

あすまでに台風となる見込みで、
フィリピンを通過したあと、
南シナ海で「強い台風」まで発達し、暴風域を伴う予想です。

今の所、直接日本への影響はありませんが、
過去に11月にフィリピンにやってきた台風で
大きな被害を出した台風もあります。

また、過去には11月の末にも台風が日本に上陸したことがあり、
まだ台風シーズンが終わったと油断できない時期です。

今後も最新の台風情報に注意が必要です。

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2025/11/01 12:17

【連休・週間天気】台風並みの暴風 北海道えりも岬で49.1m/s きょう北は嵐、西は夏日に 連休後半は北陸で警報級大雨


三連休初日のきょう11月1日(土)は、急速に発達する低気圧の影響で
北日本を中心に大荒れの天気となっています。

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1日(土)午前9時時点で、発達中の低気圧は
北海道えりも岬の南を北東へ進んでいます。

中心気圧は976hPaまで低下しており、
きのう31日(金)午前9時時点の中心気圧1012hPaと比べると、
たった24時間で36hPaも気圧が下がり、急速に発達しています。

午前9時過ぎには、北海道えりも岬で
最大瞬間風速49.1m/sを観測し、
2008年の統計開始以来、最も強い瞬間風速を記録しました。

台風並みの暴風となっており、
北海道は夜遅くにかけて暴風や高波に警戒をしてください。

また、雨も強まっており、
北海道では強い雨の降っている所が多くなっています。

また、低気圧が近づき、沿岸部では潮位が高くなっています。
夕方にかけて高潮による低い土地の浸水に厳重に警戒してください。

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一方、天気が回復し、低気圧に向かう暖かな空気が流れ込んでいる
西日本や東日本の太平洋側では気温が上がっており
正午までの最高気温は、
千葉県牛久では23.9℃、
東京都江戸川臨海でも23.3℃、
愛媛県宇和島市で22.5℃と動くと汗ばむくらいの陽気となっています。

西日本〜東日本では日中25℃を超える夏日となる所もありますが、
夜はまた上着が必要な気温まで下がるため、
きょうは脱ぎきしやすい服装で過ごすのがよさそうです。

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あす2日(日)は上空に寒気を伴った低気圧が日本海を北東進し、
山陰から北の日本海側を中心に雨や雷雨となる所が多くなりそうです。
急な強い雨や落雷、竜巻などの激しい突風、
ひょうなどに十分注意が必要です。

山のレジャーを考えている方は天気の急変にご注意ください。

あさって3日(月)には低気圧が通過し次第に冬型の気圧配置となるでしょう。


平年より5〜10℃ほど低い強い寒気が一時的に流れ込み、
北海道は再び雪の降る所がありそうです。

また北陸などでも雨の降りやすい状態が続くでしょう。

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連休明けの4日(火)は高気圧に覆われ、
秋晴れの所が多くなる見込みです。

連休明けの朝は放射冷却が強まり、
この秋一番の冷え込みとなる所もありそうです。
寒暖差で体調あお崩さないようご注意ください。

5日(水)は早くも西から天気は下り坂で、
6日(木)は西〜東日本を中心に雨が降るでしょう。

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2025/11/01 07:42

きょう1日(土)の天気 北日本は荒天に 関東から西は晴れる所多い


11月のスタートのきょう1日(土)は、急速に発達する低気圧の影響で、北日本を中心に雨風が強まり荒れた天気となる恐れがあります。一方、関東から西の太平洋側では晴れてお出かけ日和となりそうです。

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北日本では午前を中心に雨が強まり、局地的に非常に激しい雨や雷雨となる恐れがあります。土砂災害に厳重に警戒し、低地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒して下さい。また、一日を通して風が強く、暴風となる恐れがあります。飛ばされやすいものなどは屋内に避難させるなど対策を行ってください。
北海道では釧路地方と根室地方で、昼前から夕方にかけて高潮による低い土地の浸水に厳重な警戒が必要です。

北陸から山陰にかけては雨の降りやすい天気でしょう。北陸では朝は本降りの雨となる所があるため注意が必要です。

関東から西の太平洋側にかけては晴れて日差しが届くでしょう。ただ、にわか雨の可能性があるため、外出の際は折り畳み傘があると安心です。日中は昨日より気温が上がり、20℃を超える所が多く、過ごしやすい体感となるでしょう。朝晩は冷え込むため、服装選びにお気を付けください。

