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2025/07/22 12:12
あす23日(水)北海道・史上初の40℃超えか 猛暑と寒気で広く大気不安定に【週間天気】
きょう22日(火)夜にかけても、本州付近は、
日本の東に中心をもつ太平洋高気圧に覆われる見込みです。
太平洋高気圧の胴体が「クジラ」に、
日本海に張り出した部分が「尾びれ」に見えることから
気象予報士の中では「クジラの尾型」と言われています。
この気圧配置になると、猛暑となることが多いため、
昔から「クジラの尾型」は注意が必要な気圧配置と言われています。
今回は、位置がさらに北に偏っており、
暖かい空気が、高気圧の縁を大きく回って北海道に流れ込む見込みです。
さらに、山を吹き降りるフェーン現象も加わって
道東を中心にあすにかけて猛烈な暑さとなる予想です。
あす23日(水)の予想最高気温の分布図を見てみると、
北見市や網走市などでは40℃を予想しており、
大空町や美幌町では41℃という表示もあります。
これまでに北海道内で観測された最高気温の記録は、
2019年5月26日に佐呂間町の39.5℃です。
もし予想通り、あす北海道内で40℃を超えると、
記録を更新し、北海道で史上初の40℃超えとなります。
熱中症の危険性が非常に高くなるため、
昼間の暑い時間は無理な外出は控え、
冷房も適切に使用するなど、十分な対策をとりましょう。
暑さは北海道だけではありません。
その他の地域でも猛烈な暑さが続きます。
特に西〜東日本は連日の猛暑日・夜は熱帯夜が続きます。
昼も夜も熱中症に注意が必要です。
天気マークを見ると、晴れマークが多いですが、
日中の昇温や上空の寒気の影響で、夕立も連日起こりそうです。
きょう午後3時の発雷確率を見てみると、
関東甲信地方を中心に紫色で確率がかなり高くなっています。
気温の上がる午後は、山沿いから雨雲や雷雲が発達してきそうで、
局地的には非常に激しい雨や雷雨となる見込みです。
午前中、晴れていても、午後は天気が急変に注意が必要です。
雨雲を流す中層の風が弱く、
同じ様な所で雨雲が停滞する可能性があります。
局地的には、1〜2時間の短い時間で道路が冠水するような
集中豪雨となる場所もありそうで、
場合によっては警報級の大雨となる恐れがあります。
山や川のレジャーは特に、空模様の変化に十分ご注意ください。












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