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2025/10/17 11:36
【台風24号発生へ】フィリピンの東の台風のたまごが発達中 10月も台風に注意 熱帯低気圧情報
きょう17日(金)午前3時、フィリピンの東で発達中の熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。
予想通り、台風に発達した場合、「台風24号」と呼ばれることになります。
■熱帯低気圧 10月17日(金)午前9時
存在地域 フィリピンの東
中心位置 北緯13度30分 東経131度20分
移動 西 20 km/h
中心気圧 1006 hPa
最大風速 15 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 23 m/s
フィリピンの東の熱帯低気圧は発達しながら西進し、あす18日(土)にはフィリピンの東で台風になる見込みです。
その後、西北西へ進み、あさって19日(日)にはルソン島を通過するでしょう。
20日(月)には南シナ海に達し、22日(水)にかけて、南シナ海を西に進む見込みです。
■沖縄への影響は
日本への直接的な影響はないでしょう。
しかし、台風の進路や発達の程度によっては、沖縄の先島諸島を中心にうねりを伴って波が高くなる恐れがあります。
また、あす18日(土)午後から、台風周辺の湿った空気が、高気圧の縁を回って沖縄付近に流れ込み、あさって19日(日)にかけて、雨脚の強まることがあるでしょう。
沖縄付近には、20日(月)〜23日(木)は秋雨前線が停滞し、21日(火)〜22日(水)を中心に前線の影響で大雨となる恐れがあります。
雨の降る日が続きますので、最新の情報に気をつけてください。
■10月に台風が上陸することも
フィリピンの東の熱帯低気圧が「台風24号」となった場合、今月に入って4つめの台風発生となります。
10月の台風発生数の平年値は3.4個で、まだまだ台風の発生しやすい時期です。
また、上陸数の平年値は0.3個で、10月に上陸することもあります。
10月も油断せず、台風対策・大雨対策をしておくとよいでしょう。