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2025/07/08 18:59
東京都心で今年最高気温を更新 猛暑日地点数は160地点以上
きょう8日(火)、本州付近は高気圧に覆われ、晴れて厳しい暑さとなりました。
きょう午後5時時点での真夏日観測地点数は762地点、猛暑日地点数は162地点を数えています。西日本を中心に猛暑日となり、午後5時時点のアメダス観測地点におけるランキングでは、上位10地点が37℃以上の最高気温を記録しており、体温を超えるような危険な暑さとなりました。広島県北広島町大朝では36.3℃、鹿児島県日置市東市来では36.4℃を観測し、観測史上最高値を更新しました。
東日本では、東京都心で日中の最高気温が35.8℃に達し、今年の最高気温を更新する記録的な暑さとなりました。
■主要都市の最高気温
札幌 29.2℃(最も暑い時期を上回)
仙台 33.1℃(最も暑い時期を上回る)
*東京 35.8℃(最も暑い時期を上回る)
名古屋 34.8℃(最も暑い時期を上回る)
大阪 34.1℃(8月上旬並み)
福岡 33.2℃(8月上旬並み)
那覇 31.9℃(7月中旬並み)
*:今年最高気温を更新
あす9日(水)も、西日本から東日本を中心に35℃前後となり、猛暑日となる地点が多くなりそうです。
あす9日(水)を対象とした熱中症警戒アラートでは、九州から東北の計23都県に対して発表されており、福島県、岩手県では今年初めての発表となります。盛岡の最高気温は35℃で猛暑日予想、京都や岡山では37℃の予想で、体温を超えるような危険な暑さになる恐れがあります。また、あす朝の最低気温も広い範囲で25℃を上回り、多くの地域で熱帯夜となりそうです。
熱中症のリスクが高まりますので、こまめな水分補給や塩分補給を心掛け、適度な休憩を取るようにしてください。また、夜間でも気温の高い状態が続きますので、昼夜問わず冷房を活用し、夜間の熱中症を予防するようにしてください。