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2025/10/31 18:39

3連休初日のあす1日(土) 北日本中心に荒天のおそれ 警報級の大雨・暴風に警戒を


紀伊半島付近の前線を伴った低気圧が、あす1日(土)にかけて急速に発達しながら、関東地方付近を通過し、あす1日(土)夜には千島近海へ達する見込みです。

低気圧や前線に向かって流れ込む、暖かく湿った空気とこの時期としては強い上空の寒気の影響で、西日本から北日本ではあす1日(土)にかけて、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
また、急速に発達する低気圧の影響で、あす1日(土)は北日本では大荒れや大しけとなり、北海道地方では潮位が高くなる所があるでしょう。

北日本ではあす1日(土)は暴風や高波、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、北海道地方では高潮による低い土地の浸水に厳重な警戒が必要です。また、あす1日(土)にかけて東日本では土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、強風や高波に注意・警戒し、西日本から北日本では落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意して下さい。

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その後、あさって2日(日)から3日(月・祝)にかけては、上空にこの時期としては強い寒気が流れ込むため、北日本から西日本の日本海側を中心に天気が急変するなど、大気の不安定な状態が続くおそれがあります。

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【風の予想】
急速に発達する低気圧の影響で、北日本と東日本ではあす1日(土)は非常に強い風が吹くでしょう。
●予想される風の強さ
・あす1日(土)に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  北海道地方  28m/s (40m/s)
  東北地方   28m/s (40m/s)
  関東甲信地方 23m/s (35m/s)

【波の予想】
北日本ではあす1日(土)は大しけとなり、東日本ではしけとなるでしょう。
●予想される波の高さ
・あす1日(土)に予想される波の高さ(うねりを伴う)
  北海道地方  7m 
  東北地方   7m 
  関東甲信地方 5m 

【雨の予想】
東日本と北日本ではあす1日(土)にかけて、雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り大雨となる所があるでしょう。
●予想される雨の量(多い所で)
・あす1日(土)18時までに予想される24時間降水量
  北海道地方  150mm
  東北地方   150mm
  関東甲信地方 150mm

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2025/10/31 11:43

ハロウィン〜あす低気圧急発達 警報級の大雨に北日本は最大瞬間風速40m/sで大荒れの恐れ


きょう31日(金)ハロウィンは、東シナ海〜日本の南にのびる前線上に低気圧が発生し、本州の太平洋側を北東へ進む見込みです。

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今夜、この低気圧の予想中心気圧は1000hPaですが、あす11月1日(土)にかけて、24時間後には968hPaと急速に発達し、千島近海へ達するでしょう。

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低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、南西諸島ではきょう31日(金)は、西日本から北日本ではあす1日(土)にかけて、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
また、急速に発達する低気圧の影響で、あす1日(土)は北日本で大荒れや大しけとなり、北海道では潮位の高くなる所があるでしょう。

■風の予想
急速に発達する低気圧の影響で、北日本ではあす1日(土)は非常に強い風が吹く見込みです。
あす1日(土)に予想される最大瞬間風速
北海道 35m/s
東北 40m/s

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■波の予想
北日本ではあす1日(土)は大しけとなり、東日本ではしけとなるでしょう。
あす1日(土)に予想される波の高さ
北海道  6m
東北   7m うねりを伴う
関東甲信 5m うねりを伴う

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■雨の予想
東日本と北日本では、あす1日(土)にかけて、雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り大雨となる所があるでしょう。
あす1日(土)朝までに予想される24時間降水量(多い所で)
東北 120mm
関東甲信 150mm
あさって2日(日)朝までに予想される24時間降水量(多い所で)
北海道   120mm
東北 100mm

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北日本では、あす1日(土)は暴風や高波に警戒し、北海道では高潮による低い土地の浸水に、東日本では高波に注意・警戒してください。
また、東日本と北日本では、あす1日(土)にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、全国的に落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

