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2025/06/26 12:34
元台風2号や前線の影響 突然の大雨に注意 週末から梅雨明け後のような晴天・猛暑つづく【週間天気】
日本海を東進する低気圧からのびる寒冷前線が、西日本を通過しています。
また、台風2号から変わった熱帯低気圧が、関東の東海上を北上しています。
特に、寒冷前線周辺で雨雲や雷雲が発達しており、
午前11時までの1時間降水量は20ミリを超え強い雨を観測しています。
近畿や東海、北陸地方で大雨警報の発表されている所があり、
夕方にかけて大雨による土砂災害や低地の浸水に警戒が必要です。
このあと夕方以降は活発な雨雲は東へ移り、東北など北日本にもかかる見込みです。
今、一旦天気が回復している所も、この後は突然の雷雨となる恐れがあり、
東日本や北日本でも1時間に30ミリ以上の激しい雨の降る恐れがあります。
今夜〜あす朝にかけては、
警報級の大雨となる範囲もかなり広く発表されており、
近畿〜北海道で警報級の大雨となる可能性があります。
局地的には、短時間で一気に大雨が降り豪雨となる恐れがあります。
都市部では排水が追い付かず、道路が川のようになったり、
アンダーパスが冠水したりすることも考えられます。
落雷や竜巻などの激しい突風も吹く恐れがあります。
雷鳴が聞こえたり、大雨が降ってきた場合は
無理に行動せず、頑丈な建物で過ごすようにしてください。
あす27日(金)の午後からは、本州付近は天気が回復に向かい、
28日(土)からは全国的に高気圧に覆われ
梅雨が明けたかのような晴天が広がるでしょう。
猛烈な暑さも戻り、西日本や東海を中心に猛暑日が予想されています。
気象庁からは「高温に関する早期天候情報」も発表されており、
29日(日)頃からは全国的に「かなりの高温」となる見込みです。
本来であればこの時期は、梅雨真っ只中で
猛暑日となる日は多くありませんが、
今年は、あまり梅雨が長続きせず、
梅雨の晴れ間は“猛烈な暑さ”となることが特徴です。
梅雨明け前ですが、週末以降は、
真夏と同様の暑さ対策をしてお過ごしください。