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2025/08/18 11:47
台風12号発生へ 上陸の恐れは? 沖縄から九州の西へ 激しい雷雨、強風や高波に注意【熱帯低気圧情報】
きょう18日(月)午前9時、気象庁は宮古島の南南東で発達中の熱帯低気圧について「12時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。
予想通り台風に発達すれば、8月に入り3つ目の台風で、台風12号と呼ばれることになります。
■熱帯低気圧 きょう18日(月)午前9時現在
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存在地域 宮古島の南南東約310km
中心位置 北緯22度10分 東経126度25分
移動 北北東 ゆっくり
中心気圧 1008 hPa
最大風速 15 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 23 m/s
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この熱帯低気圧は、今後12時間以内に台風へ発達し、きょう18日(月)の午後9時には、那覇市の南約240kmまで北上する見込みです。
その後、ゆっくりと北上を続け、あす19日(火)には沖縄本島付近を通過するでしょう。
既に、沖縄・奄美付近では、熱帯低気圧周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、局地的に雨雲が発達しています。
晴れていても急な強い雨や落雷、突風に注意してください。
そして、今夜日付が変わる頃には、台風本体の活発な雨雲がかかり始めるでしょう。
沖縄本島地方を中心に、あす19日(火)にかけて激しい雨の降る所がある見込みです。
雨雲の発達の程度によっては、警報級の大雨となるおそれがあります。
土砂災害や低地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
また、あす19日(火)から風が強まるでしょう。
沿岸の海域では、あす19日(火)にかけてうねりを伴い次第にしける見込みです。強風や高波に注意してください。
台風は、沖縄付近を通過後もそれほど発達することなく、ゆっくりと北上を続け、あさって20日(水)には東シナ海、21日(木)には九州の西に達する見込みです。
23日(土)にかけて、九州の西にほとんど停滞するでしょう。
九州に上陸する可能性は低いとみていますが、九州では、台風周辺の暖かく湿った空気の流れ込みが続き、雨雲が発達するおそれがあります。
急な強い雨や雷雨に注意してください。
また、23日(土)午前9時には、熱帯低気圧に変わる見込みです。