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2025/10/30 22:24

【1か月予報】全国的に高温傾向続く 東・西日本の太平洋側は晴れの日が少ない予想


気象庁はきょう30日(木)、この先11月1日〜11月30日までの1か月予報を発表しました。
期間前半、沖縄・奄美では気温がかなり高くなる見込みで、
東日本や西日本の太平洋側は、晴れの日が少ない予想となっています。

【予報のポイント】
●向こう1か月の気温は、暖かい空気に覆われやすいため、東・西日本、
 沖縄・奄美では高く、北日本では平年並か高いでしょう。
 沖縄・奄美では期間の前半はかなり高くなる見込みです。

●低気圧や前線及び湿った空気の影響を受けやすい時期があるため、
 向こう1か月の降水量は、北・東・西日本太平洋側では多く、北・東・西
 日本日本海側、沖縄・奄美では平年並か多いでしょう。
 また、向こう1か月の日照時間は、東日本太平洋側では少なく、
 西日本太平洋側と沖縄・奄美では平年並か少ないでしょう。

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【向こう1か月の天候】
●北日本日本海側では、平年と同様に曇りや雨または雪の日が多いでしょう。
●北日本太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。
●東・西日本日本海側では、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。
●東日本太平洋側では、平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。
●西日本太平洋側では、天気は数日の周期で変わりますが、平年に比べ
 晴れの日が少ないでしょう。
●沖縄・奄美では、平年に比べ曇りや雨の日が多いでしょう。

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2025/10/30 11:52

【低気圧が急発達】あすのハロウィン〜11月のスタートは荒天・警報級大雨や暴風に 3連休の天気は?


きょう10月30日(木)、本州付近は移動性の高気圧に覆われ、
穏やかな秋晴れが広がっている所が多くなっています。

日中は西〜東日本で22℃前後で過ごしやすい陽気となり、
北日本は15℃前後まで上がり、この時期らしい気温となりそうです。

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しかし、高気圧は足早に離れ、あす31日(金)は
前線を伴った低気圧が本州南岸を東進し、
あさって11月1日(土)にかけて北日本付近で急速に発達する見込みです。

低気圧の予想中心気圧は、
あす(金)夜の1006hPaですが、あさって1日(土)には974hPaと
24時間で32hPaも気圧が一気に低下します。

11月1日(土)は、急発達する低気圧が近づく
北日本を中心に大荒れの天気となるでしょう。

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あす31日(金)午後5時の雨の予想です。

低気圧や前線に近い西〜東日本の太平洋側ほど
激しい雨や雷雨となる所がある見込みです。

四国では早ければあす31日(金)の明け方から、
近畿では昼前から、東海では夕方から、
関東では夜から激しい雨の降る所があり、
警報級の大雨となる恐れがあります。

あすはハロウィンで仮装したりお出掛けする方も
多いと思いますが、大雨には十分注意・警戒が必要です。

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11月1日(土)の正午の雨と風の予想を見てみると、
急速に発達する低気圧の影響で
北日本を中心に風が非常に強く吹く見込みです。

また、雨も強まり、北日本では
11月のスタートは大荒れの天気となりそうです。

3連休初日と大荒れの天気が重なり、
交通機関に影響が出る恐れがあります。

お出掛けの際は、最新の気象情報と交通情報もご確認ください。

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きょう30日(木)午前11時時点で発表されている
大雨警報の可能性を表したものです。

あす31日(金)は南西諸島や四国、東海、関東地方で
大雨警報の可能性【中】となっています。

また、1日(土)は範囲が北へ広がり
関東や北陸、東北や北海道の太平洋側の広い範囲で
大雨警報の可能性【中】となっています。

晩秋となり、大雨の頻度は減ってきていますが、
季節外れの大雨による土砂災害などに警戒が必要です。

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最後に週間天気です。

北日本や北陸は3連休中は曇りや雨のぐずついた天気が続くでしょう。

関東より西では、連休後半の11月2日(日)〜連休明けの4日(火)にかけて
カラッとした爽やかな秋晴れが広がる見込みです。

晴れる朝は気温が下がり、冷え込みます。
朝晩と日中との気温差にご注意ください。

11月5日(水)〜6日(木)は
西〜東日本を中心に雨が降るでしょう。

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2025/10/30 07:54

きょう30日は広く秋晴れ あす31日は晴天から一転、西〜東日本の広範囲で本降りの雨に


きょう30日(木)の本州付近は移動性高気圧に覆われて、多くの地域で秋晴れとなるでしょう。空気が乾燥するため、日中は洗濯物がよく乾くでしょう。洗濯物はきょう30日の内に片づけておくのがベストです。

