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2025/05/30 05:11
最新1か月予報 西日本太平洋側で降水量多く、6月後半ほど蒸し暑い日が続く見通し
29日、気象庁より、向こう1か月間の天候の見通しとなる、最新の1か月予報が発表されました。
数値予報の予測結果によれば、本州南岸付近には、平年と同様に梅雨前線に対応する等圧線のくびれが予測されています(図の赤破線部)。西日本、東日本の太平洋側を中心に低気圧や前線の影響を受けやすい時期がある見通しです。
上空約1500m付近の平均気温は、華北から黄海付近で低い一方、カムチャッカ半島付近、北日本付近を中心に平年より高いと予測されています。このため、日本付近は暖かい空気に覆われやすく、平年より気温が高くなる見通しです。
この先の1か月間は、西日本中心に寒暖差が大きくなり、期間の後半ほど気温が高く、蒸し暑い傾向となるでしょう。
6月のはじめは、上空の寒気の影響で西日本、東日本で平年より低い気温傾向となりそうです。
その後は全国的に平年より高い気温傾向となり、6月後半にかけて蒸し暑い日が多くなるでしょう。
寒暖差が大きくなりやすいので、体調管理や服装選びに注意して下さい。また期間の後半は、熱中症への注意が必要です。晴れ間の出る日だけでなく、曇りや雨の日で気温が高い日でも暑さ対策を心がけた方が良いでしょう。
期間の後半は、平年と同様に曇りや雨の日が多くなり、本州付近は各地で梅雨入りが進むでしょう。降水量は北日本、西日本太平洋側を中心に平年より多くなり、場所によっては梅雨入り前から大雨の可能性がありそうです。本格的な梅雨の季節が始まる前に、早めの大雨の備えをしておきましょう。