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2025/05/08 21:08
最新1か月予報 5月中旬以降は蒸し暑い体感に 関東や東海では降水量が多い予想
きょう8日(木)、気象庁より向こう1か月間の天候の見通しとなる、最新の1か月予報が発表されました。
向こう1か月平均の海面気圧は、日本の南で高く、日本の南東海上で高気圧の張り出しが強まる時期がある見込みです。また、上空約1500m付近では、日本付近は暖かい空気に覆われやすく、広範囲で平年より高くなる予想です。
これらの影響により、本州付近は期間を通して平均気温が平年よりも高くなるでしょう。特に14日以降は、全国的に「10年に一度レベルの高温」になる恐れがあるとして、気象庁より「高温に関する早期天候情報」が発表されています。
また、日本の南東海上の高気圧の縁を回る湿った空気の影響を受け、関東、東海などの東日本太平洋側の地域を中心に雨の日が多くなり、降水量は平年よりも多くなるでしょう。西日本から東日本の日本海側は、平年並みか平年より多い降水量となりそうです。北日本は数日周期で天気が変わり、降水量は平年並みの予想です。
西日本、東日本では、晴れる日は30℃以上の真夏日となる所が出てくるでしょう。北日本でも、25℃以上の夏日となる日がありそうです。西日本、東日本を中心に、5月中旬以降は「蒸し暑い」日が増えてくる見通しです。熱中症への対策はもちろんですが、食品の管理などにもご注意ください。
沖縄・奄美は平年と同様に雨が降りやすいでしょう。沖縄の梅雨入りの平年は5月10日頃、奄美では5月12日頃です。梅雨入りが近いので、大雨の対策を早めに行ってください。