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秋晴れをもたらす移動性高気圧は、次第に日本の東海上に離れる見込みです。北海道、四国、九州南部では、今夜にかけて天気が下り坂となりそうです。

北海道は今夜、前線が近づき、天気が崩れて雨の降る所があるでしょう。北海道はあす31日も日本海側を中心に前線の影響を受けやすく、雨の所がありそうです。三連休初日となる1日(土)は太平洋側を中心に大荒れの天気となるため、今後の気象情報にご注意ください。

四国、九州南部では今夜にかけて、高気圧後面の湿った空気の影響を受けるでしょう。次第に天気が下り坂となり、遅い時間に雨の降る所がありそうです。
また、今夜までに華中付近で前線が発生し、あす31日にかけて前線が西から近づいてくる見込みです。あす31日の朝までには前線上の四国沖付近で低気圧が発生し、発達しながら本州南岸を東に進むでしょう。

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このため、あす31日(金)は、晴天から一転して、西日本から東日本の太平洋側を中心に広い範囲で雨となるでしょう。西日本では朝から本降りの雨となり、午後は雨の範囲が東日本にも広がってくる見通しです。局地的に雷を伴う激しい雨となる所があり、土砂災害や低い土地の浸水などに十分な注意が必要です。

西日本では雨脚の強まる時間帯が通勤通学時、東日本では帰宅時間帯と重なる可能性があります。あす31日は、最新の気象情報だけでなく、最新の交通情報もよく確認するようにしておきましょう。

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2025/10/29 22:23

本州の山々から続々届く冬の便り 蔵王山や白山などで初冠雪を観測


きのう28日(火)、冬型の気圧配置に伴って上空約1500m付近0℃未満の寒気が本州まで南下、標高の高い山岳では雪が降った所がありました。

きょう29日(水)、東北から関東甲信、北陸にかけての標高の高い山々では、雪化粧した様子が確認された所がありました。東北地方では蔵王山や朝日岳など、関東甲信では武尊山や東方連山、北陸では立山や白山など、計8地点で初冠雪の観測が発表されました。関東と北陸では今季初めての初冠雪の観測となり、多くの地点で昨年より10日程度早い初冠雪となりました。


■初冠雪観測地点(きょう29日発表)
仙台 蔵王山  平年より1日遅く、昨年より9日遅い
前橋 武尊山  平年より9日早く、昨年より9日早い
富山 立山   平年より17日遅く、昨年より10日早い
山形 雁戸山  平年より4日早く、昨年より9日早い
山形 瀧山   平年より5日早く、昨年より9日早い
山形 朝日岳  平年より4日遅く、昨年より9日早い
金沢 白山   平年より8日遅く、昨年より10日早い
長野 東方連山 平年より4日遅く、昨年より9日早い

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2025/10/29 14:11

黒潮大蛇行終息後も余波はつづく 海面水温の変化は【海洋のまとめ2025年10月19〜25日】


気象庁と海上保安庁は、黒潮大蛇行が
2025年4月に終息したとの判断を発表しています(2025年8月29日発表)。

しかし、JAMSTECの黒潮ウォッチによると、
黒潮大蛇行の余波は続いているとの見解を示しています。

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黒潮は四国から紀伊半島にかけて近づいており、
その後八丈島の南を流れています。

海面水温の分布も黒潮が南に蛇行する
伊豆諸島付近で低くなっています。

以下、海洋のまとめ(2025年10月19〜25日)です。

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■気圧配置と波
期間を通して、本州南岸〜日本の南に前線が停滞し、
19日〜24日は大陸に優勢な高気圧が停滞していた。

20日、大陸で高気圧の勢力が強まった。
高気圧縁辺の北東風が卓越する日本海域と黄海付近で波高3m、東シナ海で波高4mとしけた海域があった。

21〜24日、本州南岸の前線と大陸の高気圧の間で気圧の傾きが大きくなり、北〜東よりの風が強まった。
南西諸島と西日本〜東日本の太平洋側は波の高い状態が続き、
22日は波高4mを超えのしけ、
23日は、四国沖で波高6mの大しけとなった。

