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2025/03/03 14:33
九州南部・奄美地方 春一番
きょう3日(月)ひな祭、午前11時頃、鹿児島地方気象台は九州南部・奄美地方で「春一番」が吹いたと発表しました。
きょう3日(月)、前線が九州を南下し、この前線に向かって九州南部・奄美地方では、南寄りの風が強まりました。
気温も高くなった所が多くなりました。
各地の最大瞬間風速(正午まで)は、宮崎県宮崎で22.8m/s、鹿児島県肝付前田で22.2m/sなどとなっています。
春一番とは、冬から春への移行期に、初めて吹く暖かい南よりの強い風のことです。
気象庁の定義では、2月4日ごろの立春から3月21日ごろの春分までの間に、低気圧が発達し、初めて南よりの毎秒8メートル以上の風が吹き、気温が上がる現象としています。
このように、春一番の発表には、期間や気圧配置、風向、風速、最高気温などの条件があります。
風速や最高気温などの条件は、地方によって多少異なります。
春一番と聞くと、春の訪れを告げる穏やかな天気をイメージされる方もいるかと思います。
しかし、春一番は春の嵐とも言えます。
立春を過ぎると、西高東低の冬型の気圧配置から、低気圧が発達しながら日本海を進むことが増えます。
この低気圧に向かって吹き込む強い南風が春一番です。
この強い南風は、竜巻などの突風を伴うこともあり、注意が必要です。












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