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2025/08/20 18:49

東北地方で線状降水帯発生のおそれ あす昼前にかけ大雨災害に厳重な警戒を


前線が北日本に停滞しています。また、低気圧が日本海北部にあり東進しています。
前線や低気圧に向かい暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、北日本では雷を伴って激しい雨や非常に激しい雨が断続的に降っている所があります。
特に東北北部では、きょう20日の最大24時間降水量が200mm以上となり、8月の平年の1か月の降水量を超える記録的な大雨となっている所があり、地盤の緩んでいる所や増水している河川があります。

あす21日には、前線が東北地方をゆっくり南下し、低気圧は千島近海へ進むでしょう。このため、北日本ではあす21日にかけて大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。
さらに、北日本ではその後も低気圧や前線の影響を受けやすく、24日(日)頃にかけて日本海側を中心に警報級の大雨となる可能性があります。

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【雨の予想】
北日本ではあす21日にかけて雷を伴い激しい雨や非常に激しい雨が降って大雨となり、特に東北日本海側では、総雨量が多くなるおそれがあります。
●予想される雨の量(多い所で)
きょう20日18時からあす21日18時までに予想される24時間降水量
  北海道地方     100mm
  東北地方      180mm
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性のある地域と期間は、以下のとおりです。
地域:東北地方(青森県、岩手県、秋田県)
期間:きょう20日夜遅くからあす21日未明にかけて

【防災事項】
東北地方ではあす21日昼前にかけて、北海道地方はきょう20日夜遅くにかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意が必要です。

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