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2025/03/13 14:30
【海面水温】三陸沖は平年比+3℃、北海道南東方沖は+5℃高く(海洋のまとめ・2025年3月2日〜8日)
日本海域では西部を中心に海面水温が平年を下回る日も出てきました。
しかし、三陸沖や北海道南東方沖では平年を大きく上回る高い海面水温が続いています。
最新の海洋のまとめです。(2025年3月2日〜8日まで)
■気圧配置と波
2日、前線が大陸からのびて本州付近で停滞。
大陸の高気圧との間で風が強まり、
夜は日本海域で広く波高3m前後。
3〜4日、本州南岸に前線が停滞。
等圧線が混み合った状態が続いた。
対馬近海を中心に波高4mを超え、しけた。
4〜5日、前線上の低気圧が本州南岸を東進。
4日夜は潮岬沖を中心にしけた。
6日、前線を伴った低気圧が発達しながら三陸沖を北東進。
三陸沖はしけが続いた。
7日、日本付近は西高東低の気圧配置。
太平洋側で波の高い状態が続いた。
8日、本州付近は移動性の高気圧に覆われた。
日本周辺海域の波は次第に穏やかになった。
■海面水温
日本海の海面水温は、
北部や中部では、ほぼ平年並みの状態が続いたが、
西部では、平年よりやや低い海域が拡大した。
東シナ海〜南西諸島近海でも、平年並みか、やや低い海域が拡大。
太平洋側は黒潮が離岸する足摺岬〜潮岬沖で、
平年より低い状態が継続した。
黒潮続流は、三陸沖まで北上した。
三陸沖の海面水温は平年よりかなり高く、最大で3℃高かった。
北海道南東方沖も平年より最大で5℃高かった。
オホーツク海〜千島近海は海氷が接岸している。












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