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2025/05/22 11:56
沖縄地方ようやく梅雨入り 梅雨前線停滞 梅雨入り早々 警報級の大雨の恐れも
きょう22日(木)、気象庁は沖縄地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
沖縄地方では、平年より12日遅く、昨年より1日遅い梅雨入りです。
今月16日(金)に九州南部で、19日(月)に奄美地方で梅雨入りの発表がありました。
沖縄地方が、奄美地方より後に梅雨入りするのは、2019年以来の6年ぶり、九州南部より後になるのは、1976年以来の49年ぶりのことです。
沖縄地方は、梅雨前線や梅雨前線に流れ込む湿った空気の影響で、曇りや雨のぐずついた天気となっています。
この先1週間も、梅雨前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多くなる見込みです。
このため、沖縄地方は、きょう5月22日(木)頃に梅雨入りしたと見られます。
■梅雨入り早々 警報級の大雨の恐れも
前線は東シナ海から日本の南を通り、日本の東にのびています。
あす23日(金)にかけて、前線は南西諸島付近に停滞する見込みです。
沖縄本島地方と大東島地方では、前線や前線に流れ込む湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
特に、きょう22日(木)は局地的に1時間に40mmの激しい雨の降る恐れがあります。
あす23日(金)正午までの24時間降水量は、多い所で60mmの予想です。
雨雲の発達の程度によっては、警報級の大雨となる恐れがあります。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
また、沖縄本島地方と大東島地方では、あす23日(金)にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意してください。
梅雨は季節現象であり、その入り明けは、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。
梅雨の時期に関する気象情報は、現在までの天候経過と1週間先までの見通しを基に速報として発表する情報です。
後日、春から夏にかけての実際の天候経過に基づいて、梅雨入りと梅雨明けの時期を総合的に検討し確定しています。