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2025/09/09 14:21
【秋雨前線活発化】あすにかけて警報級大雨の恐れ 来週にかけて雨が降っても「かなりの高温」
きょう9月9日(火)は、秋雨前線が
華中から日本海側沿岸を通って日本の東に伸びています。
前線に向かう暖かく湿った空気の影響で、
大気の状態が非常に不安定となっており、
西日本の日本海側では雨が強まり、落雷も観測しています。
前線は、あす10日(水)にかけて本州付近に
ほとんど停滞する見込みで、
大気の状態が非常に不安定な状態が続く見込みです。
あす10日(水)の午後4〜6時の雨の予想を見てみると、
西日本〜東日本にかけて前線に伴う帯状の雨雲がかかり、
所々で黄色や赤色の活発な雨雲がかかる予想です。
局地的な非常に激しい雨が降り、
九州〜東北にかけては警報級の大雨となる所がありそうです。
また、活発な雨雲の下では、
落雷や竜巻などの激しい突風が起こる恐れがあります。
先日の台風に伴う静岡県牧之原市などで発生した竜巻は、
台風自体はそれほど発達したものではありませんでしたが、
大気の状態が非常に不安定となり、
結果的に、国内最大級の竜巻と判断されました。
雷鳴や雷光が見えたら頑丈な建物に移動し、
寝ている間に雷雨が予想される場合は、雨戸をしめ、
窓がない部屋などでお休みするようにしてください。
この先、周期的に低気圧や前線が通過し、
度々雨が降る見込みです。
13日(土)〜14日(日)は北日本や東日本の日本海側で
低気圧の発達程度や前線の活動程度によっては
警報級の大雨となる恐れがあります。
あす10日(水)は、広い範囲で雨となるため、
蒸し暑さは続きますが、
猛暑日から解放される所が多くなるでしょう。
ただ、来週にかけても気温は、
平年よりかなり高い状態が続きます。
きのう気象庁から発表された早期天候情報によると、
9月14日頃からも全国的に「かなりの高温」となる予想です。
熱中症の危険性が高い状態が続きます。
引き続き、屋外での活動等ではこまめに水分をとり、
日傘などで日陰を確保するなど
熱中症対策を行い、健康管理に注意してください。
また、農作物や家畜の管理にも十分ご注意ください。