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2025/09/04 12:40

台風15号九州に接近四国に上陸か台風から離れた場所も大雨　線状降水帯発生の恐れも【台風最新進路予想】

■台風15号九州にかなり接近　あすは四国に接近・上陸か
■台風や前線　台風から離れた地域でも大雨の恐れ
■線状降水帯発生か九州、四国、東海であす昼過ぎにかけて

■台風15号九州にかなり接近　あすは四国に接近・上陸か
きょう4日(木)午前3時､奄美大島の東で台風15号(ペイパー)が発生｡
台風周辺の暖かく湿った空気の影響で､九州では大気の状態が非常に不安定となり､宮崎県都農町の都農では､午前3時26分までの1時間に71.0ｍｍの滝のような非常に激しい雨を観測しました｡

午前11時現在､台風15号は強風域を伴いながら､種子島の南を北上しています｡
台風の東側には暖かく湿った空気が広い範囲で流れ込んでおり､西日本から東日本の太平洋側を中心に所々で激しい雨や非常に激しい雨が降っています｡
また､台風の外側の活発な雨雲が､九州や四国を中心にかかり始めています｡

台風が予報円の中心付近を進みますと､きょう4日(木)昼過ぎからきょう4日(木)夜のはじめ頃にかけて九州南部にかなり接近､
あす5日(金)明け方から昼前に四国に最も接近し､上陸する恐れもあります｡
あす5日(金)にかけて､進路を東よりに変え､西日本から東日本の太平洋側沿岸を東に進むでしょう｡

■台風や前線　台風から離れた地域でも大雨の恐れ
西日本から東日本では､あす5日(金)にかけて､台風や太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気が流れ込み､大気の状態が非常に不安定となる見込みです｡
台風から離れた地域でも雷を伴った非常に激しい雨が降り､大雨となる恐れがあります｡
また､あす5日(金)には前線が北陸から東北南部にのびるため､北日本でも雨の強まるところがあるでしょう｡

あす5日(金)正午までに予想される24時間降水量(多い所で)
東北 120ｍｍ
関東甲信 150ｍｍ
北陸 120ｍｍ
東海 250ｍｍ
近畿 250ｍｍ
中国 120ｍｍ
四国 300ｍｍ
九州北部 200ｍｍ
九州南部 180ｍｍ

あさって6日(土)正午までに予想される24時間降水量(多い所で)
関東甲信 150ｍｍ
東海 100ｍｍ

■線状降水帯発生か九州、四国、東海であす昼過ぎにかけて
宮崎県や大分県では、きょう4日(木)昼過ぎから夜遅くにかけて、徳島県､愛媛県､高知県では、きょう4日(木)夕方からあす5日(金)朝にかけて、岐阜県､静岡県､愛知県､三重県ではきょう4日(木)夕方からあす5日(金)昼過ぎにかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。

九州南部､九州北部､四国､東海ではあす5日(金)にかけて､土砂災害､低い土地の浸水､河川の増水や氾濫に厳重に警戒し､近畿､関東甲信では注意･警戒してください｡