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2025/09/12 20:35
最新1か月予報 9月下旬も続く厳しい残暑、季節の進みはゆっくり
11日、気象庁より、向こう1か月間の天候の見通しとなる、最新の1か月予報が発表されました。

気象庁の数値予報モデルによる予測結果によれば、日本の東海上と、中国大陸で高気圧の勢力が強く予測されています。日本付近は、二つの高気圧に挟まれた気圧の谷となり、このため低気圧や前線の影響を受けやすくなると予想されます。上空約1500m付近は、全国的に平年よりも気温の高い状態が続き、この先の季節の進みはゆっくりとなりそうです。
12日、気象庁より「高温に関する全般気象情報」が発表されました。この先、高気圧に覆われる日、暖かい空気に覆われる日が続きやすくなる為、東日本では9月14日〜18日にかけて、西日本では15日〜17日にかけて、沖縄・奄美では16日にかけて気温の高い状態が続くとみられています。東日本、西日本では最高気温が35℃以上の猛暑日になるような所がある見込みで、沖縄・奄美でも最高気温が33℃以上の所がある見通しです。9月下旬にかけても平年よりも気温の高い状態が続きそうなので、引き続き、熱中症などの健康管理に注意して下さい。
この先の天気は、この時期らしく周期的な変化となるでしょう。低気圧や高気圧が交互に日本付近を通過する見通しで、北日本では、低気圧や前線の影響を受けやすく、平年よりも降水量が多くなると見られます。東日本、西日本の日本海側では、高気圧に覆われて晴れる日が多くなると見られています。
東日本、西日本では、降水量は平年並みの予想です。ただ、秋雨前線が停滞し、上空の寒気や湿った空気の影響を受けるときは、ゲリラ雷雨のような局地的な大雨となる場合があります。雨の降り方には注意が必要です。また、台風が本州付近に近づきやすい時期でもあるため、台風予想が発表される場合は、最新の情報をよく確認するようにしておきましょう。












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