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2025/11/25 16:41
きょう〜あす、27〜28日黄砂飛来 春の使者 季節外れの黄砂が中国大陸から日本へ
ゴビ砂漠などから強風により吹き上げられた黄砂が、上空の風によって華北〜華中付近まで運ばれ、午後2時には韓国まで広がってきています。
韓国でも、視程(水平方向で見通せる距離)が5〜10キロメートルの所が多くなっています。
きょう25日(火)、低気圧が日本付近を通過した後は、西寄りの風が強まり、あす26日(水)にかけて、日本にも黄砂が飛来するでしょう。
南西諸島〜西日本の広い範囲で黄砂が予想されます。
あす26日(水)未明は北陸の一部、あす26日(水)未明〜明け方は東海の一部にも飛来する可能性があります。
南西諸島〜西日本を中心に、視程が10キロメートル未満となり、所によっては視程が5キロメートル未満となる見込みです。
車や洗濯物が汚れるなど、地域によっては影響がありそうです。
また、視程が5キロメートル未満となった場合、交通障害の発生する恐れがありますので注意してください。
花粉症や呼吸器などの疾患がある方は、症状が悪化することもありますので、対策を万全にお願いします。
また、27日(木)〜28日(金)にかけて、前線を伴う低気圧が日本海を発達しながら北東進し、サハリン付近に進むでしょう。
この低気圧が日本付近を通過した後、27日(木)午後〜28日(金)にかけて、南西諸島〜北海道にかけて広く黄砂が飛来する見込みです。
今週は、黄砂の情報をこまめに確認するようにしてください。
黄砂が最も多く観測されるのは、春(3〜5月)です。
春は地面を覆うものがなく、砂埃が舞いやすいためです。
夏や秋は植物、冬は積雪や凍結により地面が覆われていて、黄砂の発生が抑えられています。
ただ、今年は発生域で雨が少なく、乾燥状態が続いていたため、低気圧による強風で黄砂が舞い上がりやすく、この時期でも黄砂が飛来しやすくなっています。












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