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2025/03/26 14:15

三陸沖や北海道南東方沖は依然として高い海面水温が続く【海洋まとめ(2025年3月16日〜22日)】


三陸沖の海面水温は、先月と比べると、やや低くなったものの、
依然として、平年よりも3℃以上高い状態が継続している。

以下、海洋のまとめ(2025年3月16日〜22日)です。

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■気圧配置と波
16日、前線を伴った低気圧が本州南岸を発達しながら東進。
太平洋側は夜にかけて広く波高4mを超え、しけた。

17日、低気圧がさらに発達しながら三陸沖を北東進。
日本周辺海域は広くしけとなり、
三陸沖では波高6mを超え、大しけとなった。

18日、朝鮮半島付近に低気圧が発生し、西日本に接近。
夜は東シナ海〜日本海西部で波高3m。

19日、別の低気圧が関東付近を東進。
夜は関東の東で波高6mと大しけとなった。

20〜22日、大陸から高気圧が張り出し、日本の南を覆った。
日本海域は、大陸の低気圧との間で西風が強まり、波が高まった。

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■海面水温
日本海の海面水温は、北部や中部の大陸側で
平年よりやや高く、西部では平年並みかやや低かった。

東シナ海〜南西諸島近海は、平年よりやや低い海域が拡大。

太平洋側は黒潮が離岸する
足摺岬〜潮岬沖を中心に平年より低い状態が続いた。

黒潮続流は、三陸沖まで北上。
三陸沖の海面水温は平年よりかなり高く最大で3℃高かった。
北海道南東方沖も平年より最大で4℃高かった。

オホーツク海〜千島近海の海氷は、面積が次第に縮小した。

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