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2025/11/28 12:12

季節外れの黄砂が中国大陸から日本に度々飛来 12月スタートは広く黄砂に注意


きょう28日(金)、ゴビ砂漠などから強風により吹き上げられた黄砂が、上空の風によって日本付近へ飛来する見込みです。

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きのう27日(木)、低気圧が日本海を東北東進し、寒冷前線が西日本付近を通過しました。
夜は、寒冷前線が通過した西日本を中心に黄砂が飛来しました。
きょう28日(金)、寒冷前線は東日本や東北を通過し、日本の東海上に達しました。
このため、黄砂は西日本だけでなく、東日本や東北にも飛来するでしょう。

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西〜東日本を中心に、視程が10キロメートル未満となる見込みです。
車や洗濯物が汚れるなど、地域によっては影響があるでしょう。
視程が5キロメートル未満となった場合、交通障害の発生する恐れがありますので注意してください。
花粉症や呼吸器などの疾患がある方は、症状が悪化することもありますので、対策を万全にお願いします。

また、30日(日)〜12月1日(月)にかけて、前線を伴う低気圧が日本海北部を発達しながら北東進し、サハリン付近に進むでしょう。
前線が北日本付近を通過する見込みです。
この低気圧や前線が日本付近を通過した後、黄砂が30日(日)は北海道に、12月1日(月)は九州〜北海道に広く飛来するでしょう。

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黄砂が最も多く観測されるのは、春(3〜5月)です。
春は地面を覆うものがなく、砂埃が舞いやすいためです。
夏や秋は植物、冬は積雪や凍結により地面が覆われていて、黄砂の発生が抑えられています。
ただ、今年は発生域で雨が少なく、乾燥状態が続いていたため、低気圧による強風で黄砂が舞い上がりやすく、この時期でも黄砂が飛来しやすくなっています。
今年は、秋冬でも黄砂の情報をこまめに確認するようにしてく
ださい。

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