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2025/09/13 17:24

広い範囲で雷を伴う激しい雨に注意・警戒。北海道では線状降水帯発生のおそれも


日本海には低気圧があって東北東へ進み、前線が東北地方と、日本海・朝鮮半島を通り黄海へのびています。
現在、日本付近には前線に向かう暖かく湿った空気が流入し、北日本から西日本にかけて、大気の状態が非常に不安定で、雷を伴い非常に激しい雨の降っている所があります。

低気圧は発達しながら、明日14日(日)にかけて、北海道地方を通過する見込みで、前線が14日にかけて本州付近にのびるでしょう。
北日本から西日本では明日14日(日)にかけて、低気圧や前線に向かう暖かく湿った空気の影響で、大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。

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北海道地方では13日夜のはじめ頃から14日明け方にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
また、北日本から西日本では14日にかけて、大雨に警戒・注意し、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。

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■■■雨の予想
北日本から西日本では14日にかけて、非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。

13日から14日にかけて予想される1時間降水量は多い所で、
 北海道 日本海側北部     50ミリ。
 北海道 日本海側南部     50ミリ。
 北海道 太平洋側西部     50ミリ。
 北海道 太平洋側東部     30ミリ。
 北海道 オホーツク海側北部  40ミリ。
 北海道 オホーツク海側南部  40ミリ。
 東北  日本海側       50ミリ。
 東北  太平洋側       40ミリ。
 関東  北部         20ミリ。
 関東  南部         30ミリ。
 甲信             30ミリ。
 北陸             50ミリ。
 東海             50ミリ。
 九州北部           50ミリ。

13日18時から14日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
 北海道 日本海側北部    150ミリ。
 北海道 日本海側南部    180ミリ。
 北海道 太平洋側西部    180ミリ。
 北海道 太平洋側東部    100ミリ。
 北海道 オホーツク海側北部 120ミリ。
 北海道 オホーツク海側南部 120ミリ。
 東北  日本海側      150ミリ。
 東北  太平洋側       80ミリ。
 関東  北部         50ミリ。
 関東  南部         50ミリ。
 甲信             60ミリ。
 北陸            120ミリ。
 東海            120ミリ。
 九州北部          120ミリ。

線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性のある地域と期間は、以下のとおりです。
 渡島・檜山地方 13日夜のはじめ頃から14日未明にかけて。
 石狩・空知・後志地方、胆振・日高地方 13日夜遅くから14日明け方にかけて。

■■■風の予想
13日から14日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)
 北海道 日本海側北部陸上    20メートル (35メートル)。
 北海道 日本海側北部海上    23メートル (35メートル)。
 北海道 日本海側南部陸上    18メートル (30メートル)。
 北海道 日本海側南部海上    20メートル (30メートル)。
 北海道 太平洋側西部陸上    16メートル (30メートル)。
 北海道 太平洋側西部海上    20メートル (30メートル)。
 北海道 太平洋側東部陸上    16メートル (30メートル)。
 北海道 太平洋側東部海上    23メートル (35メートル)。
 北海道 オホーツク海側北部陸上 20メートル (35メートル)。
 北海道 オホーツク海側北部海上 23メートル (35メートル)。
 北海道 オホーツク海側南部陸上 16メートル (30メートル)。
 北海道 オホーツク海側南部海上 23メートル (35メートル)。

■■■防災事項
北海道地方では14日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
北日本から西日本では14日にかけて、大雨に警戒・注意してください。
また、北日本から西日本では14日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。

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