25日、大陸で停滞していた高気圧が移動性となり、
太平洋側の高い波は次第におさまった。

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■海面水温
日本海域の海面水温は、平年よりかなり高い海域が縮小し、平年並みの海域が拡大。
日本海中部の大陸側では、平年より低い海域が拡大した。

東シナ海も、平年よりかなり高い海域が縮小し、
平年より高い海域が広がった。

太平洋側は、平年より高い海域が縮小し、
伊豆諸島近海では平年並みの海域が拡大した。

三陸沖は、引き続き平年より高い状態が続いた。

一方、千島の南は平年よりやや低い海域が継続。
オホーツク海は平年並みの海域が続いた。

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2025/10/29 12:00

11月は荒天でスタート 3連休前半は関東などで警報級大雨、暴風の所も 交通機関に影響も【週間天気】


きょう10月29日(水)は、日本海に中心をもつ高気圧に覆われ、
西〜東日本は晴れている所が多くなっています。

一方、北海道の上空には強い寒気が流れ込んでおり、
雨や雪の降っている所があります。

北海道の積雪は、昨夜〜けさに比べると減少傾向ですが、
午前11時現在も上川町層雲峡では20?、
旭川市で4cm、夕張市で9cmの積雪が残っています。


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今夜にかけて高気圧の中心が東北地方へ移動し、
北海道の雪は、午後は次第に弱まる見込みです。

あす30日(木)の日中いっぱいは高気圧の圏内で晴れる所が多いですが、
あすの夜になると高気圧の縁を回る湿った空気が流れ込み、
九州などでは雨が降り出すでしょう。


あさって31日(金)には大陸から前線がのび、
午前中は西日本で雨が降り、
午後は東日本でも雨の降る所が多くなる見込みです。

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31日(金)〜1日(土)にかけては、
前線上に発生する低気圧が発達しながら
東日本付近を通過する見込みで、東日本〜北日本は、
11月のスタートは雨風強まる「荒れた天気」となりそうです。


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きょう29日(水)の時点で、11月1日(土)は
関東から北海道にかけて広く「警報級大雨」が予想されており、
北日本では暴風警報が発表される可能性があります。

3連休中で遠方などに移動される方も多いと思いますが、
特に北日本や東日本では
大雨や暴風で交通への影響が出ることも考えられます。

お出掛けの際は最新の気象情報と交通情報もご確認下さい。


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最後に、週間天気です。

西〜東日本では、2日(日)〜3日(月)は
移動性の高気圧に覆われて晴れる所が多いでしょう。

日中は20℃前後まで気温が上がり、
連休後半は、過ごしやすい陽気となりそうです。

北日本や北陸は連休中は雨の所が多いですが、
4日(火)は、晴れ間が戻るでしょう。

ただ、5日(水)は、早くも西からは天気は下り坂で、
再び西日本から雨の降る所が多くなる見込みです。

この先は、晩秋らしく天気は周期的に変化しそうです。

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2025/10/29 06:00

きょう29日(水)の天気 広く晴れて日差しが届く 日本海側も天気は回復へ


きょう29日(水)は、日本付近は高気圧に覆われる見込みです。西高東低の気圧配置は解消へ向かい、北日本でも天気は徐々に回復へと向かうでしょう。

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北日本や北陸では午前を中心に雲が広がりやすく、昼頃まで雨や雪の残る所があるでしょう。午後にかけては次第に雨や雪の範囲は縮小し、日差しの戻る所がありそうです。日中は昨日より気温は上がり、やや寒さは解消しそうです。

関東から九州にかけては高気圧に覆われ広い範囲で晴れるでしょう。日中は20℃前後の所が多く、過ごしやすい体感となりそうです。朝晩は冷え込むため、外出の際は服装選びにお気を付けください。

