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2025/06/12 11:49
台風+熱帯低気圧=梅雨前線を活発化 警報級の大雨が長期間つづく所も【週間天気】
きのう11日(水)の朝、「台風1号(ウーティップ)」が南シナ海で発生し、
その後、昼過ぎにはフィリピンの東で「熱帯低気圧」が発生しました。
日本から見るとかなり離れた所にある「台風1号」ですが、
台風や熱帯低気圧の周辺の非常に暖かく湿った空気が
日本に停滞している梅雨前線に向かって次々に流れ込む見込みです。
熱帯由来の暖湿気が、梅雨前線の活動が活発にさせ、
前線が長く停滞する西日本を中心に、大雨が長く続く恐れがあります。
きょう12日(木)は次第に梅雨前線が九州地方を北上するでしょう。
きょう午後3〜6時の3時間積算降水量を見てみると、
長崎や佐賀、福岡など九州北部を中心に
赤色の活発な雨雲がかかる予想です。
夜にかけて雷を伴った激しい雨が降り、
土砂災害や河川の増水などに注意・警戒が必要となります。
あす13日(金)になると熱帯低気圧の北上に伴い、
梅雨前線も朝鮮半島付近まで北上する予想です。
今の所、韓国の釜山など朝鮮半島の南部に
線状に連なる発達する雨雲が予想されていますが、
前線の南北への振動があれば、活発な雨雲が
九州など西日本にかかる可能性もあります。
梅雨時期の雨の予想は細かく変わっていきますので、
今後も最新の雨の情報にご注意下さい。
きょう12日(木)〜あす13日(金)は九州北部や四国で、
14日(土)〜15日(日)は、九州や中国・四国地方の広い範囲で
警報級の大雨が続く予想です。
鹿児島など九州では、これまでの大雨で
すでに地盤が緩んでいる所が多くあります。
今後も少しの雨でも土砂災害などに警戒が必要です。
急な斜面や崖から離れて過ごしてください。
14日(土)〜15日(日)は一気に梅雨前線が北上し、
まだ梅雨入りしていない東北地方でも雨となる見込みです。
北日本では、17日(火)頃まで雨が続きますが、
西〜東日本では、来週は次第に晴れ間が戻るでしょう。
梅雨の晴れ間としては「かなりの高温」となる見込みで、
18日(水)は名古屋で35℃と猛暑日が予想されています。
大雨の後は、熱中症に十分注意が必要となりそうです。












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