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2025/10/10 12:06

【台風23号】近畿や関東など暴風警戒域に 台風+前線=接近前から大雨に 連休中のお出かけに影響も


きょう10月10日(金)午前9時現在で、
台風23号(ナクリー)は、南大東島の北東約190kmにあり、
北北西へ時速20キロで進んでいます。

中心気圧は1004hPaで、中心付近の最大風速は18m/s、
最大瞬間風速は25m/sとなっています。

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今後、暖かい海面を進み発達しながら北上し、
連休初日のあす11日(土)は、奄美地方に接近する見込みです。

その後は進路を東よりに変え、
12日(日)〜13日(月・祝)は日本の南を東に進むでしょう。

四国や近畿、東海や関東の太平洋側も
暴風の吹く可能性がある「暴風警戒域」がかかる予想です。

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今回の台風の特徴は、台風周辺の湿った空気が
本州付近に停滞する前線に向かって流れ込むため、
台風が近づく前から雨が強まることです。

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あす11日(土)正午の雨と風の予想を見てみると、
台風の中心は奄美の北東にありますが、
遠く離れた名古屋や東京、仙台にも雨雲がかかっています。

今回の台風は、八丈島で暴風や大雨の特別警報が発表された
台風22号と比べて、それほど強い台風ではないため、
暴風となるのは、台風の中心付近に限られそうです。

ただ、前線付近では風がぶつかり合うため、
風がやや強まることが考えられます。

台風が離れていても、強まる雨や風に注意が必要です。

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三連休中は全国的に台風や前線の影響でスッキリとしない天気の所が多いでしょう。

12日(日)は、九州南部や奄美地方で大雨となり、
土砂災害などに警戒が必要です。

また、日本海に停滞する前線に向かって
台風周辺の湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になるでしょう。

新潟など日本海側でも警報級の大雨となる恐れがあります。

12日(日)〜連休最終日の13日(月・祝)は
台風22号の被害を受けた伊豆諸島に
再び台風23号が接近する可能性があります。

伊豆諸島では再び、飛来物によって負傷したり、
走行中のトラックが横転するおそれのある
猛烈な風が吹く所がありそうです。

伊豆諸島では、不要不急の外出を控え、
屋内では窓から離れるなど暴風に厳重に警戒をしてください。

また、今後、さらに台風が発達したり、
進むスピードが変わったりする可能性があります。

西〜東日本の太平洋側は暴風警戒域に入っており、
三連休中の交通機関に影響の出る所もありそうです。

今後も最新の台風情報や交通情報をご確認ください。

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