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2025/07/15 07:51
関東甲信、東海地方 同じ場所で大雨が続く恐れ 大雨災害に警戒
低気圧が日本海西部をゆっくり進んでいます。また、日本の東海上には太平洋高気圧が張り出しています。
低気圧に向かう暖かく湿った空気と、太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気によって、東日本太平洋側では、東海地方を中心に非常に発達した雨雲が広がっています。
きょう15日午前7時40分の時点で、神奈川県や静岡県、山梨県で大雨警報や洪水警報の発表されている所があります。
東海地方では雷を伴う非常に激しい雨の降る所があり、きょう15日昼前にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる恐れがあります。
関東地方では15日、断続的に雨が降り、局地的に雷を伴う激しい雨となるでしょう。
雨雲が予想以上に発達した場合や、雨雲が掛かり続ける場合は、警報発表地域が拡大する場合があります。
あす16日も、東日本太平洋側では、南寄りの暖かく湿った空気の影響で、同じような場所で雨が降り続き、局地的に雷を伴う激しい雨や非常に激しい雨となる所がある見込みです。きょう15日から18日頃にかけての総雨量は、関東地方の多い所で400ミリ、東海では500ミリ以上に達する恐れがあります。
関東甲信、東海地方では、引き続き土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫などに警戒して下さい。
また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。
降雹のおそれもありますので、農作物の管理などにもご注意ください。