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2025/04/13 19:30
大陸から黄砂が飛来 見通しの悪化や呼吸器疾患の悪化などに注意
きょう13日午後5時の気象衛星画像(トゥルーカラー再現画像)を見てみますと、日本海西部、朝鮮半島、東シナ海にかけて、薄く茶色っぽいぼんやりとした霞がかかっている様子が写されています。
これは中国大陸から飛来した黄砂で、上空の偏西風に乗って、今夜からあすにかけて西日本や南西諸島を中心に広く飛来する見通しとなっています。
あす朝9時の黄砂の予想を見てみますと、本州では九州、中国・四国地方を中心に濃度の高い黄砂が飛来する見通しです。所によっては、水平視程(水平方向で見通せる距離)が5km未満になる可能性があります。視程が5km未満の場合は交通への障害が発生する可能性があるため注意が必要です。また、洗濯物への砂の付着が目立つようになるため、洗濯物は外に干さず、部屋干しにしておきましょう。
西日本では、昼前から大気の状態が不安定となって雨や雷雨となる可能性があるため、砂混じりの雨となる可能性もありそうです。車などへの汚れの付着に注意して下さい。
黄砂は少しずつ東日本にも飛来し、あす14日からあさって15日にかけて関東や東海地方でも空がうっすら霞むことがありそうです。
花粉に加えて黄砂が飛来することで、敏感な方は症状が悪化する可能性もあります。花粉症や呼吸器官の疾患を抱えていらっしゃる方は、15日にかけてマスク等の対策をしっかりとしておくのが良いでしょう。












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