沖縄では次第に日差しの届く時間がありますが、午前を中心ににわか雨の可能性があるため急な空模様の変化に注意して下さい。

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2025/10/28 23:58

天気と気温のまとめ(10月19日〜10月25日)寒気南下 北海道では各地で初雪を観測


2025年10月19日〜10月25日にかけての天気と気温のまとめです。

【今期間の天候について】
■気圧配置の特徴
 19日、発達した低気圧が千島近海を東進。低気圧からのびる前線が本州の南〜東シナ海へのび停滞した。20日、大陸から上空に強い寒気を伴う高気圧が本州付近に張り出した。本州付近は西高東低の気圧配置。台湾付近から本のはるか東にかけて前線がのび停滞。21日、シベリアに中心を持つ高気圧が北日本方面に張り出し、寒気が南下。台湾付近から本州の南、の本のはるか東にかけて前線がのび、本州の南で前線停滞。22日、大陸のシベリア高気圧が本州付近に張り出し、北日本付近に上空の寒気が停滞。本州の南には秋雨前線が停滞。熱帯低気圧が先島諸島の南で停滞。23日、前線が東シナ海〜日本の東に停滞。大陸のシベリア高気圧が本州付近に張り出した。24日、前線が東シナ海〜日本の南に停滞。高気圧が沿海州から日本海へ移動。25日、高気圧が千島の東を南東へ移動。前線が東シナ海〜日本の南に停滞した。

■降水
 19日、台風24号から前線に向かう湿った空気の影響で南西諸島を中心に雨雲が活発化し、先島諸島では激しい雨となった。20日、日本海側は、大気の状態が不安定となり、北海道や北陸、山陰などで雨。北海道では稚内や旭川、網走で初雪を観測。21日、北海道〜東北北部の日本海側で雨、一部東北でも標高の高い所では雪に。また、前線の雨雲が関東〜九州・沖縄地方の太平洋側で広がった。22日、北海道は、上空の寒気の影響で雨や雪。一方、南西諸島では警報級の大雨となり、沖縄県波照間の24時間雨量は、観測史上最大となる478.0mmを記録した。23日、前線が停滞する沖縄は非常に激しい雨を観測した地点があった。また、九州南部にかけても雨が降った。24日、前線が停滞する南西諸島では断続的に雨。関東も高気圧を回る湿った空気の影響で朝から弱い雨が断続的に続いた。25日、湿った空気の影響で引き続き南西諸島では雨。鹿児島県奄美市笠利で38.0mm/hの激しい雨を観測。

■気温
 19日、前線が本州の南に南下。東〜西日本では暖気の影響が弱まった。また、日本海側では北風が吹き、前日に比べ気温が低下。20日、北海道上空には初冬の空気が流れ込み、旭川の最高気温は7.6℃、札幌では10.1℃となった。21日、北海道上空には初冬の空気が流れ込み、青森や盛岡で初冠雪。22日、上空の寒気、本州の南にのびる前線の影響で多くの所で曇りや雨。気温は上がらず、東京都心の最高気温は未明1時ごろに観測した15.4℃で、日中は12月並みの寒さとなった。23日、前線が南下、東北〜西日本にかけて日差しが戻り前日に比べ気温が上がった。西日本では真夏日地点となった所も。24日、関東は断続的に雨が降り続き、気温は上がらず。東京都心は11月中旬並みとなる16.9℃を観測した。25日、西〜東日本、東北にかけて雨が降り、各地で気温の上りは鈍かった。関東は北寄りの冷たい風が吹きつけ、最高気温は今季最も低い13.5℃と12月中旬並みの気温となった。

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■今期間(10月19日〜10月25日)の天候のまとめ
 平均気温は、上空の寒気の影響を受けた北日本で平年よりかなり低く、札幌や網走では平年より3.7℃ほど低かった。一方、西日本では暖かい空気に覆われやすく、平年より高い地点が多かった。
 降水量は、寒気の影響で北海道の日本海側で平年より多かった。また、日本の南に停滞した前線の影響で、西日本の太平洋側から南西諸島にかけて平年より多く、先島諸島では平年の10倍を超える大雨となった。
 日照時間は、上空の寒気や、暖かく湿った空気の影響で全国的に雲が広がりやすく、平年並みか平年より少ない地点が多かった。東日本〜西日本の太平洋側では平年より低く、東京では平年の1割ほどの日照時間となった。

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