TOPICS

-
2025/11/15 11:51
今季初JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)発生か 週明け北日本で雪強まり、東〜西日本の山でも積雪か【週間天気】
この土日は晴れて、日中はポカポカ陽気の所が多いですが、
来週明けからは一転、強い寒気が流れ込み、冬の寒さがやってきます。
特に、17日(月)〜19日(水)頃は、北日本で降雪量が多くなり、
東〜西日本の山でも雪の積もる所がありそうです。
この穏やかな週末の天気を利用して、
峠越えをする車は、冬用タイヤに履き替えたり、
雪が多く予想される地域では、除雪機の動作確認をするなど、
雪への備えをお願いします。
この土日は高気圧に覆われて晴れる所が多いでしょう。
日中は東〜西日本で20度前後まで気温が上がり、
日差しがポカポカと感じられそうです。
しかし、あす16日(日)夜からは前線が近づき、
北海道では雨の降り出す所があるでしょう。
●東北は初雪ラッシュか、東日本や西日本の山でも積雪に●
17日(月)〜19日(水)の予想天気図と寒気の予想を見てみると、
17日(月)は強い冬型の気圧配置となり、
平地で雪をもたらす強い寒気が北日本に流れ込むでしょう。
東北では初雪の所が多くなり、北陸などでも雨に雪が混じり
初雪を観測する所があるかもしれません。
18日(火)になると、山陰付近まで寒気が流れ込み、
西日本の標高の高い山でも雪となり積もる可能性があります。
19日(水)になると大陸から移動する高気圧に覆われ、
西から強い寒気は抜けていく見込みです。
●今季初の「JPCZ」の予想も●
さらに、18日(火)〜19日(水)の雨と雪の予想を見てみると、
日本海に長く連なる雨雲の帯があり、
18日(火)朝は日本海から能登半島〜新潟を指向しますが、
夜には若狭湾〜近畿北部にかけて
19日(水)朝には山陰へと次第に南下する予想です。
これはJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)といい、
朝鮮半島北部にある高い山によって寒気の気流(北風)が二分され、
再び日本海上で合流することでできる収束帯です。
この収束帯付近では活発な降水帯が発生し、
この降水域がかかる山沿いでは、降雪量が増える可能性もあります。
18日(火)〜19日(水)頃は北陸〜山陰では急に強まる雨や雪に注意が必要です。
また、JPCZ上では、小さな低気圧やじょう乱が発生するため、
積乱雲が発達してひょうや落雷、突風なども発生することがあり
天気の変化に十分注意が必要です。
来週はじめは冬の寒さが到来し、コートやマフラー手袋など
冬物の衣類が活躍するようになります。
朝晩と日中の気温差、日ごとの寒暖差もかなり大きくなりますので、
体調を崩さないよう十分にご注意下さい。












スマートフォンサイトはこちら
モバイルサイトはこちら










