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2025/10/14 15:19
いきなり冬将軍到来 北日本「かなりの低温」 来週は北海道の平地で「初雪ラッシュ」か【早期天候情報】
きょう10月14日(火)、気象庁は10月20日から28日の気温が
この時期としては、北海道や東北で「かなりの低温」、
一方、沖縄や奄美で「かなりの高温」となるとして
早期天候情報を発表しました。
この先の週間天気図を見てみると、
10月18日(土)〜19日(日)は、低気圧が急速に発達しながら
北海道付近を通過する見込みで、
北日本を中心に大荒れの天気や警報級の大雨となる可能性があります。
この低気圧が通過した後、
日本付近は「西高東低の気圧配置」となる見込みです。
低気圧の後ろ側には強い寒気が控えており、
来週前半には、北海道の上空に
平地で雪をもたらすほどの強い寒気が流れ込む見込みです。
18日(土)には低気圧に向かう暖かい空気が流れ込み
降るものは雨となる所が多いでしょう。
しかし、19日(日)には上空1500m付近で0℃の
山で雪をもたらす寒気が東北北部まで流れ込む見込みです。
さらに、20日(月)には平地で雪をもたらす寒気の
-6℃以下の寒気が道北にかかるでしょう。
今月に入ってから北海道の山で雪を降らすくらいの
寒気は何度か流れ込んでいますが、
平地でも雪となるような強い寒気が流れ込むのは初めてのことで、
今シーズン初の「冬将軍到来」と言えます。
おととい10月12日(日)には、
鹿児島県肝付町の肝付前田で最高気温35.0℃を記録し、
国内で最も遅い「猛暑日」となりましたが、
来週は北から、いきなり冬の空気がやってきます。
今年の「秋」はかなり短かったとも言えそうです。
一方で、沖縄や奄美ではこの先も気温の高い状態が続き、
10月下旬としては10年に一度の高温となる所もありそうです。
引き続き、沖縄や奄美では暑さに注意が必要です。
気温は全国的に、来週にかけて右肩下がりです。
北海道の旭川など内陸部では19日(日)からは
「雨か雪」の予報となっています。
来週にかけて一気に季節が進みます。
気温の変化で体調を崩さないようご注意ください。