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2025/09/03 11:39
関東で線状降水帯発生の恐れ 地下施設への浸水や道路の冠水も 大雨災害に厳重警戒
きょう3日(水)夕方から夜のはじめ頃にかけて、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京地方では、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる恐れがあります。
前線を伴った低気圧が日本の東を東進しており、前線が日本海西部から東日本や東北を通り、日本の東にのびています。
前線はあす4日(木)にかけて、東日本を南下するでしょう。
関東甲信では、きょう3日(水)は前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気や日中の気温上昇の影響で、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
きょう3日(水)昼過ぎから夜遅くにかけて、関東甲信では、雷を伴い滝のような非常に激しい雨の降る所があるでしょう。
きょう3日(水)の予想1時間降水量(多い所で)
関東北部 70ミリ
関東南部 60ミリ
甲信 50ミリ
あす4日(木)正午までの予想24時間降水量(多い所で)
関東北部 150ミリ
関東南部 150ミリ
甲信 80ミリ
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量の増える恐れがあります。
きょう3日(水)昼過ぎから夜遅くにかけて、関東甲信では、低地の浸水、河川の増水や氾濫、土砂災害に厳重に警戒してください。
山沿いだけでなく、平野部でも雨雲が発達する恐れがあり、地下施設への浸水や道路の冠水などが発生することも考えられます。