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2025/11/13 12:14
台風26号 温帯低気圧になっても油断禁物 沖縄・奄美は非常に激しい雨 沖縄本島次第に大しけに
■温帯低気圧になっても沖縄・奄美は土砂災害 沖縄は高波も警戒
きょう13日(木)、台風26号は先島諸島に接近し、午前9時に与那国島の近海で温帯低気圧に変わりました。
この温帯低気圧は、南西諸島近海に長らく停滞している前線と一体化しました。
あす14日(金)にかけて、やや発達しながら南西諸島を東進する見込みです。
低気圧や前線に吹き込む暖かく湿った空気の影響で、沖縄や奄美では、あす14日(金)にかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
■既に総降水量300mm超えの所も
ここ数日、南西諸島では停滞する前線や台風26号の接近で雨の日が続き、おととい11日(火)からの総降水量が300mmを超えている所があります。
【おととい11日(火)〜きょう13日(木)午前10時の降水量】
沖縄本島地方 久米島町謝名堂 356.0mm
宮古島地方 下地島空港 106.0mm
八重山地方 与那国町祖納 233.0mm
奄美地方 喜界島 176.5mm
きょう13日(木)午前9時現在、沖縄本島や奄美では大雨警報の発表されている所があります。
■沖縄本島や奄美で滝のような非常に激しい雨の予想
きょう13日(木)、沖縄本島や奄美で1時間に50mmの滝のような非常に激しい雨、先島諸島で1時間に30mmの激しい雨の降る所がある見込みです。
これまでに降った雨で地盤の緩んでいる所があるため、沖縄や奄美では、あす14日(金)にかけて土砂災害に警戒し、低い土地の浸水や河川の増水に十分注意してください。
雨雲の発達の程度によっては、大雨警報を発表する地域の拡大や、警報の期間を延長する可能性があります。
■次第に大しけに高波に警戒 暴風のおそれも
沖縄地方の沿岸の海域ではうねりを伴い、先島諸島では大しけとなっています。
あす14日(金)にかけて、低気圧と高気圧との間で気圧の傾きが大きくなるでしょう。
沖縄本島でも、きょう13日(木)は次第に波高6mを超え、大しけとなる見込みです。
うねりを伴う高波に警戒してください。
先島諸島と沖縄本島では、あす14日(金)にかけて非常に強い風が吹く見込みです。
最大瞬間風速は35m/sの予想です。
強風に十分注意してください。
気圧の傾きの程度によっては、きょう13日(木)は暴風となるおそれがあります。












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