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2025/11/19 16:04

ストップ!大規模火災 この先の「乾燥+強風」の日は?


きのう11月18日(火)夕方から大分市佐賀関で
発生している大規模火災は住宅など170等以上が燃え、
丸1日経ったきょう現在も消火活動が続いています。

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東京消防庁の「令和6年版火災の実態(確定版)」のデータによると、
火災の月別発生状況は、放火を除く一般火災では、
12〜5月頃の冬〜春にかけて火災が多くなります。

冬〜春先は、冬型の気圧配置となりやすく、
北風(季節風)が強まることが多い他、
春先は、発達した低気圧が日本付近を通りやすく、
春の嵐(暴風)となることが毎年のようにあり、
ひとたび火災が発生すると、延焼・飛び火が起こりやすくなります。

また、太平洋側は冬の間、雪や雨も少なく、
雨量が少なく空気が乾燥しているため、
火がより燃え広がりやすくなります。

実際に、記憶に新しい平成28年12月に発生した
糸魚川市の大規模火災も、空気が乾燥し、強風が吹いている日に発生しました。

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総務省消防庁の「令和6年版 消防白書」のデータによると、
令和5年中の主な出火原因別の出火件数を見てみると、
1位はたばこ、2位はたき火、3位はこんろ、4位は放火となっています。

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週間天気を見てみると、この先も、
太平洋側は晴れて空気の乾燥が続きます。

そして、気象条件的に特に強風や乾燥に注意が必要な日は、
25日(火)〜26日(水)ごろです。

発達する低気圧が北日本付近を通過し、
全国的に風が強まる見込みです。

低気圧や前線の影響で日本海側は広く雨となりますが、
太平洋側は空気の乾燥+強風のダブルパンチで
火災が発生するとより延焼しやすくなります。

「たばこ」や「たき火」の火の始末、
コンロなどの火の元・火の取り扱いには十分にご注意ください。

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