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2025/08/06 08:00
日本海側は東北、北陸地方を中心に大雨災害に厳重な警戒を 関東から西では危険な暑さと天気の急変に注意
華北から日本海に前線がのび、朝鮮半島付近に位置する前線上の低気圧が東進しています。前線に向かって暖かく湿った空気が流入し、北陸地方では大気の状態が不安定となっています。
新潟県の佐渡市や新潟市、石川県能登地方などでは、きょう6日の朝までに激しい雨を観測し、午前7時30分までに大雨警報(浸水害・土砂災害)、洪水警報、土砂災害警戒情報が発表されている所があります。
前線上の低気圧は日本海を進み、あす7日にかけて北海道付近へと進む見通しです。東北地方や北陸地方では、きょう6日は断続的に雨が降り、局地的に雷を伴う非常に激しい雨になるでしょう。雨のピークは今夜から、あす7日の朝にかけてと見られています。同じような場所で強雨が続く恐れがありますので、東北地方から北陸地方では、土砂災害や河の増水、氾濫などの大雨災害に厳重に警戒してください。
関東から西の地域では引き続き厳しい暑さとなり、日中の予想最高気温は静岡で40℃、甲府、豊岡(兵庫県)で39℃など、危険な暑さとなる所があるでしょう。午後は大気の状態が不安定となり、山沿いや内陸を中心に局地的に雷を伴う激しい雨や、非常に激しい雨の降る所がありそうです。
特に関東甲信地方は、きょう6日午後6時の発雷確率が非常に高くなっています。山沿いだけでなく平野部でも急な雨雲、雷雲の発達に伴うゲリラ雷雨や、落雷や竜巻などの激しい突風が起きる可能性があります。
熱中症、天気の急変に注意して下さい。
また、あす7日は雨の範囲が北日本海から西日本の日本海側を中心に広がるでしょう。東日本から西日本の太平洋側でも、前線の南下に伴って雨の範囲が広がりそうです。あすは通勤通学時間帯に雨脚が強まる可能性がありますので、今後更新される最新の気象情報を確認するようにして下さい。