予報士通信講座
平成17年 第25回 学科試験 専門知識 問12
"台風の接近・通過によって発生する高潮災害について述べた次の文(a)〜(d)の正誤について、下記の(1)〜(5)の中から正しいものを一つ選べ。
(a)台風に伴う強風や暴風によって海水が海岸に寄せられ、海岸付近の潮位が高くなることがあり、これを吹き寄せ効果という。台風の中心が遠く離れていても、強い海上風が吹く場合には吹き寄せ効果により潮位が上昇することがある。
(b)台風の接近に伴う気圧の低下により、海岸付近の潮位が高くなることがあり、これを吸い上げ効果という。台風の中心気圧が低いほどその効果は大きい。
(c)台風の接近しやすい夏から秋にかけては、1年の中で最も平常時の潮位が高い時期にあたるため、同じ規模や強さをもった台風でも、他の時期に比べて高潮の災害が発生しやすい。
(d)気象庁では、高潮による災害が発生する恐れがある場合には、担当する予報区の海岸における天文潮位からの差を発表の基準として高潮警報・注意報を発表する。"












スマートフォンサイトはこちら
モバイルサイトはこちら










