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2025/06/10 20:26
【近畿地方】土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意
日本の東海上から東日本・西日本を通り東シナ海には梅雨前線が伸びています。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、九州北部では大気の状態が非常に不安定となっています。
現在、東北南部から九州地方にかけて雨雲が広がり、大分県では大雨警報の発表されている地域があります。
[雨の実況]
降り始め(9日06時)から10日15時までの降水量(アメダスによる速報値)
滋賀県
大津市萱野浦 68.0ミリ
甲賀市信楽 62.0ミリ
京都府
長岡京 71.0ミリ
京田辺 70.5ミリ
大阪府
枚方 73.0ミリ
生駒山 73.0ミリ
兵庫県
西宮 77.0ミリ
神戸空港 76.0ミリ
和歌山県
田辺市護摩壇山 118.0ミリ
田辺市本宮 90.0ミリ
梅雨前線は、10日は西日本に停滞し、11日はゆっくりと南下する見込みです。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、近畿地方では大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
近畿地方では、11日夕方にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
竜巻などの激しい突風や落雷にも注意してください。
[雨の予想]
10日から11日にかけて予想される1時間降水量は多い所で、
近畿北部 20ミリ
近畿中部 30ミリ
近畿南部 30ミリ
10日18時から11日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
近畿北部 50ミリ
近畿中部 120ミリ
近畿南部 120ミリ
[防災事項]
近畿地方では、11日昼前にかけて局地的に雷を伴って激しい雨が降るでしょう。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
前線の活動が予想より活発になった場合は、11日夕方にかけて警報級の大雨となる可能性があります。
竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。