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2025/06/20 22:52
最新1か月予報 西日本・東日本で降水量少なく、全国的にかなり暑くなる見通し
19日(木)、気象庁より、向こう1か月間の天候の見通しとなる、最新の1か月予報が発表されました。
数値予報による予測結果によりますと、1か月平均の海面気圧は、日本付近から東海上にかけて、太平洋高気圧が強く予想されています。
一方、オホーツク海付近の気圧は平年より低く予想され、北日本日本海側を中心に太平洋高気圧の縁を回る湿った空気が流れ込みやすく、前線や低気圧の影響を受ける時期があるでしょう。
上空約1500m付近の気温は、北日本を中心に、全国的にほぼ平年よりも高い予想です。
期間のはじめ、梅雨前線が北日本から日本海付近に停滞しやすく、本州付近へ少しずつ南下するでしょう。北・東・西日本は梅雨空が戻って曇りや雨の日が多くなり、特に北日本では梅雨前線に伴う活発な雨雲の影響で、21日から23日頃にかけて総雨量が多くなる恐れがあります。土砂災害や低い土地の浸水などに十分な注意が必要です。
ただ、トータルで見ると、西日本や東日本では太平洋高気圧の勢力が強まる予想の為、晴れの日が多く、降水量は平年より少なくなる見通しです。北日本では、ほぼ平年並みでしょう。そのため、本州付近では早い所で7月上旬に梅雨明けの発表となる可能性がありそうです。
この先の平均気温は、全国的に軒並み高くなるでしょう。19日(木)に気象庁より発表された「高温に関する早期天候情報」によれば、6月25日から7月3日頃にかけて全国的に「10年に一度レベル」のかなりの高温となる可能性が高く、その後も気温の高い状態が続くでしょう。熱中症にならないように水分補給や塩分補給を行い、適度な休憩を取り入れるなど、体調管理に十分注意してください。