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2025/07/14 20:34
東海地方 線状降水帯発生のおそれ 大雨災害に警戒を
日本海西部で低気圧がほとんど停滞しています。西日本の紀伊半島付近では、低気圧に向かって熱帯由来の非常に暖かく湿った空気が流れ込んでいます。きょう14日(月)午後8時10分現在、志摩半島付近を、発達した帯状の雨雲が通過しています。東海地方では、南寄りの暖かく湿った空気の影響で、静岡県付近で発達した雨雲が掛かり、雨脚の強まっている所があります。
今後、東海地方では、今夜からあす15日昼頃にかけて、1時間に50〜70ミリの雷を伴う非常に激しい雨の降る所があるでしょう。同じ場所で雨が続く可能性があり、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。
東海地方では、あす15日午後6時までに予想される24時間雨量が、多い所で250ミリに達する見込みです。その後17日頃にかけて大雨が続き、17日頃にかけて予想される総雨量は500〜600ミリに達する恐れがあります。
東海地方では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒して下さい。また、川の近くや土砂災害の危険のある地域にお住まいの方は、最新の気象情報や、自治体より発表される避難情報に注意して下さい。