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2025/07/30 12:29
ほぼ停滞台風9号小笠原影響長引く 週末は関東に接近 警報級の高波・大雨・暴風の恐れも
■台風9号 高気圧に行く手を阻まれ 小笠原諸島影響長引く
■8月に入ると北上 伊豆諸島で警報級の高波・暴風・大雨
■その後関東の東へ 東海・関東も暴風域に入る恐れも
■台風9号 高気圧に行く手を阻まれ 小笠原諸島影響長引く
きょう30日(水)、午前9時現在、台風9号は強風域を伴いながら、父島の北でほとんど停滞しています。
台風9号は、本州付近を覆う背の高い勢力の強い高気圧の影響で、行く手を阻まれています。
あす31日(木)にかけて、父島の北でほとんど停滞するでしょう。
小笠原諸島では、まだ台風の影響が長引きそうです。
あす31日(木)にかけて、うねりを伴って大しけとなるでしょう。
予想される波の高さはきょう30日(水)は7m、あす31日(木)は6mです。
雨や風は、あす31日(木)明け方にかけてがピークとなるでしょう。
台風に向かって暖かく湿った空気の影響で、大気の状態が不安定となり、あす31日(木)明け方にかけて、雷を伴った激しい雨の降る所がある見込みです。
また、非常に強い風が吹き、最大瞬間風速は30m/sの予想です。
小笠原諸島では、あす31日(木)にかけて、うねりを伴った高波や土砂災害に警戒、強風や低い土地の浸水、河川の増水、落雷、突風にも注意してください。
■8月に入ると北上 伊豆諸島で警報級の高波・暴風・大雨
今後の台風9号の進路は、高気圧の勢力次第で大きく変わることも考えられます。
現時点での予報では、8月1日(金)頃から、ほとんど停滞していた台風9号は、北よりに進み始める見込みです。
予報円の中心を進めば、2日(土)頃には暴風域を伴って伊豆諸島近海に達するでしょう。
伊豆諸島では、南部ではあす31日(木)から高波に警戒が必要です。
8月1日(金)〜3日(日)は、伊豆諸島南部だけでなく、北部でも警報級の高波や暴風、2日(土)〜3日(日)は警報級の大雨となる恐れがあります。
■その後関東の東へ 東海・関東も暴風域に入る恐れも
その後は進路を北東に変え、3日(日)頃は関東の東へ進むでしょう。
まだ予報円が大きく、進路の予想に幅がありますが、東海や関東に台風が接近し、台風の暴風域に入る可能性があります。
台風の進路次第では、東海や関東、東北南部の太平洋側で波が高まり、関東、東北南部の太平洋側で暴風が吹き荒れるでしょう。
神奈川県や千葉県では警報級の大雨となり、荒れた天気となる恐れがあります。最新の台風情報にご注意ください。