予報士通信講座
平成16年 第23回 学科試験 専門知識 問6
"数値予報モデルは、実際の大気現象を分解能の範囲内で精度よく表現するようにつくられているが、様々な制約により予測結果の精度に限界がある。
次の(a)〜(d)はこれらの制約からくる限界を、また、A〜Dはそれによって予測が困難である現象を示している。これらの組み合わせとして最も適切なものを、下記の@〜Dの中から一つ選べ。
[モデル上の制約]
(a)分解能による限界 (b)初期値に含まれる誤差の成長による限界 (c)地表面状態の表現の不十分さによる限界 (d)物理過程の不完全さによる限界
[予測が困難な現象]
A:総観スケールの現象の1か月後の予測 B:水平格子間隔が10kmのモデルでの個々の積乱雲の予測 C:雨滴の蒸発を含まないモデルでの下層冷気塊の生成の予測 D:土地被覆状態を考慮しないモデルでの都市部の気温予測
"